2007年05月01日

カトー「オフィスビル2」

テーマ:N・1/144スケール

ビル

 筆者が製作中のN(1/150)スケールの街並みは、トミーテックの街並みコレクションが中心なので、どうしても2階建て程度の建物が多くなり、変化に乏しいのが難点です。時代的には昭和から平成初期ぐらいを目指しているのですが(もちろんそんなに厳密に考証しているわけじゃありません)、この時代で5、6階建てのビルが全くないというのもかえって不自然です。本当は1000円ぐらいしてもいいから、街コレで出してほしいのですが、いつまで待っても出る気配がないので、仕方なくNゲージストラクチャーのお世話にならざるを得ません。ということでこのたび購入したのがカトーの「オフィスビル2(グレー)」という商品です。

 Nゲージストラクチャーのメーカーとしてはカトーのほかにトミックスやグリーンマックスもありますが、トミックスは街コレを出しているトミーテックのグループのくせに価格は安いが品質も安っぽいものが多く、グリーンマックスは無塗装なので塗る手間が掛かる、ということで、消去法で行くとカトーしか残りません。今回の商品は希望小売価格は2730円(税込み)もしますが、通販では2000円ちょっとで買えました。カトーのストラクチャーはビジネスビル2(アイボリー)に次いで2つ目になります。

 この商品、出来は期待通り非常にいいのですが、付属のシールがとにかくやたら多くて張るのは大変です。「グレー」というのはタイル部分以外の壁の色なのですが、ここも成型色丸出しではなく、しっかり塗ってあるのが偉いところ。トミックスのように成型色そのままだと、プラスチックの微妙な透明感やてかりが出てしまい、台無しですからね。6階建てで2フロアごとに上下に分割できるため、真ん中2フロアを抜くと4階建てにもなるのですが、このために2フロアごとに分割線が入ってしまい、見てくれの点ではマイナスです。4階建てのビルがほしければ、最初からそういうものを買うのだから、このギミックは不必要だと思います。それにしても、これだけ手の込んだ作りとボリュームを考えれば、ブラインドでもないし2000円オーバーというのも納得できるというものです。これをもし街コレでやったとすれば、ブラインドでも1500円はするだろうし、それだけの価格で中身が分からないものを買うかといわれればちゅうちょせざるを得ません。次の街コレは「宿場町編」だそうで、正直ほしいと思う建物はひとつもありません。その次はどうやら「歓楽街編」になりそうで、こちらは少し期待していますが、やはりビジネスビルとなると難しそうです。そこを何とか、とかすかな望みがもっているのですが…。

2007年04月24日

エフトイズ「マクロスバルキリーコレクション」

テーマ:N・1/144スケール

マクロス1
 1/144ワークショップシリーズのエフトイズから、同じ1/144でキャラワークスという新シリーズが出ました。その第1弾は「超時空要塞マクロス バルキリーコレクション」です。でも筆者はマクロスってほとんど知らないんですよね。知識といえば(1)トムキャットみたいな飛行機がロボットに変形する。足だけ出てるバージョン(ガウォーク)もあり(2)ミンメイという名前(3)「俺の歌を聞けー!!」っていう台詞(これはマクロス7?)-このぐらいしかありません(笑)。ブラインドボックスで1個税込み473円とやや高い価格設定。ラインナップはVF-1J一条機(TV版)、同ミリア機(TV版)、VF-1S一条機(劇場版)、同フォッカー機(劇場版)、VF-1A量産機(TV版)、VF-1Aエンジェルバーズ(TV版)のノーマル6種+シークレット(VF-1Aマックス機 ゼントラーディカラー)の全7種です。(´-`).。oO(って書いても何だか全然分からんなぁ)

 キャラを知らないのになぜ買ったのかといえば、やはり「1/144」の文字なんですねぇ。で、最初に出たのはVF-1Sのフォッカー機。でもこれ、垂直尾翼がなくて全然トムキャットに似てないじゃありませんか。箱絵を見たら、一番似てそうなのはVF-1Jだったので、おそらく一番軽いだろうと当たりを付けてもうひとつ買ったら、機種は当たりでしたがなぜかシークレットでした。これじゃ何だかもったいなくて開けられないじゃないか!ヽ(`Д´)ノ  仕方がないのでVF-1Sだけでレビューを書いて見ます。

