2007年03月12日

わが家に珍客

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ハクちゃん

 本日はおまけとは全く関係ないのですが、わが家に訪れた珍客を紹介します。ブロック塀の上でたたずんでいるのはハクビシンのハクちゃん(名付け親は女房ですが、何のひねりもなくて恐縮です (^^ゞ )。11日朝に玄関口の塀の上にいるのを父が見つけ、新聞を取りに行っても動じる気配がなく、結局すぐ横を通っても逃げるそぶりさえありませんでした。これを見て女房や娘たちは携帯で写真を撮ったりえさをやったりと一躍人気者になりました。でもこの日は朝から冷たい雨が降っており、見るからに消耗しています。パンやバナナ、みかんなどを与えたのですが、食べた様子もありません。この写真を撮った後、塀から下りようとして転げ落ちたそうですが、また階段を上って敷地内の茂みにうずくまっていました。午後は雪になったので様子がかなり気になっていたのですが、夜になって茂みの中で息を引き取っていました。わが家を終の棲家に選んだのかもしれません。合掌…。

 ハクビシンは天然記念物などではありませんが、「鳥獣保護及び狩猟に関する法律」により狩猟獣に指定されていて、一定の期間以外は捕獲は禁止。許可を受けて捕獲する以外は、勝手に捕まえたり飼ったりすることは禁じられているそうです。個体数が特に少ないこともなく、民家の屋根裏に巣をつくることもあるとか。農作物に被害を及ぼすこともあり、決して歓迎される動物でもないのが実情のようです。ハクビシンの捕獲許可権限は県(事務所長)にあるので、弱っているハクちゃんを何とか保護してもらえないかと、県庁の担当課に連絡したのですが、あいにく日曜日だったため誰も電話に出ず、市役所に電話したら「明日まで様子を見てください」とのこと。すぐに保護したところで助かったかどうかは定かではありませんが、割り切れない気持ちが残ったのも事実です。

 なきがらはダンボールに詰め、好物のみかんとバナナを入れて車庫に眠らせています。下の小4の娘は、たった1日の“家族”のために泣きました。市役所は「死んだら燃えるごみに出して…」と言ったそうですが、そんなことはとてもできそうにありません。「命の教育」は決して人間だけのものではありません。「燃えるごみ」は、あまりに無慈悲な言葉ではないでしょうか。

2005年12月02日

科博への誘い

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 先日、出張で東京へ行った機会に、上野の国立科学博物館に寄ってきました。科博には今年3月にも行ったのですが、その時は恐竜博がメーンだったので、時間がなくて常設展示はほとんど見ることができなかったんです。そこで今回は朝イチの新幹線に乗って、じっくり見学してきました。

 あいにく現在、科博は本館が全面改装工事中で閉館しており、新館しか見ることができないのですが、それでも地下3階から屋上のハーブガーデンまで、じっくり見て回るとたっぷり3時間かかりました。特に地下3階の宇宙に関する展示や、地下2階、地下1階の恐竜を含めた古代生物の展示は筆者のツボを得た内容なので、非常に満足感がありました。これだけの展示で入館料500円というのは、さすが国立!本館も含めてなら丸一日費やすだけの価値はあります。

 さらに驚いたことに、入館料は小中高校生以下は無料なんですね。道理で平日にもかかわらず、小学生や中学生の団体がどっと来ていましたが、小さい頃からこうした最先端の展示に触れるのは非常に意義のあることだと思うし、こういうところをいつでも見学できる環境にある東京の人は、やはりうらやましいです。

 新館の各フロアのテーマは宇宙、生物、科学技術の発展、といったものですが、こうしたテーマに少しでも興味がある人、特に小中高校生にはぜひ見に行ってほしいものです(別に科博の回し者ではないのですが)。パキケファロサウルスって意外に小さいな、とか、普段本物を見る機会の少ないタカアシガニってこんな大きさなのか、とか、必ず何かの発見があるはずです。かく言う筆者もかなりいろいろな発見があり、非常に勉強になりました。久しぶりに知的好奇心を大いに満足させる、充実した3時間でした。

