Kunitake Hidenori

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友人の国武秀典氏が東京へ戻った。日本の総合広告代理店の地方局から,世界的な広告代理店の日本支局へと職場を変えたのだ(ややこしい書き方をするようだが,代理店には常に駆け引きが必要で,会社の匿名性を保たないといけないので...)

レーズンサンド「シャン・デ・レザン」のCMを作った彼に敬意を表します。



これは私の知る限り,商品であるお菓子が地面に落っこちる唯一のCMだ。おばあさんを屈ませ,シャン・デ・レザンを拾わせるアイデアを受け入れたクライアントにも敬意を示そう。

国武さんには,福岡の不動産会社のCM出演する機会を与えていただいたことでも感謝している。自分を観るのはあまり好きではないが(ちょっと滑稽なので),ハリウッドのオスカー賞最優秀外国人男優賞を受賞し,国武さんに謝辞を述べる場面を想像してしまったことは告白しないといけない。

東京公演の最初の休憩時間の直前,スポンサーCM特集のすぐ後にそのCMを上映した時には,サブリミナルメッセージを加えさせてもらった。来年度のCMフェスティバルの予算にいい効果をもたらすだろう。



国武さん,九州の優れたローカルCMの数々をありがとうございました。またすぐに東京でお会いしましょう。次の企画で「フランスの老人」役が必要になったら,私の予定はいつでも空いていますからね!

Ame Repos
↑プレゼン用絵コンテの「フランスの老人」
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1984/2004 Ridley Scott for "Nob"

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今週月曜,米国系の大手映画配給会社で働いている友人ノブと昼食を一緒にした時,アップル社マッキントッシュのためにリドリー・スコット監督が1984年に撮影した有名なCMを私が新宿で上映しているとき,彼も同監督の『ブレード・ランナー』決定版(ディレクターズ・カット)を銀座で上映していたことが分かった!

私はノブにこのスポットCMを見せることを約束した。ブログ訪問された方にもこの機会にお見せしよう。1984年アメリカのスーパー・ボウルの際にたった一度きり上映されたものだが,(IBMのライバルとしての)アップル社のパソコンの到来を印象づけ,人々の記憶に残ることになった。CMタイトル『1984』はもちろん,ジョージ・オーウェルのサイエンス小説『1984』に由来している。



1984年版と2004年版ではひとつだけ違うところがある。探してみてください!



追伸:ノブさん,スタンリー・キューブリック監督のDVDセットありがとう!



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その昔,地方に住む母親たちは,息子の写真が新聞に載りやしないかと心配したものだ。東京で一旗揚げようとする彼らに,母は思いを込めてこう言った。
「したいことをすればいい。でも新聞に載るようなことはするんじゃないよ。それだけが母さんの願いだよ」



CMフェスティバルのおかげで,新聞にしばしば私の写真が載るようになった。今までのところ社会面の事件の記事じゃなく,イベント欄に載ってきた。

しかし今週は違う。歌舞伎町の中心,新宿ミラノ1でのオールナイト2日間の公演のあと,朝日新聞「天声人語」に載るという栄誉にあずかったのだ。



統計的にみて,朝日新聞の社説に載るより三面記事に殺人犯として載るほうが「簡単」だと私は考えている(真面目で知的で有名なこの欄とかけ離れた,大衆的なイベントをプロデュースしているときは特に)。幸いに私はまだ誰も殺しておらず,統計のほうでも予期せぬ出来事が起こる余地を残しておいてくれたということだ!

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