 何となく眠いモールドとか、しっかりはまらず透き間が開く部品とか、出来はいつものエフトイズっぽさがそのまま残っています。ただし脚部の部品は今までの現用機より細くて繊細になった(その分折れやすくなった)ような気がします。でもこういう模型っぽさよりおもちゃっぽさを感じさせるエフトイズの“味”も、これはこれでありだと思います。何と言うか精密感はないけれど、半面壊れやすそうな危うさもないと言ったらいいでしょうか。でもやはり、というか、変形は一切しませんし、いかにも動きそうな翼も可変翼ではありません。2連装カノン砲の砲口が開いていない、というのも減点ですね。塗装はそこそこ頑張っていて目立つはみ出しや乱れはありません。白い成形色の上にもちゃんと白で塗装しているというのは隠れた努力賞でしょう。付属のスタンドはワークショップシリーズと全く同じです。
マクロス2
 さて、組み立ててみて気付いたのですが、バルキリーって現用の戦闘機に比べればかなり小さいんですね。何だかイメージがちょっと変わりました。これも統一スケールのなせる業なのでしょう。架空の話にスケールなんてちゃんちゃらおかしい、と思う方もいるでしょうが、たとえば同じ1/144のガンプラと先日出たボトムズと今回のマクロスを比べるなんてこともできるわけで、そう捨てたものじゃありません。本物があろうとなかろうと、所詮スケールモデルというのはイメージの問題ですしね。ボトムズはタカラ、マクロスはエフトイズと、違ったメーカーから同じようなコンセプトの商品が出たということは、いよいよキャラものもスケールの時代に入るのか、という予感もします。

2007年04月09日

TOMYTEC「ザ・人間」

テーマ:N・1/144スケール

人

 筆者の地元では売っておらず、東京でようやく見つけて買い求めてきたものはまだまだあります。そのひとつがトミーテックの情景コレクションシリーズ「ザ・人間」。1/150のNスケールで、建物コレクションに合わせて「農家の人々」と「工場の人々」の2種(色違いで計6種)が出ているのですが、なぜか地元では建物コレクションを売っている店でも置いてありません。東京ではあちこちで売っていたので、工場の人々(006)を買ってきました。希望小売価格は税込み420円ですが、ディスカウントされて336円でした。
 12体が1パックになっており、ヘルメット姿や帽子の作業員、座っている人、運転中の人、事務員らしき女性やエプロン(?)姿などさまざまな種類が入っています。もちろんすべて彩色済みです。Nスケールになるとさすがに顔の塗り分けなんて無理だし、あくまで雰囲気だけなのですが、やはり人がいるかいないかは大きいので、これはけっこう重宝します。値段的にも、一般のNゲージ用ストラクチャーとして売られている商品は、これより少ない人数で値段は高いので、かなりリーズナブルだと言えるでしょう。ザ・人間、というネーミングの是非はともかく、今のところこのシリーズは建物コレクションの関連商品に特化している感じですが、それ以前に街並みコレクションが数多く出ていることを考えれば、通行人とかもっと普通の人々を出してくれてもいいと思います。もっともそうなったら既存の商品は大幅に値下げしないと駆逐されてしまうかもしれませんが…(と思っていたら、6月に「乗る人々」という商品が出るようです。でも電車やバスの車内にしか使えそうもないので、私的にはあまり意味はないなぁ)。トミーテックにはラインナップの充実とともに、販路の拡大もお願いしたいところです。

