2006年04月23日

変わり種1/144

テーマ:コレクション

メーサー車

 筆者が1/144スケールコレクターであることは何度も書いてきましたが、その中でも変わり種なのがこの「陸上自衛隊メーサー殺獣光線車」。こんなものが実際にあったら、とっくに日本は世界一の軍事大国になっているはずですが、もちろん実在の車ではありません。このモデルはバンダイの「特撮メカコレクション 東宝マシンクロニクル」という商品(リペイントバージョン)に入っていたもので、本来は「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ(1966年)」に登場するメカです。「本来は」というのは、実はメーサー車はこの後、別の映画にも登場しており、その度にけん引する車両が新しくバージョンアップしているからです。このモデルはけん引車両が74式戦車の車台になっており、これがぴったり1/144スケールだった、というわけです。ちなみに「東宝マシンクロニクル2」という商品では、ゴジラ対メカゴジラ(2002年)に登場する「 90式メーサー殺獣光線車」(けん引車両が90式戦車の車台)も入っています。

 東宝といえばゴジラですが、筆者は幼少期にゴジラよりガメラが好きだったため、本来ならこういう商品には手を出さないはずなのですが、某掲示板でメーサー車が1/144だと知ったため、わざわざこれだけを目当てに慎重にサーチして抜きました(笑)。出来自体は決して褒められたものではなく、特にけん引車部分はずいぶん手抜きが目立つのですが、本体の部分は可動個所が多く、それなりの雰囲気はあります。


 さて、ここでお知らせです。

 本日は筆者がこのブログを始めてちょうど1周年になります。これを機に、というわけでもないのですが、これまでの毎日更新という方針は変更させていただきたいと思います。というのも、これまで書いてきた通り、この春から転勤でこれまでほど自由な時間が取れなくなったこと、勤務先が小さな地方都市で、これまで以上にチープトイを入手する手段が限られてきたこと(現にWTM9弾なんて、地元では売っているのを見たこともありません)、さらに単身赴任でコレクションはほとんど実家に置いてきたため、NEW ITEMがない時には更新するのが極めて困難になってしまうことなど、環境が大きく変化したためです。毎日楽しみにしてきた方々には心苦しいのですが、今後は折りを見ての更新になると思います。どうぞご了承ください。m(_ _)m

2006年03月13日

激レアミニカー

テーマ:コレクション

クロネコヤマト

 クロネコヤマト(ヤマト運輸)のミニカーって、見たことがありますか? ミニカーはもちろん、ワーキングビークルやトラックコレクションなど、実在の会社の商標なりデザインなりを使って商品化する場合、当然会社側の許諾が必要になるのですが、ヤマト運輸はこの許諾にうるさく、ほとんど出さないと言われています。従って自社で作る場合以外は「クロネコヤマト」のトラックは一切出回らない、というわけです。写真のミニカーは、そのヤマト運輸自らが記念アイテムとして製作したもので、宅急便のウオークスルーバン(左)とクール宅急便のトラック(右)合わせて1000台の限定生産だったと聞きました。特にクール宅急便は数が少なかったそうです。

 製作されたのはかなり前のことで、そのころ筆者はまだミニカーコレクターではなかったのですが、最近、ある方からいただきました。中身と同じデザインの箱に入っており、タイヤ&ホイールが同じなど、一見トミカ風ですが、ともに側面のスライドドアや、後部ドアも開くなど、かなりこだわった作りになっています。オフィシャルモデルなので、当然ロゴも完全に入っています。本体はダイキャスト製ですが、クール便の荷室は樹脂製です。ただタイヤ径は両モデルとも同じで、車体そのものはトラックの方がずっと大きいため、バンの方は車体に比べてタイヤが小さすぎてバランスが悪く、正直あまりかっこ良くはありません。

