遅くなってしまいましたが、
3月11日の授業です。
今回は、古い畳の表締めという作業の授業でした。
8期生で初めて行う内容で、7期生の先輩も見学に来てくださいました。
まずは、畳を両端のみで支えて中央部のタワミ具合を確認です。
私のは、比較的たるみが少ない感じです。
古い畳表をなどを取り除き畳床だけにします。
これは、畳床の上面になります。
上にくっついているゴザの切れ端も取り除きます。
畳床を裏返しにして藁を均等に並べていきます。
酷いところは多めにしますが今回は均等に。
そして、コモをかぶせて
軽く引っ張って待ち針で固定します。
ひっくり返して
出っ張っているコモを邪魔にならない程度切って
画像の糸で縫われていないところに藁をうっすらと置き、ひたすら縫っていきます。
最初に縫われている糸と少し重なるように・・
なかなか進まないです。^^;
全部でウネを11本縫います。
このあたりで帰りの新幹線乗れないかもとハッパをかけられ休憩も程々で、
時計見ながら縫ってました。
そして、縫った糸を引張り足で踏んで締め込んでいきます。
もう、写真なんか撮っている気力もなく、
大汗かき、足腰ふらふらになりながら・・・(T . T)
締め終わると畳の周りは埃だらけ。
近くで見るとこのような感じになります。
埃で縫った糸も古い糸と同じ色になっちゃった。
最後に、最初と同じように畳を置いて測定。
畳床は、しっかりとなりました。
前回の裏締めよりも縫った数が多い分、
締める糸の数も多く終わったらもうフラフラで、
筋肉痛が数日続いておりました。^^;
来月は巷で言う琉球畳ではなく、
畳屋さんが言う琉球畳の勉強になります。