2007年04月08日

TOMYTEC「THE Truckコレクション 第3弾」

テーマ:N・1/144スケール

TC3

 トミーテックの「THE Truckコレクション」第3弾が発売されました。言わずと知れた1/150(N)スケールの情景模型用アイテムで、今回のラインナップは三菱ふそう スーパーグレートが出光興産(新カラー)16klタンクローリー、新日本石油同、一般営業用ウイングバン(前1軸)、日本通運パネルバン(同)、佐川急便パネルバン(同)、日産ディーゼル クオンがジャパンエナジー16klタンクローリー、昭和シェル同、16kl化成ローリー、郵便局(前1軸)、三菱ふそう大型トラック(FU)が日本通運(前1軸)、一般営業用(同)に、日野TCの東京消防庁・日本機械工業はしご車というノーマル12種+シークレット(出光興産16klタンクローリー・旧カラー)の全13種。税込み420円でブラインドボックスです。トラックコレクションも3弾ともなり、ワーキングビークル(WV)も含めれば大型トラックは運送会社が開けるほどたまってきたので、今回の狙いはズバリ「はしご車」。筆者が見つけたコンビニでは大箱からいくつか買われた後でしたが、軽い方から4つ買ったらうち1個がズバリ賞でした。残り3つは判で押したようにタンクローリーでしたが(せめて1つは化成ローリーであってほしかった…)。

 筆者が造成中のNスケールの街には、街並みコレクションで出た消防署もちゃんとあるのですが、配備されている消防車はトラコレ2弾で出た年代物のポンプ車と、レスキュー119で昔出た窓が黒塗りのはしご車しかありません。これでやっと黒塗り窓のはしご車には引退願えるというものです。で、今回のはしご車ですが、一番感心したのは写真のようにはしごが伸びるし回ることです。はしごはクリアパーツに塗装というごまかし仕様ではなく、ちゃんと“抜けて”います。その分強度面の不安はありますが、リアルさという点では文句なしです。惜しむらくは車体部分に一部塗装の乱れがあったことと、はしご収納時の支持部品がちゃんとはまっていなかったこと。また、キャビン部分はクリアパーツに塗装しているのですが、赤色灯が不透明の赤で塗られていたのはちょっと残念です。ここがクリアの赤ならぐっと雰囲気が出ていたはずなのですが…。

 タンクローリーはWVでも出ており、結構台数はあるのでこれ以上はいらなかったのですが、サイドバンパーとかはしごの部分とか、個々のパーツの繊細さや組み立ての制度でも、やはりトラコレが一枚上です。ラインナップもメジャーな会社だけなので、複数走らせていてもあまり違和感はないでしょう。

 さて、消防車が充実してくると、やはり救急車も欲しいところです。ネットで検索してみると、Nスケールの救急車は出ていることは出ているのですが、1台1000円近くするんですよね~。通販で買うと送料や何だで1500円はかかりそうです。自作しようかとも考えましたが、そもそもベースになる白のワゴン車が売っていないし(T T) あ~~、東京で探してくるんだった、と後悔しきりです。ポンプ車も、もう少し新しい型のがほしいのですが、トラコレで「救急車両編」とかいうのを出してくれないものでしょうか。値段が今のままで小さくても文句言いませんから…。

2007年03月10日

トミーテック「THE CARコレクション Vol.4」

テーマ:N・1/144スケール

カーコレ4

 TOMYTECの1/150(N)スケール「THE CARコレクション」シリーズ、半年ぶりに4弾が出ました。2弾は1980年代、3弾はフェアレディで新しい車が多かったのに、今回はぐっと時代がさかのぼって「1960年代編」です。ラインナップはトヨペットクラウンセダン(赤、黒、ベージュ、横内タクシー、警視庁パトカー)、トヨペットクラウンワゴン(紺、白、警備保障、東京消防庁、警視庁パトカー)、プリンススカイライン2000GT(赤、白、赤/白、レース仕様#39、同#41)、日産ダットサントラック(白、ライトグリーン、紺、水色、茶)のノーマル20種のうち同一車種3台セット(組み合わせは12通り)ですが、シークレットはトヨペットクラウンセダン(横浜タクシー)+ダットサントラック(ニッサンサービス)+トヨペットクラウンワゴン(救急車)のセットのようです。ほかはともかく、救急車は欲しいなぁ。ブラインドで税込み420円はこれまでと同様です。60年代はちょっと古すぎるので、本来ならパスものですが、クラウンワゴンは比較的新しいモデルで筆者も記憶にあるし、小型トラックもレイアウトにアクセントを付けるには最適な素材ですから、このどちらかが出ることを祈って1つ買ったら、写真のトラックでした。(^^)
 さてこのトラック、相変わらず小さい割には良くできています。ボンネット上にはスリットまでモールドで再現してあるし、エンブレムらしきものもあります。これで幌が外れたらもっと利用価値が高いと思ったのですが、残念ながら一体成型のようです。タイヤ&ホイールは1弾のブルーバードのように幅が狭すぎるなんていうミスはないのですが、タイヤの周囲が凸型になっているのはちょっといただけません。さすがに車内のハンドルやシートの再現はありませんが、車体下にはドライブシャフトやサスペンション、スペアタイヤまでモールドされていて、ちょっと笑いました。
 できればクラウンワゴンも欲しいところですが、3弾のフェアレディでは240ZGが出るまで5、6箱買ってしまい、結局パトカーは出ず終いという苦い思いをしているので、今回は慎重に行ってみようかと思います。ま、もう1つ位買って出なければ出ないであきらめが肝心ってことで…。

