Tさん あなたが最初に来られたのは2年ほど前でしたね
乳癌の再手術後 再び転移して・・・
気分はお怒りモードでした

1回目の気功ですっかり落ち着き調子も良くなり
それから 塾へ通う生徒さんのように
きちんと通い続けて下さった
熱が出ても 足が腫れても
「ここへ来たら楽になる
」
と言ってくれましたね
あなたは信心深い人
朝起きたらまず神様と仏様に感謝
生きてるだけで幸せでしたね
抗がん剤でどんなにしんどくても 弱音をはかず
一生懸命歩いて施術室に入って来た姿 忘れません
このお正月すぎて 突然の電話
「先生 私入院したんよ
お願いだから来て
」
あんなに入院ぎらいのあなたが しんどかったのよね
だんだん弱っていたのはわかってたけど・・・
あれから 時間を見つけては病室に気功をしに行ってます

私が行くと 「先生 寒かったじゃろ」と言って
弱った自分の手を差し出し 私の手を温めてくれます

今日はいよいよ弱ってて モニターまで付けられてた
私が行くと目を開き 手を差し伸べてくれた
モニターの数値 血圧 酸素 呼吸はなんとか安定してたけど
心拍数は122で早い
「大丈夫だからね」と言いながら
そっと心臓に手を置き氣を入れる
少しすると 心拍数が88までさがってくれた
時々 酸素不足でピポーン ピポーンと鳴っていた機械も
静かになって Tさんも眠り始めた
集まっていた御家族や親戚のかたがたもホッと一息
「また来るからね 待っててよ」
そっと彼女に言って病室をあとに・・・
御主人のお話では 医師からは今週いっぱいだろうと
『延命処置は拒否しました 彼女もそれを望んでいる
よく頑張りました
5年前最初に手術した時 あと半年といわれとったんです
ここまで生きられて ありがたいことです』
御主人の淡々とした言葉の中に 二人三脚で戦った
闘病生活の重みが痛いほど伝わりました
また 月曜に行くからね
待っててね
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