試合結果
8月19日 北海道日本ハム戦 東京ドーム
ロ|000 004 210 7
日|000 000 000 0
ロ|H:11 E:0
日|H:4 E:0
【勝利投手】唐川 5勝 3敗 0S
【敗戦投手】中村 1勝 1敗 0S
◆バッテリー
ロ：○唐川＝的場
日：●中村、加藤武、カーライル＝鶴岡、大野
◆本塁打
ロ:サブロー14号満塁（6回・中村）
日:なし
前夜は中盤に追い上げるも、相手救援陣に封じられ敗戦。今季対ファイターズ戦のビジター最終戦となる今日の試合に勝利し、2カード連続の勝ち越しを決めるべく、先発には対ファイターズ戦3連勝中と相性の良い唐川を送ります。
唐川は初回、田中賢の安打を皮切りに1死1,2塁と得点圏に走者を背負いますが、後続を打ち取り無失点に封じます。
すると2回は走者を出すも連続三振を奪うなど本来の投球を取り戻し、立て続けに3者凡退に抑えます。西本投手コーチが「この前の登板よりはるかに調子が良い」と目を細める通り、回を追うごとに調子を上げていきます。
一方の打線は2回、ファイターズ先発・中村から6番・サブローが左翼線を破る二塁打で出塁。7番・大松が四球を選び2死1,2塁としますが、先制点につなげるには至りません。
その後も中村に無失点に封じられ、中盤までは唐川、中村の若き両投手による投げ合いとなります。
試合が動いたのは6回、1死から2番・今江が安打を放ち出塁すると、3番・井口と5番・福浦が四球を選び2死満塁。ここで6番・サブローが直球を振り抜き、打球は右中間席の最前列に飛び込む値千金の14号満塁本塁打となり4対0。「最後は自信のある球を投げてくると思って、直球一本に狙いを絞っていた」というサブローの読みが的中し、自身約2年振りの満塁弾で均衡を破ります。
打線の心強い援護を受けた唐川は、その後も危なげない投球で凡打の山を築き、試合の主導権を握ります。
追加点を奪いたい打線は7回、2番手・加藤武を攻め立て安打と犠打などで2死1,2塁とすると、井口が2点適時二塁打を放ち6対0。点差を広げます。
8回には3番手・カーライルから四球と安打などで2死1,2塁とし、9番・清田が適時打を放ち7対0とダメ押し点を奪います。
好投を続ける唐川は終盤に入っても相手打線に付け入る隙を与えません。迎えた9回も緩急をつけた投球で相手打線を翻弄し、試合終了。9回133球を投げ被安打4、与四球3、無失点と終始試合を支配し、今季5勝目を今季初完封勝利で飾りました。
チームも2カード連続の勝ち越しを決め、明日からは本拠地に戻りバファローズ3連戦が始まります。まずはエース・成瀬が先発する初戦を制し、上位浮上に向け勢いづきたいところです!
(マリーンズ公式)
序盤はこう着状態でしたが、終わってみれば７得点の快勝な試合でした。
プロ初勝利を与えてしまった中村投手に今度はプロ初黒星を与えました。
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