2007年03月05日

トミーテック「THE トレーラーコレクション第2弾」

テーマ:N・1/144スケール

トレーラー2

TOMYTECの「THE トレーラーコレクション」に1年ぶりの2弾が出ました。税込み483円でブラインドは1弾と同じ。今回は海上コンテナ中心のラインナップだそうで、日本高速輸送 ふそうスーパーグレート+川崎汽船20ftコンテナ、日本高速輸送 日産ディーゼルクオン+川崎汽船40ftコンテナ、日本コンテナ輸送 日野プロフィア+ 日本郵船20ftコンテナ、日本コンテナ輸送 ふそうスーパーグレート+日本郵船40ftコンテナ、国際コンテナ輸送 日産ディーゼルクオン+商船三井20ftコンテナ、国際コンテナ輸送 日野プロフィア+商船三井40ftコンテナ=写真奥=、日産ディーゼルクオン+琉球海運20ftコンテナ、日本通運 日産ディーゼルクオン+フリー20ftコンテナ、日産ディーゼルクオン+フリー重トレーラー、日野HH+フリー重トレーラー=同手前=のノーマル10種+シークレット(日産ディーゼルクオン+川崎汽船)の全11種です。

 1弾の時にも書きましたが、トレーラーというのは港が近い街ならともかく、筆者の住むあたりではそうそうお目にかかれるものではありません。大きなコンテナだと1弾と同じになってしまうので、重さの異なる2つを選んで買ったら、ご覧の通りでした。商船三井はいまいちでしたが、重トレーラーはレイアウトに置けばかなりのアクセントになりそうです。筆者が製作中のNスケールの街並み(電車は抜き)は最近少々“拡張”し、4車線道路も建設中なので、ここならトレーラーが通っていても違和感はないでしょう(笑)。とはいっても、やはり道を行くのがトレーラーばかりというのもおかしいので、いずれにしてもそう数はいらないアイテムと言えましょう。