 本来、筆者はデフォルメモデルは言うに及ばず、ノンスケールモデルはコレクションアイテムに入れていません。この2種はタイヤ&ホイール自体もトミカと同様、あまりリアルじゃないのですが、クール便のトラックはなかなかいい感じで結構気に入りました。希少価値がどれだけあるのかは全く分かりませんが、貴重なクロネコヤマトのミニカーとして、どっちも大切に保管していきたいと思っています。

2006年03月07日

続サークルKサンクス「京商 アルファロメオ」

テーマ:コレクション

alfa2

 サークルKサンクスで販売していた京商アルファロメオ ミニカー コレクション」ですが、発売当初はあまり熱心でもなかったのに、ついに車種だけはコンプしてしまいました。当初も車種ぐらいは、とも思ったのですが、最大の障害になると思われたのはGiulia Sprint GTA1300Junior。何しろ1600のバリエーション扱いなのか、3箱(60台)に1個というレアアイテムだったので、オークションでも何千円という値段が付いているし、入手はほとんどあきらめていました。ところが発売からしばらく経ったある日、偶然あるサンクスで売れ残っているのを見つけ、「これが最後だろうなぁ」と思いつつ2つ買ったところ、そのうち1つが1300Juniorでした。これにはさすがにびっくり。残り物には福がある、とはよく言ったものです。

 これで俄然やる気が出てしまったので、結局自力で1つも引けなかったスパイダー、アルフェッタGTV、GTもトレードで何とか入手、無事車種コンプを果たすことができました。赤も13種中10種集めることができたし、155V6TIもナンバー7と8両方入手できたので、自分的にはほぼ100%に近い満足感です。

 あらためて出来を見てみましたが、アルファロメオのシンボルともいえるフロントグリルはさすがに良くできていますね。塗装はやはり赤の厚塗りが目立ちます。半面、今回黄色は2種類しかなかったのですが、フェラーリ1弾やランボルギーニの頃のように下地が透けて見えることもなく、かといって極端すぎる厚塗りでもなく、なかなかいい感じになってきました。シルバーは相変わらず塗膜が薄く、モールドもきれいに出ていていい感じです。それと今回のラインナップでは147の水色メタリックがなかなかきれいで気に入りました(若干粒子は粗いのですが)。1300Juniorは1600の赤にマーキングを入れただけかと思ったら、室内にちゃんとロールバーも入っていました。この辺にはこだわりを感じます。

 アルファロメオにはあまり思い入れもなかった筆者ですが、こうして一通りそろってみると、最近の車種よりも旧車に“味”がありますねぇ。Giulia Sprint GTA1600あたりは、日本車でいえばサファリラリーに出ていた頃のブルーバードに通じるものがあるように感じます。アルファの新たな魅力に気付かせてくれた京商に感謝したいと思います。

2006年02月07日

私的ハズレアイテム列伝Vol.7

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WWM

 筆者は海洋堂信者というわけではありませんが、動物物やWTM、タイムスリップグリコ、王立科学博物館など、同社製フィギュア類は数え切れないほど持っています。もちろん全部が全部、すばらしい出来というわけではありません。中には「こりゃないだろう」っていうものもありますが、最大のハズレだったと思うのが写真の「ワールドウイングスミュージアム(WWM)」です。発売元はWTMと同じタカラ、スケールは1/200で、税込み315円でした。明らかにWTMの航空機版を意図して出したシリーズで、原型師はWTMと同じ谷氏。1弾は写真右のF-15イーグル、2弾は左のF-4ファントム2だったのですが、どうにも納得できない出来で、1、2弾ともに1個買っただけで見切りを付けました。