 というわけで、ミュージアムショップではもちろん自分へのお土産も買い込みました。そのひとつが下の「零式艦上戦闘機」です。

ゼロ戦

 これは新館2階に展示されているものを、展示している様子そのままに1/144スケール化したもので、製作はおなじみ海洋堂です。素材はポリストーンで、筆者はあまりこの素材を好きではないのですが、プロペラなど一部は組み立てる必要もあってかプラ製になっています。この零戦は昭和47年、ラバウル沖の海中から引き上げられたものをレストアしたそうで、21型をベースにしながらも、当時残存していた機体を寄せ集めて完全な1機に組み立てる際、偵察用に複座に改造したものだそうです。展示を見た時は、その大きさにちょっと驚いたものですが、さすがに1/144になると小ぢんまりとしています。ただこれを見学した時に、プロペラがエンジン出力に合わせて角度を変えるようになっていたとか、これまで意識したことがなかったカウルフラップの仕組みとか、いろいろ感銘を受ける点が多かったので、記念に買い求めました。ちなみに値段は950円で、同様の「科博所蔵品再現モデル」はアサヒガニや三葉虫、ティラノサウルス(これとアパトサウルスは化石ではなく全身再現モデル)など全部で12種あります。アサヒガニと三葉虫は以前買ったので、今回は恐竜も、と考えたのですが、意外に小さくて迫力不足だったのでやめました。それに代わるものも買い求めたのですが、それはまた後日。(^ ^)

2005年10月06日

みなぞう君、安らかに (´Д⊂

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みなぞう1

 このブログでも一度触れたことがある新江ノ島水族館の人気者、ミナミゾウアザラシのみなぞう君が4日午後5時過ぎ、急死してしまいました。

 今年5月に江ノ水に行った時には

みなぞう2  ←こんなに元気だったのに…(´Д⊂

あれが最初で最後の出会いになるなんて…。

 体長4.5メートル、体重約2トン。11歳で、人間の年齢だと30歳代後半の男盛りだったそうです。3日夜から体調が悪くなり、4日朝になってもえさを食べないため、この日のショーを中止。閉園後、獣医師が検査をしようとした矢先に嘔吐し、そのまま息を引き取ったということです。死因は不明で、水族館は解剖して調べるそうですが、あれだけの巨体だけに、解剖にはそうとう時間がかかりそうですね。

 みなぞう君は95年3月に旧江の島水族館にやってきたそうで、国内で飼育されている唯一のオスでした。ぱっと見はあまりに巨大で、ちょっと引いてしまうのですが、えさが入ったバケツを抱えて「アッカンベー」する姿は、とても愛嬌があって、子どもたちも大喜びでした。みなぞう君ほどになれば、水族館でも毎日の健康管理は欠かさずに行っていたはずなのに、それでもこういうことってあるんですね。命のはかなさを感じざるを得ません。水族館は5日からプールの前に献花台を設けたそうです。もう少し近ければぜひ行きたいのですが…残念です。せめて遠い空の下から、安らかに眠ってくれることを祈りたいと思います。合掌。

2005年08月14日

F1との出会い秘話(笑)

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Enzo  

 以前、フェラーリF1ミニカーの紹介をした際、筆者とF1との出会いについて最後にちょっと触れたのですが、覚えてらっしゃいますか?かなり思わせぶりな書き方をしてしまったので、気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?(え?いない? そんな…○| ̄|_)

 あの時ヒントに挙げたのがフェラーリ「エンツォ」。この写真はあまり写りはよくありませんが、サークルKサンクス限定の京商製1/64モデルです。フェラーリ創始者の名前を冠したこの車のデザイナーですが、実は日本人だというのはご存知でしたか? 大学卒業後、海外に渡り、GM(かフォード)やポルシェのデザインなんかも手掛けた「O(オー)さん」という方で、現在はイタリアでデザイン事務所を開く傍ら、故郷の大学の非常勤講師も努めています。実はこのOさん、筆者の高校時代、同じ部の1年先輩だったんです。

 中学は違ったので、高校に入るまではもちろん一面識もなかったんですが、当時から絵が抜群にうまく、車も好きだったので、よく部室で車の絵を描いていたものでした。筆者は昔から絵心が全くなかったので、うらやましいなぁ、と思いながら見ていました。それまで車なんて自分の家にある車種ぐらいしか知らなかったのですが、Oさんの影響を受けて自分も徐々に興味を持つようになり、たまたまある年の文化祭で、そっち系のサークル(?)の発表をのぞきにいったところ、取り上げていたテーマがF1だった、というのが、筆者とF1の“馴れ初め”というわけです。もっともOさんの興味はレーシングカーより市販車にあったようで、レース用車両の絵を描いていたという記憶は全くありません。むしろ筆者のほうが当時、ロータス78の登場でダイナミックに変化しつつあったF1のデザインに興味を持ち、授業中、ノートに一生懸命オリジナルマシンの3面図を描いたりしていました。これで筆者に絵の才能さえあれば、今ごろはF1デザイナーの道を歩んでいたかもしれません(笑)。

 筆者が社会人になって数年後、突然友人から電話が掛かってきて「今度のカーグラTVにOさんが出るらしいよ!」と言われ、その時初めてOさんがカーデザイナーになったことを知りました。その番組は確か東京モーターショーの特集で、Oさんはアメリカから視察に訪れ、インタビューを受けて「これからの車が丸くなるのか四角くなるのか、大いに興味があります」というようなことをしゃべっていました(その時は「意外につまんないコメントだなぁ」と思いました。スミマセン)。その後ヨーロッパに渡り、ポルシェやフェラーリも手掛けた、という話は聞いていたのですが、まさかエンツォのデザイナーだったとは露知らず。京商のミニカーが発売されたころ、偶然知ったものですから、あわてて残り少ない箱の中から選んで買ったところ、本当に幸運なことに写真のエンツォ赤が出た、という後日談付きです。

