こんな記事があった。
たしかに生徒たちを見ていると、大半の生徒は休日にクラブをしている。
半数というよりも、学校によっては、半数以上だと思う。
この記事でワタシが気になったのは、
「ゆとりを目的に導入された週5日制だが、休日は部活の大会も多く、なかなか休む間がないのではないか」
というコメントだ。
ゆとり=休むこと
ではないはずだ。
部活に参加することは、意義のある休日の過ごし方ではないのか。
部活で汗を流し、教室では得られない「何か」を学ぶことは、最終的には、心にゆとりのある人間へとつながっていくのではないか。
「ゆとり教育」という言葉がもてはやされ、その言葉だけが一人歩きをしてしまい、その本来の目的が忘れ去られているような気がするのはワタシだけではないはずだ。
勉強勉強と目の色変えて、まわりのことに関心を持たず、自分さえ良ければいいという子どもではなく、心にゆとりのある子どもの育成が一番大切なのに…
ワタシももう一度じっくり考えてみたい。