2005年11月09日

家族のお陰です

テーマ:閑話休題

世界のスヌーピー1.5

 9月4日に紹介したASAHI「世界のスヌーピーキャンディ」ですが、全部で8袋買ったにもかかわらず、「スペイン」だけ出ず、ほどなく店頭から姿を消してしまいました。ところが先日、家族が某コンビニに飴玉を買おうと行ったら偶然あった、と買ってきてくれました。フィギュアは子供がもらう予定だったようですが「スペインだったら、お父さんにくれ!」と頼んで、出たのが見事スペイン! 発売から2カ月、トレードに頼らず自力(?)でコンプした食玩は、これがおそらく最長期間だと思います。いやー、やはり家族の助け合いは大切です。(^ ^)

 これがキャンディーじゃなく、別のお菓子ならもっと買ったかもしれませんが、あまり大量に買っても消費できないですからね。この商品自体、置いている店も当初から限られていたし(セブンイレブンでは一度も見たことがありません)、トレード掲示板を見ても出てきたためしがないので、店頭にない以上、コンプはほとんどあきらめていました。子供にはダブった「アメリカ」と「ケニア」をあげましたが、「日本はいらない」と拒否されてしまいました。なぜ? 羽織袴に日の丸扇子のスヌーピーもかわいいのに。(T_T)

 ともあれ、これで第2弾が出ても買う意欲がわいてきました。キャンディーの小袋には、この5種以外の絵もたくさんあったので、密かに第2弾、期待しています。

2005年06月13日

注目の「144」

テーマ:閑話休題

 11日付「クイズです」の続きです。

 前回はガンダムワールドの設定にいかに無理があるか、というお話だったんですが、陸戦ガンダムの重量設定に異論を挟んだのは、なにもサンライズに文句付けよう、なんて考えているからじゃありません。この程度の不都合は“架空もの”の設定にはよくあることです。じゃあなぜこんな話を持ち出したかというと、現実と架空の世界をクロスオーバーしてこうした比較ができるのも、「同スケール」という土俵があってこそであり、さらに言えばAFV(Armored Fighting Vehicles=装甲戦闘車両)から航空機、小型艦船から「ガンプラ」まで、さらに鉄道模型や街並みもの、バス、トラック、乗用車(こちらは正確には1/150ですが)までも同じ土俵に上げることができる「1/144」というスケールの持つ大きな可能性に注目してほしかったからです。
 最近、AFVプラモデルのトップメーカーであるタミヤは、ミリタリーミニチュアビークルシリーズという1/48スケールモデルに力を入れて、次々に新製品をリリースしています。タミヤのAFVといえばミリタリーミニチュア(MM)シリーズの1/35があくまで主流でしたが、背景にはWTM以来、小スケール市場が注目されてきたことや、基本的には「狭い=多くは飾れない」という日本の住宅事情があったことは容易に想像できます。技術の進歩でより小スケールでも1/35並みの精密感を出すことが可能になったのかもしれません(もちろん単に1/35スケールの製品が飽和状態になったから、という可能性もありますが)。鉄道模型がHOゲージ(1/80)からNゲージ(1/150)に主流が移ったように、小スケール化は時代の必然的な流れなのかもしれません。そうした意味でも、今後1/144というスケールの存在感はますます増していくと思うのです。
 だからと言って片やアニメ、片や(歴史的)事実を比較するというのもくだらない、と言われてしまえばそれまでですが、いわば想像の世界を刺激されるというのは結構楽しいものです。たとえば
↓「自重より重い戦車を運ぶ陸戦ガンダム」の図

比較2

 そういえばこういうシーン、パトレイバーのOVAにもあったなぁ(^ ^)。
 ところで、Yujinが「ガチャプラモ」とかいう製品を企画していて、そのうち戦車関係は1/150スケールになるらしいです。筆者はそれほど厳密にスケールにこだわるわけでもないので、1/150は十分許容範囲内です。このラインナップには日本陸軍の97式中戦車(チハ)も入るそうで、ちょっと楽しみではあります。“許容範囲”の広い1/144(1/150)スケール製品の選択肢が今後ますます広がってくれると、個人的には非常にうれしいんですけどね~。各メーカーさん、ひとつよろしくお願いします。m(_ _)m


2005年06月11日

クイズです

テーマ:閑話休題

 突然ですが、「空想非科学大全」(柳田理科雄氏著)という本を読んだことがありますか? ウルトラマンや仮面ライダーといったヒーローの設定や得意技などを科学的に分析し、その矛盾点や実現可能な方法などを検証した本です(ただし決して頭から「こんなことあり得ない」と決め付けるような内容ではありません)。この本で指摘しているのは物理学的な検証など、結構難しい計算を要する分析が多いのですが、そんな知識がなくとも、いわゆるアニメ特撮ものの設定には首を傾げるようなものが数多くあります。
 さてここで問題です。下の写真のモビルスーツと戦車は同スケール(1/144)ですが、実物(?)はどちらが重いでしょう?

比較

 右は「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」に登場するRX79(G)陸戦型ガンダム(バンダイのプラモデル、まだ作りかけですが)で、左は有名な第2次世界大戦時のドイツ、いや世界最強の量産型戦車「ティーガーⅡ重戦車 ヘンシェル砲塔型」(WTMの誌上限定販売バージョン)です。こういうクイズはだいたい見た目や常識の逆が正解なのですが(笑)、その通り、陸戦ガンダムの設定スペックは頭頂高18.0メートル、重量52.8トン、ティーガーⅡは車体長7.26メートル、全備重量69.8トンですから、ティーガーⅡの方がはるかに重い(ことになっている)のです。
 本体重量が43.4トンと陸戦ガンダムより軽いRX78-2ガンダム(アムロが乗っていたやつ)が、至近距離からザクⅡの120ミリマシンガンの直撃を受けても平気だったことを考えると、陸戦ガンダムも少なくとも同等以上の装甲を有していたと考えるべきでしょう。ティーガーⅡも、戦闘中に最大装甲厚180ミリの車体前面を撃ち抜かれた記録はないそうなので(ソ連が120ミリ主砲のスターリン重戦車を持っていたのに)、それを考えるとガンダムの最大装甲厚もティーガーⅡ並みにはあったはずです。陸戦ガンダムの装甲は「超鋼合金ルナ・チタニウム」だそうで、詳しくは知りませんが月ででも開発されたチタン系合金なのでしょう。チタンの比重は鉄の約60%、強度はほぼ鉄鋼並みだそうなので、仮にルナ・チタニウムの比重が鉄鋼の半分で強度が倍あったとしても、ティーガーⅡと同じ重量で同じ厚さの装甲を施すとしたら、たかだか4倍の面積にしかなりません。しかも戦車の最大装甲厚は車体前面の限られた部分だけで、場所によってはティーガーⅡですら40ミリ厚というところもあります。また、戦車の車内は基本的に“空間”が多いのですが(人が5人も乗るわけですから)、モビルスーツの場合は装甲内部にフレームという人の「骨格」に当たる部分など、さまざまな部品を満載していることも考えると、いくらルナ・チタニウムとやらを使ったところで、陸戦ガンダムがティーガーⅡより軽いというのはどう考えても無理があるように思います。せめて設定の倍、100トンはほしかったんじゃないでしょうか。陸戦用の兵器で100トンもあったら、それはそれで不都合もたくさん出てくるでしょうけどね。(続く)

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