 Oさんは今も時々、故郷に帰ってきているようなのですが、なにせ向こうは多忙な身なので、もう2、3年会っていません。いつかまた、ゆっくりお話できる時があるといいんですが…。

2005年07月21日

ビッグニュース

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 中国人民銀行が人民元を事実上切り上げました。これは“食玩界”にとっても大ニュースです。人民元が切り上げられるということは、中国からの輸入品が値上がりする、ということを意味しています。現在日本国内で流通しているチープトイ類の大部分は中国製ですから、いずれ製品価格にはね返るのは必至でしょう。

 すでに中国では飛躍的な経済発展に伴い急激に人件費が上昇、熟達した職人の確保も難しくなったといわれています。その結果として、ここ1年ほど食玩などで品質の低下が顕著になっていました。切り上げ幅はわずか2%ですが、輸入単価が一律2%アップするというのはメーカーにとっては結構大きい問題でしょう。へたをすると食玩ブームを支えてきた「高品質、低価格」から一気に「高価格、低品質」に転落しかねない危険をはらんでいます。ひょっとしたら、これがブームに幕を引くきっかけになるかもしれません。あるいはメーカー側が中国での生産に見切りを付け、ベトナムなどさらに人件費が安い国に生産拠点を移すことも考えられます。いずれにしても今後の動きに注目していきたいと思います。

2005年05月22日

万博に行ってきました!

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マンモス

 先日、ついに愛知万博(「愛・地球博」)に行ってきました!

 朝の9時から夜の9時までたっぷり12時間、棒のようになった足を引きずりながら、各パビリオンを見て回りました。普段ウオーキングで鍛えていても、さすがに丸一日はきつかった。(T_T) これから行く方は、事前によほど綿密な計画を立てていくか、1日で全部見よう、なんて考えを起こさないほうが賢明かもしれません。それでも冷凍マンモスは見たし(写真は冷凍マンモスではなく、ロシア館に展示してある骨格標本です。冷凍マンモスは撮影禁止)、サツキとメイの家も(遠くから)見たし、リニモにも乗ったしで、まぁ満足ではあります。数えてみたらパビリオンは16カ所も回っていました。ただ冷凍マンモスを最優先したので、企業パビリオンは三井東芝館とJR東海超電導リニア館ぐらいしか見られませんでしたが…。

 で、感想を述べさせてもらうと、万博って極言すればディズニーランドと大差ないのかな、と。特に企業パビリオンはこれでもか、というくらいに最先端技術を駆使した魅力的な展示(というよりイベント?)ぞろいなんですが、結局遊園地のアトラクションと本質的には同じじゃないかと感じました。ま、それはそれで良いんでしょうけど。それとテーマが「自然の叡智」ということだったためか、各国のパビリオンの中には自国との関連がよく分からなかったり、地味な展示内容が多く(中にはまだ半分しか展示されていない館もあり)、子どもたちにはあまり面白くなかったんじゃないかとも感じました。筆者自身、45年前の大阪万博当時は小学生で、実際に見には行けませんでしたが、「人類の進歩と調和」という未来指向のテーマに対する期待感や、「月の石」に代表されるドキドキワクワク感は、今回の万博では得られませんでした。でも決してつまらないとか、底が浅いなんていうつもりはありません。感動する展示もあったし、大変勉強にもなりました。ただ、「自然の叡智」というテーマに関しては、メーンの長久手会場より、人気薄の瀬戸会場を回った方が、よく理解できると思います。

 平日だったので心配した食事も苦労せずにできましたし、飲み物も会場内に入ってしまえばちゃんとペットボトルの飲料を売ってますから心配ありません。ただしスリランカが出しているカレーレストランで、要りもしないデザートやら何やらを勝手にトレイに載せられ、思わぬ出費を強いられたのは正直むっとしました。「お前ら、日本ではそういうのを“押し売り”っていうんだぞ!」という言葉を、国際親善の見地からぐっと飲み込んで食べた野菜カレーは、スパイスがあまり利いてなくて期待外れでした。ここだけはお勧めできません。

 ともあれ国内では半世紀に1度の大イベントですから、見ておいて損はありません。時間とお金に余裕のある方はぜひどうぞ。もちろんおまけ好きの筆者のことですから、お土産もいくつか買いました(もっとも事情があって、そう多くは買えなかったんですが)。そっち方面の話はまた明日。

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