2007年03月02日

エフトイズ「アクロチームコレクション2」

テーマ:N・1/144スケール

アクロ2

 エフトイズの1/144スケール・ワークショップシリーズ第10弾「アクロチームコレクション2」が発売されました。今回は箱に「EX」と入っていて、そのためか値段も税込み399円になりました。ブラインドなのは今までと同様。ラインナップは4機種で、これまで同様1機種につきノーマル2種とシークレット1種という組み合わせ。機種はF/A-18ホーネット(a.アメリカ空軍“ブルーエンジェルス”=写真手前、b.同第192戦闘攻撃飛行隊、s.米海軍仮想敵機アドバーサリー飛行隊VFC-12)、F-5Eタイガー2(a.スイス空軍“パトルイユ・スイス”、b.同第8飛行隊、s.アメリカ海兵隊第401戦闘訓練飛行隊)、Su-27フランカー(a.ロシア空軍“ロシアンナイツ”、b.同第941戦闘航空連隊、s.ウクライナ空軍第831戦闘航空連隊)、F-104スターファイター(a.西ドイツ空軍“バイキングス”、b.カナダ国防軍第417転換訓練飛行隊、s.イタリア空軍第10全天候要撃飛行隊)の計12種です。タイガー2以外は他社や過去のシリーズで持っている機種ばかりだったので、本当はタイガー2狙いで重さの異なるものを5つ買ったつもりなのですが、ブルーエンジェルスのダブりにフランカー2種、F-104カナダという惨憺たる結果でした。よりによって一番欲しいものだけ避けて買うことになるとは…我ながら情けないです。orz
 それはともかく今回の出来ですが、ホーネットだけ組み立てた感想から言えば、あまりいいとは思えません。まず機首部分が部品を削ってやらないとはまらなかったこと。さらに今回は飛行形態を選んだのですが、脚カバーもすんなりとははまりませんでした。キャノピー後部は機体との間にかなり目立つ透き間があるし、黄色部分の塗り分けは境界がぼけた感じ。機体後部のノズルは塗装がすっぱげたようになっていました。もともとエフトイズの製品は部品精度という面ではそう褒められたものではないのですが、今回はさらに品質が落ちたような気がします。もっともダブったブルーエンジェルスのノズルはちゃんと塗装されていたので、全部が全部ひどいわけでもなく、個体差もあるのでしょうが、Jウイングで出たスーパーホーネットと比べてもかなり落ちる感じなのは残念です。ま、500円と400円の違いと言ってしまえばそれまでですが、実戦仕様の機体にはある程度武装(せめてパイロン)は付けてくれないと様になりません。アクロ1ではちゃんと付いていたように記憶しているのですが…。
 もう少し時間的な余裕ができたら、フランカーもJウイングと今回のを比べてみようと思いますが、Jウイングよりマシなのは塗装済みのパイロットのフィギュアが付属し、モールドが運河彫りじゃない点ぐらいでしょうか。WCCや世界の傑作機がシリーズ終了といわれる中、残る1/144スケール航空機シリーズはこの2種ぐらいなので、両社とももう少し品質を上げる努力を期待したいところです。

2007年02月28日

TOMYTEC 建物コレクション「町工場」

テーマ:N・1/144スケール

町工場

 トミーテックの建物コレクション、シリーズ3弾は「町工場」です。Aは木工製材所、Bは写真左の鉄工所、Cは右の箱の食品加工所という3種類のラインナップ。いずれも税抜き940円で、非ブラインドなのはこれまでと同様です。今回は農家と違って、できれば全部買うつもりでしたが、やはりいざとなると3つで3000円近い出費はちょっと痛いのと、製材所の“母屋”が普通の看板建築だったのに少々興ざめしたので、BとCだけにしてしまいました。

 前2弾の農家A~Fが実は当初、街並みコレクションの一環として企画された商品であることは以前書いた通り。従って今回の町工場は実質、建物コレクションの第1弾と言うこともできます。そのためか今回は敷地面積が農家より大きくなり、精密さという点はともかく、ボリューム感は農家より増しています(少なくとも農家Fのような外れはありません)。相変わらず素材のせいで反りが入った部品があり、きっちり組み上がらないのは残念ですが、トタン屋根がボコボコだったり、町工場特有の薄汚さ(といったら失礼ですが)が汚し塗装でうまく表現されていて、既存のNゲージストラクチャーにはない魅力を生み出しています。特に鉄工所の/\/←こういう形の屋根は、昔の「工場」というイメージにぴったり。そこへ行くと食品加工所はいまいち個性に乏しいのですが、逆に看板さえ掛けてやれば別の建物に転用できそうです。

 従来のNゲージストラクチャーと比較すれば、価格分の価値は十分あるとは思うのですが、ただ困るのは建物シリーズはいずれも敷地面積が結構広く、なかなかこれまでの街コレとかと組み合わせるのが難しいことでしょう。今後はむしろ面積より高さをだしてもらって、街コレ5弾の「大型建物編」より一回り大きいビルなんかを作ってもらえないでしょうか。特にあまり特徴のないビルだと複数買って使い分けできるし、大変助かるのですが…。トミーテックさん、ぜひご検討をお願いします。