 元来、筆者は少年時代(高校生まで)にドイツ陸軍と日本海軍には入れ込んだ時期があったのですが、空軍に関しては素人同然です。でも、その素人の目から見てもこの2種はどうも造形そのものに違和感がありました。イーグルもファントムもどうも寸詰まりに見えるなぁ、と思い、実際にスケールを測ってみたら、案の定どちらも全長と全幅の割合が違っており、全長が短くなっていました。共通して目立つのが“鼻先”の短さ。戦車と違って戦闘機、特に現用機は1/200にしても1/144戦車よりはるかに大きいので、その分デッサンの狂いも目立つのかもしれません。しかもどちらも1/200と明記しておきながら、実際は全幅で測っても1/200以下のサイズしかありません。イーグルは水平尾翼(だけでなく、その周囲も)の後ろが極端に下がっていて非常にかっこ悪いし、パイロットが乗っているのにエアインテークにカバーが付いてるし、マーキングも(空自の通常塗装なのですが)日の丸しか入っていないなど、かなり手抜きが目立ちます。ファントム(ベトナム戦争参加機、飛行状態)は造形的にはイーグルより幾分マシですが、米軍機マークと機首のシャークマウスしかマーキングはないので、やはり不満が残ります。しかも付属のスタンドは機体にはめにくく、安定感がなくてすぐこけるというシロモノ。ファントムのシークレットは漫画「ファントム無頼」の主役機「680号機」だったので、これだけは欲しかったのですが、WTMより単価が高い上に出るかどうかも分からないシークレット狙いでこれ以上買ってもゴミを増やすだけだと思い、すっぱりあきらめました。出来そのものも何ですが、1/200という中途半端なスケール(しかも合ってない)も冷める一因だったように思います。

 このシリーズは2弾が出た後、長らく途絶えていますが、終わったわけではありません。3弾はゼロ戦で、当初のアナウンスよりかなり遅れたものの、原型なども公開されているようです。3弾は大戦機ということでスケールも1/144になるようなので、期待したいところではあるのですが、1/144の航空機食玩は既にWCCや世傑2弾のような出来のいいのが出回っているので、果たして勝負になるのか甚だ疑問です。“粘土細工”にならなければいいのですが…。

 

2006年01月30日

宝物キット

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徳大寺

 本日紹介するのはダイドーが以前、缶コーヒーのキャンペーンでプレゼントしていた「徳大寺有恒が選ぶ!! 俺のこだわり名車」というシリーズです。1/64スケールの組み立て式で、スバル360、マツダR360クーペ、いすゞベレット1600GTR、ホンダS600、トヨタS800、日産ブルーバード1600SSS、トヨタ1600GT、トヨタセリカ1600GT、日産スカイライン2000GT-R(箱スカ)、日産フェアレディ240Zの10車種で、各2タイプあるので全20種になります。缶コーヒーに付いているシールのシリアルナンバーでゲームに挑戦し、当たるともらえる、というシステムだったと記憶しています。もう数年前のキャンペーンですが、筆者は10回くらいやってもカスリもせず、縁がなかったとあきらめていました。それが最近、ある方から突然いただいたのです。今ではオークションでしか手に入らないものですから、本当にうれしいです。

 いただいたのはマツダR360クーペのレース仕様と、ブルーバード1600SSSのサファリラリー仕様。レース好きの筆者にとってはありがたい限りです。R360の方はノーマルにゼッケンを書き込んだだけにしか見えませんが、ブルーバードはスポンサーロゴはもちろん、ドライバー名やナンバープレートの数字まで入っているし、後部座席にはスペアタイヤが置いてあるなど、かなり作り込んであります。残念なのはロールバーがない点ぐらいでしょうか。同じサファリならフェアレディの方が良かったなんて、口が裂けても言えません(笑)。

 スケールが1/64ということで、サークルKサンクス限定の京商製や、CM’sのラリーカーシリーズとの比較が出来るというのもいいですよね。でももったいなくてなかなか組み立てられません。いつまでもキットのまま眺めていても仕方なんですけどね~。

