「Re:ゼロから始める異世界生活」第7話「ナツキ・スバルのリスタート」の感想など。
レム、ラムに見られる前に事を終わらせようとしていた。
そんなにスバルが信用ならなかったか。
スバルはこの場を、携帯のカメラ連射フラッシュで逃げようとした。
だがその後、背後からの一撃で足を斬り落とされてしまう。
しかもレム、こんなあっさり死なれては聞き出すことも聞き出せないと、治療しおった!
ちょっとS!?
お聞きします。あなたはエミリア様に敵対する候補者の陣営の方ですか?
もちろんそんなことはないのだが、レムは苦痛を与えることでスバルから本当のことを聞き出そうとしてた。
いや本当のことって言っても敵対は一切してないから答えようがないんだけどさ!
魔女の臭いって何だ!?いつそんなのつけられた!?
というか、レムは今狂気に駆られている状態?
つーかただの嫉妬じゃんか!
うわぁ、スバルも心の底から叫ばないと死に戻りのストレスでくたばっちまうわな。
はい、4度目のリスタート。
あんなことがあった直前だったから、レムもラムも信用できないので怯えるしかないわ。
もう耐えられない。
スバルはエミリアに、死に戻りのことを話そうとしたが…
突然、心臓を抉られそうな強烈な不快感で恐怖が刻まれ、言葉にすることができなかった。
完全に引きこもりになるしかないのか。
死に戻りを誰にも打ち明けられない以上、スバルの精神が朽ちるのは時間の問題か。
と、ここでベアトリスが部屋までやって来た。
スバルの精神状態がおかしいとエミリアに言われ、やって来たってさ。
ん?魔女の臭いが濃くなっているって?
お、ここでスバル、パックに言いつけるぞとある意味ベアトリスを脅して引き留めた?
そこでこんな願いを言った。
5日目の朝、明後日の朝、その時間まで俺を守ってくれないか?
降りかかる火の粉から身を守りたいための手段。
今回の件に限ってはベアトリスの言葉に返す言葉がないのも事実。
だがベアトリス、ここでスバルと契約する。
仮であっても聞いてもらえること、今のスバルにはありたがいわな。
その晩。
何度も殺される悪夢にうなされるスバルだが、ベアトリスの守護が守ってくれた?
禁書庫にいた方が安全かな?
それからしばらく経って、ベアトリスは誰かに呼ばれていると、スバルを禁書庫に残して出てっちゃった。
大丈夫か?
そして恐る恐る扉を開けたところ…
まさか…超えたのか?4日目の夜を…?
あれだけ遠いと思っていたのに、こんなあっさりと超えたことに、変な声が漏れてしまう。
そこへエミリアが現れ、スバルの手を引いて向かう先…
突然のラムの悲鳴が!
そこには、殺されたレムの姿が。
全く訳が分からない。
今度はラムからすごい敵意向けられちゃってるよ!
ロズワール曰く、死因が衰弱死だってさ。
あれ、本来はスバルにかけられてたんじゃなかった?
スバルがベアトリスと契約したことでその辺が変わっちゃったのか?
まあ、これで再びスバルが疑われるのは仕方ない。
洗いざらいぶちまけて楽になりたい気持ちはあるが、あんな思いをするのは嫌だった。
が、その反応がラムの逆鱗に触れたみたいで殺されちまう!
ここはベアトリスとの契約があったので助かったが、今度はロズワールとベアトリスで険悪ムードに。
だが、ここでもエミリアがスバルを信じてみる、と言ってくれた。
エミリアたんマジ天使!
だが今のスバルにはどうすることもできず、その場を飛び出してしまう。
これでラムから命を狙われること確定。
逃げ出してしまった。
もうあの場所には戻れない。
ふと、今いる場所が前回レムに殺された死に場所に似ていると思い出すスバル。
死ねばやり直せると思ったが、あがいた結果がこの状況だと思うと、死に戻って何の意味があるのかも分からなくなってくる。
その先は崖。
下を見下ろせば落ちれば死ねる場所。
一歩踏み出せば終わりだが、足がすくんで動かない。
気が付けば夕方。
ベアトリスの声で目を開けたスバル。
何もレムとラムのことを知らないまま、独りよがりで走っていたことを後悔するのである。
ベアトリスは最後の願いで、スバルを領地の外へ逃がすと口にし、手を差し出す。
その手を握ったスバル、ふと思い出す。
そういえばあの時、両手を誰かが握ってくれてた…
あれ、レムとラムじゃないか!?
苦しむ自分を見ていられない。そんな2人だったとしたら、スバルは放っておけるわけがない。
せっかく拾った命、楽な方に行くことの何が悪い!
突破口に気づけたか。
だがここで時間切れ。
ベアトリスに逃がしてもらう前に、ラムに見つかってしまった。
が、覚悟が決まったスバルは分からないことだらけを知っていこうと告げ…
俺が、お前らを、大好きだってことをだよ!
そう叫んだ直後、スバルはベアトリスの制止を振り切り、崖を飛び降りた!
今度こそ、絶対に助けるために。
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