日本の『ゴリオ爺さん』

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日本の『ゴリオ爺さん』をご存知だろうか?
それは私。

二人の娘を,一人は明治大学,もう一人は慶応大学に通わせていると,二人の娘の社会的上昇を助けるために破産してしまったバルザックの小説の主人公(『ゴリオ爺さん』,1835年)に,次第に自分が似てくるのが分かる。

Mon petit blog en francais幸せ&のびのび暮らしてます,サンキュー パパ!

日本の大学の学費というのは,父親の愛情を本当に食い物にしている。世界中で仮想経済のスキャンダルが起きている今,私が不思議で仕方ないのは,(子ども一人につき)4年間で400~500万円かかる日本の大学の学費が,実際にかかるものへの投資なのか,仮想的財政計画へのゆすりに近い投資なのか,尋ねようとする親が誰もいないということ。
明大の授業は一時間いくら?慶応の図書館で本を一冊読むのはいくら?

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"We strengthen the individual(私たちは「個」を強くする)"と明大は言う
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"Design the Future(未来をデザインする)"と慶応は言う

これらのスローガンには,電通や博報堂の広告コピーの影響があるように思う。パリのソルボンヌ大学では,もはや誰も知らないラテン語の古い格言が冠されなければならない。が,2008-2009年度の学費はなんとたったの169ユーロ(日本円で約22,000円)!

『ゴリオ爺さん』とは逆に,私はまどかにもなぎさにも,日本の財閥の御曹司や米国の銀行マンとは結婚してもらいたくない(特に今は)...。むしろ金持ちの夫など探す必要はない!貧しい羊飼いと結婚したっていいのだ(あまりに貧しすぎて生活できないと分かれば,離婚すればいい)。

26年間,色んな大学で教えてきた私は知っている,多くの(全員ではないが,多くの)学生にとって,大学は何の役にも立たないということを...。

Mon petit blog en francaisMon petit blog en francais二人のゴリオ爺さん

日本の大学が何の役にも立たないことが分かっていてもーやれやれー何もしないよりはましだから...私は払うのだ,底が尽きるまで...。

グルメな追伸

高田馬場の小さなイタリアンレストランで働く二人のシンデレラの,
ヒールの靴と夜会服のために。
古びた建物の地下にあって,入口の見た目はパッとしないけれど,
かまど担当のご主人も,接客担当の奥さんもいい人です!


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居酒屋の雰囲気の「ダイゴ」の店内


19時から早朝6時まで開いてます。
お店で「私(まどか&なぎさのゴリオ爺さん)の紹介で」とおっしゃっていただければ,食後のコーヒーか紅茶がサービスになります!

tel: 03-3365-5447

http://italian-daigo.com/







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