2006年01月22日

抽プレ スヌーピーBC

テーマ:コレクション

抽プレBC

 スヌーピーつながりということで、本日は筆者のコレクションの中でも最も貴重なボトルキャップを紹介します。それが写真の「銀のスヌーピーボトルキャップ」。ペプシのキャンペーンで、スヌーピーがゴルフをする、というオンラインゲームに挑戦し、見事ホールインワンするともらえた抽プレ品です。ペプシとダイエットペプシでそれぞれ2種類ずつあって、種類を選ぶことはできなかったはずです。本当はペプシで当たる「ON HIS DOG HOUSE」が欲しかったのですが、筆者はダイエットしか飲まないので、当たったのはこの「SKATING」でした。

 もっともやる前は「別に銀色のやつなんていらないや」と思ってはいたのですが、届いてみるとやたら立派なケースに入って、外箱まで含めれば3重に梱包されているのにちょっとびっくり。そんな大層なものなのかと思いましたが、亜鉛合金製で、もちろん銀はメッキです。ただしアクリル酸樹脂コーティングという加工がされているようです(曇り防止?)。長らく存在すら忘れていましたが、部屋を引っ越す際に“発掘”されたので、今回久々に眺めてみました。もちろん形は普通のボトルキャップと同じですが、ケースの台座部分に入れたまま見ると、何だかトロフィーのようにも見え、ちょっと見直しました(笑)。

 抽プレというからにはもちろん限定品だったはずですが、くじ運に弱い筆者は、この手の抽プレはこのBCと去年のブログで紹介したヨシムラのシャツぐらいしか当たったことがないので、その意味でも貴重品です。今回ブログで陽の目を見たことで、BCも満足でしょうから、またしばらく眠りについてもらうことにしましょう。

2006年01月14日

Yujin「ハウス・ドッグ・スタイル」

テーマ:コレクション

ハウスドッグ

 今年は戌年(何を今さら?)。犬派か猫派か、と聞かれたら、筆者は断然「犬派」です。従って犬のフィギュアも比較的数多く集めてきたのですが、その中でも変り種が本日紹介するYujinの「ハウス・ドッグ・スタイル(ウチのコ)」です。

 発売されたのは2004年6月ですから、もう1年半も前です。服を着た室内犬と小物がセットになった商品で、ラインナップは写真右からチワワ、ミニチュア・シュザウザー、ウエルッシュ・コーギー・ペンブローク、ヨークシャー・テリア、ほかにミニチュア・ダックスフンドとボストン・テリアを加えた全6種。チワワの色違いがシークレットになっていたようです。本当はシークレット以外コンプしていたはずなのですが、どっかにいっちゃいました(笑)。税込み300円のブラインドボックス販売でした。

 Yujinといえば、その名もズバリ「犬」というガチャのシリーズがあって、こっちは親子1セットになって200円だったこともあり、小物付きとはいえブラインドで300円というのはいかにも割高に感じたものです。まぁ筆者は犬に服を着せたりすること自体があまり好きじゃないというのもあると思いますが…。4弾まで出たガチャの「犬」は結構出来も良く、筆者もシークレットを含めフルコンプしていたのですが、これもその流れを引き継いでなかなかいい出来だったと思います。ガチャと違って分割していないので、その分自然な仕上がりになっているのも高ポイントでした。

 ただ売れたかというとそうでもないらしく、筆者が良く行くホビーショップではいまだに定価のまま売れ残っています。このシリーズはVOL.1となっていて、「VOL.2は、8月発売予定です。お楽しみに!!」とまで書いてあるのですが、2カ月後には出るはずの2弾がいまだに全く音沙汰なしということは、そうとうコケたのではないでしょうか。もし出すなら戌年に乗じて今のうちだと思うんですが、かく言う筆者も2弾が出たら買うかというとちょっと微妙…(^ ^)。1弾ではコーギーが好きだったので、これ狙いだったのですが、ま、2弾が出るとしても買うか否かは好きな犬種が入っているかどうかでしょうね。