2007年02月07日

童友社「ドラ猫飛行隊」

テーマ:N・1/144スケール

ドラ猫

 童友社の1/144現用機コレクション第5弾はまたもやF-14トムキャット、「ドラ猫飛行隊」です。税込み399円でブラインドなのは今までのシリーズと同様。ラインナップはVF-14(トップハッターズ)=写真=、VF-41(ブラックエイセス)、VF-211(ファイティングチェックメイツ)、VF-31(トムキャッターズ)、VF-33(ターシアーズ)、VF-154(ブラックナイツ)、VF-11(レッドリッパーズ)とスペシャルのVF-213(ブラックライオンズ)の全8種です。
 筆者は以前からトムキャットファンなので、おそらく前作(2弾)と金型は同じだろうとは思いましたが、ついつい1個買ってしまいました。前作との違いはキャノピーがクリアになった点ですが、その中に見えるコックピットは丸い頭と座席の上部があるだけ。前弾の「空と雲と鷲と」(F-15Jイーグル)よりさらにひどい造形です。こんなコックピットなら見えない方がマシとも言えます。金型はやはり前作と同様なので、相変わらず前後脚とも格納部分が全く無視されているし、エアインテークもふさがったまま。増槽、脚ともに未塗装だし、パイロンもなし。可変翼は左右連動しません。おまけに脚を付けて着陸状態にしようと思うと、どう頑張っても尻もちをついてしまいます。と、ここまで書くとどうしようもない商品のようにも思えますが、塗装は非常にきれいだし、マーキングもタンポ印刷で細部まで入っているんですよね。ほかの航空機モデルのようにデカールを張らないくてもいいのは非常に楽だし、食玩(厳密に言えばこれはお菓子が付いてないので、食玩ではありませんが)は本来、買った人間があまり手を入れなくても済む、というのが理想だと思うので、そういう意味では優れた商品であるとも言えます。値段も現用機は500円クラスが当たり前の昨今にあってはリーズナブルです。つまり実に微妙な商品なのですが、やはり着陸状態で飾るのはどう考えても無理があるので、何か別の商品からスタンドを流用して飛行状態にして飾るべきでしょう。50円程度値上げしても、オリジナルスタンドを付けてもらえないでしょうか。ディスプレイスタンドは同社が通信販売もしていますが、送料込みとはいえ本体より高い500円ではちょっと買う気になれないんですよね。500円で3個入りなら考えなくもないのですが…。

2007年02月06日

TOMYTEC「建物コレクション 農家D」

テーマ:N・1/144スケール

農家D

 トミーテックのNスケールシリーズ「建物コレクション」の2弾目となる農家D、E、Fが発売になりました。ブラインドではなく、1個税込み987円。写真の農家Dは「漆喰塀の豪農」、Eは「山中に立つ農家」、Fは「農家を彩る小物たち」ですが、Eは1弾で買った農家Bと赤いトタン屋根がちょっと似ていたし、Fは作業小屋と蔵、ビニールハウスなどのセットで明らかにボリューム不足だったためパス。消去法でDを買いました。

 建物コレクションは良くも悪くも街並みコレクションとほぼ同じです(もともと街コレとして開発されたのだから当然ですが)。屋根など、使い古された塗装表現は相変わらず素晴らしいし、ディティールも細かいとは思いますが、素材の関係で妙に反ってしまう部品が多いのも相変わらずです。それに加えて今回は、部品のはまりが良くない部分が多くて閉口しました。門柱などは軸を削ってやらないと入らなかったし、漆喰塀は軟質素材でできているのですが、写真で見ても分かるように歪んでいます。どうも大型の建物になるほど、反りや歪みはひどくなってきたようなので、ここは一度、素材から見直してみるのも手ではないでしょうか。非ブラインドとはいえ、1000円近い商品なのですから少なくともまともに部品がはまらない、というようなことはないように、品質管理はしっかりしてほしいものです。

 このシリーズ、第3弾は「町工場」のようで、筆者はかなり期待しています。農家では利用できるシチュエーションがかなり限られてきますが、町工場なら商店街や住宅街の近くにあってもさほど違和感がないし、街並みにかなり変化を付けることも出来るので、出来によっては3種類全部買ってもいいかと思っています。そういう訳ですからトミテクさん、出来のほうもぜひ改善してくださいよ!

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