2006年01月11日

アッシマー試作機「キハール」

テーマ:コレクション

キハール  

 ガンコレDX3でアッシマーが出たわけですが、一昨年暮れの電撃ホビーマガジン誌に1/400というガンコレサイズのアッシマーの試作機「キハール」のプラモデルが付録で付いていました。その時は特に意識もせずに買っておいたのですが、DX3で“アッシマー狩り”に精を出したのと、インフルエンザによる“隔離状態”で暇を持て余したこともあって、思い出して作ってみました。組み立て自体はいわゆる「パチ組み」なので、ものの20~30分でできますが、普通のガンプラと違って色プラではないので、塗装はかなり大変でした(シンナー臭い!と家族にも不評。でも本人は鼻が詰まっているのでそれほど感じない(^ ^) )。塗料を買いに出るわけにもいかず、あり合わせの色を調合しながらだったし、凝りだすときりがないので一部手を抜いてしまいましたが、写真右がその「キハール」です。いかに試作機とはいえ、その大きさがあまりに違いすぎる(キハールの巨大なスラスターを別としても)ので、DX3のアッシマーが「小さい」と感じる一因にもなったように思います。

 このキハールという機体は「アドバンス・オブ・Z」というサイドストーリーに登場するようですが、この手のサイドストーリーは後から後から出てくる上に、妙な後付け設定も多くて嫌いなんですよね。でもガンコレでもこうしたサイドストーリーや、ゲームにしか出てこない機体まで取り上げているので、正直付いていけない面があります。もちろんキハールなんて機体もさっぱり知らなかったのですが、可変機構を備えて大気中でも自立飛行可能なアッシマーを開発するに当たって、可変システムへの負担が少ない無重力下(宇宙空間)でテストするための機体、という設定のようです。もっともあらためてキハールを見ても、アッシマーと似ているところって頭部とビームライフルぐらいで、あまりにも形、大きさとも違うので、試作機というよりは可変機構の実験機という方が適切な感じもします。本誌には詳しい解説も載っていましたが、MAに変形してもあまり意味のなさそうな形でした。アッシマーのMA形態とは似ても似つかないし…。組み立てはともかく、塗装は本誌に詳しい指示があったのですが、あいにく本誌がなかなか見つからず、箱絵を参考に行ったので、出来上がりはあちこち違っていました。でも箱絵と解説そのものが違う部分もあるのはいったい…。

 ちなみに、今回あらためて見てみると、アッシマーの塗りはかなりあちこち手を抜いている、ということがよく分かりました(特に下半身とランドセル)。NEOもそうでしたが、最近塗りが雑だったり手抜きだったり、品質が落ちてますよ、バンダイさん。

2006年01月10日

ドラゴン ジャイアントアーマー「カール」

テーマ:コレクション

Loki

 このところの1/144戦線は水上機コレクション、WCCL3弾、世界の傑作機2弾、ヘリボーンコレクション2、Jウイングと、空ものばかりが立て続けにリリースされて、ふと気付けば陸ものは前弾より“退化”した陸自大全と、ぱっとしないラインナップのMA電撃戦ぐらい。あくまで陸軍主力の我が師団にとってこれでは情けないので、本日は我が家の陸軍で一番の大物を紹介します。ドラゴンの「ジャイアントアーマー」第1弾、ドイツ自走臼砲カールです。

 カールは第2次世界大戦でドイツが要塞攻撃用などに使った巨大口径の自走砲ですが、実際には専用の貨車で懸架する形で目的地近くまで移動し、24輪のトラクターと大型牽引車を用いて前線に運ばれ、最後に布陣する時だけ自力で走行していたそうです。もともと040兵器と呼ばれる60cm臼砲搭載で計画されましたが、後に射程距離を伸ばすため041兵器と呼ばれる長砲身54cm砲も搭載可能になり、60cm砲と54cm砲の2種類のカールが存在しました。発射速度は10分に1発程度ですが、さすがに威力は絶大だったといいます。このシリーズでは54cm砲タイプの「Loki」=写真=と「Thor」、60cm砲タイプの「Odin」と「Ziu」の4種がラインナップされました。「Odin」はジャーマングレー塗装で、他の3種は3色迷彩ですが、迷彩パターンはすべて違っています。

 マイクロアーマーと違ってブラインドではなく、透明プラスチックカバー付きのケースに入って販売されました。ケース下面は写真のように草原のジオラマベースになっており、これがまた結構良く出来ています(右の4号戦車は“参考出品”)。筆者の買った模型店では1個1418円(税込み)でした。ドラゴンのMAは塗装の良さは折り紙付きですが、本体のエッジもきれいに出ているし、大きいだけに当然と言えば当然ですが転輪と履帯の間も抜けています。砲身はちゃんと仰角を取ることができます。

 実はこれ、パンツァーコープシリーズという未塗装組み立てキットで先に発売されていましたが、戦車1台満足に塗装できない筆者にとって、こんな大物はとても手に負えなかったのでパスしていました。ですから塗装済み完成品が割と手ごろな値段で発売されたのは非常にうれしく、さっそく買い求めたのですが、後に運搬用列車付きとか4号弾薬運搬車付きというのも発売され、大いに悔しい思いをすることになりました(列車はともかく、4号弾薬運搬車は欲しかった(T_T) )。とは言っても出来はかなりいいし、これだけのものを自分で作る(というか塗装する)スキルはもともと持ち合わせていないので、少なくとも1418円という価格以上の価値はあったと、自分では納得しています。


PS ちなみにこれ、本体はブリスターに入っているのですが、今回出そうとしたらブリスターと履帯が癒着しかけていました。やはりPVCとプラスチックは要注意ですね。

2006年01月07日

ミニミニゴジラ

テーマ:コレクション

ゴジラグミ

 昨日はこのブログで初めてゴジラものを取り上げたので、本日はゴジラつながりのコレクションを紹介します。写真のゴジラとキングギドラは、バンダイの「ゴジラグミ」という食玩です。ご覧になってお分かりのように、高さ5cm弱のミニミニサイズですが、結構よく出来ていました。筆者が食玩を集め始めたころの商品なので、もう4年ぐらいは前になると思います。「ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃」という映画に合わせて発売されたようなので、おそらく2001年でしょう。値段は忘れましたが、200円まではしなかったように思います。ゴジラはもちろん、モスラ、バラゴン、デストロイア、サンダ、ガイラ、初代アンギラスなど、平成ゴジラだけでなく昭和のシリーズに登場した怪獣も含め全部で15種類(うちシークレット1)のラインナップで、写真左はゴジラ2001(A)、右はキングギドラ2001です。ブラインドでしたが、袋入りだったためサーチは比較的容易で、最初から狙ってゴジラとキングギドラだけ抜きました(お店の方、ごめんなさい m(_ _)m )。

 素材はソフビと同じで、そのため手や足ははめ込み式になっています。サイズが小さい割には塗装は頑張っていて、ゴジラの背中はグラデーションになっているし、ゴジラの歯やキングギドラの目も塗ってあります。ゴジラは良く見ると白目をむいていますが、そのぐらいはご愛嬌でしょう。造形的にもこのサイズにしては上出来で、キングギドラなんて分割の仕方が自然なので、昨日紹介した「超対決」よりむしろいいぐらいです。もちろんサイズ的な限界はあるのですが、何と言うかチープさと出来の良さのバランスが取れたフィギュアだったように思います。

 現在ではガンコレやMFS、各種ボトルキャップなど、ミニフィギュアは巷にあふれていますが、当時はこのサイズのフィギュアというのはほとんどなく、今思うとこの商品はミニフィギュアの先駆け的存在でした。もちろん当時もそれなりに売れたはずですが、現在の目で見ても180円ぐらいなら十分魅力的な商品だし、ミニフィギュアというジャンルが確立した現在なら、再販しても結構売れると思います。“商売上手”なバンダイさんですが、その考えはないのでしょうか。

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