※ UPしてすぐに「健全な運営にふさわしくない言葉・表現が含まれている」
  として記事がアクセス不可に。
  こんなことは初めてで、ましてやそんなのに該当する言葉が自分の書いた中に
  あるとは思いもせずあわてちゃったけど、
  とりあえずコレかな、と思うところは削除して再投稿。
  お騒がせしましたーー これでどうかな?



謳い文句にも、

 『ミレニアム』3部作として映画にもなったスウェーデンのベストセラー小説を
 ハリウッドで映画化。
 『ソーシャル・ネットワーク』のデヴィッド・フィンチャーが監督を務め、
 白夜のスウェーデンを舞台に、数十年に及ぶ血族の因縁と猟奇的ミステリーに
 彩られた物語が展開する。

とあり、インタビューでもフィンチャー自身がそう言っていたように、
今回の映画化はスウェーデン版のリメイクではなく、
あくまでも彼自身が原作を読んで彼なりの解釈で作ったフィンチャー版。

そう言われると期待も高まる。
実際去年の春にリークされたとかで流れてきた予告編はめちゃめちゃかっこ良かったし、
前作の『ソーシャル・ネットワーク』よりも題材は彼がお得意とするところだろうし。

なによりフィンチャーには『セブン』と『ファイトクラブ』で
脳天撃ち抜かれてるもんで。


$まいふぇいばりっと ゆる日記














『ドラゴン・タトゥーの女/
  The Girl with the Dragon Tattoo』
















  本 月刊誌「ミレニアム」の発行責任者、ジャーナリストのミカエル
  (ダニエル・クレイグ)は実業家の不正を暴くが、逆に名誉毀損で有罪判決を受ける。
  そんな中、かつての経済界の大物一族の長ヘンリックがある依頼をする。
  40年前に起きた、彼が最も愛情をかけていた兄の孫娘、当時16歳のハリエットの
  失踪事件の謎を解く事だ。
  やがて彼の助手として情報収集能力に長けた天才的ハッカーの“ドラゴン・タトゥーの女”、
  リスベット(ルーニー・マーラ)が加わる。
  そしてふたりは、一族の忌まわしい過去を知ることになる。。


原作は未読、
スウェーデン版は以前BSで観てDVDにして持ってるので、
今回映画を観た前日と二日後にもう一度見直した。
(実は前日にDVDを見直そうと思ったのが途中でネオチ、
 二日後に改めてとなリ、結果2回に分けて観ることになったのだ。テヘ)



観賞後のツイート
 『ドラゴン・タトゥーの女』ダニエル・クレイグのミカエルかっこよすぎ。脱がされても
 ジャーナリストにあるまじき鍛えられたボディ。に恋するオンナ、リスベット。
 痛さ、グロさ、エグさはフィンチャー版の方が高かったかな。
 とりあえずあの終わりかたとエンディングの曲が納得できなーい!笑



以下少々ネタバレありで


まー、いろんな人がいろんなこと言ってるけど、
原作もスウェーデン版も一切知らないで観た方がこの映画は楽しめるんじゃないかと思う。


確かに登場人物も多いし(また名前がややこしー
一族や人間関係は複雑に絡み合ってるとこあるけど、
犯人は何となくその顔つきからも早い段階で察しはつくし、
題材はフィンチャーが大好きな猟奇的連続殺人事件ではあるけど、
実はお話のメインはそこではなかったりもするし。

そんなに詳しく説明してもらわなくても、大筋で理解できる。
ていうか、わかりやすくするためにフィンチャーかなり原作端折ってるよね。

ただ。。
この映画はリスベットのキャラに尽きるところがあるのだが、
彼女の抱えてる過去、
それをあのセリフだけで済ませちゃうのは端折りすぎじゃない?

なんでああいうなりをして、
ああいう目つきをして、
ああいうオンナになったのかって、あれじゃちっともわからん。
あれじゃただのファッションでしょ。

ドラゴンのタトゥーにしても、
あの入れかたじゃただのおしゃれタトゥー。
リスベットはガチでタトゥー入れてなきゃ。
そんだけのもの抱えてんだよ、背負ってんだよ、トラウマってんだよ!
ってあれは絶対違うと思ったわ~
だって、タイトルもまさにそこなのにね。


ツイートで言った痛さ、グロさ、エグさ、
言わなかったけどエ○さ。[表現自粛]
そのへんのシーンやセリフは、フィンチャーが意識して入れたんだろうけど、
本編の大筋とは関係ないところで彼のこだわりを感じた。
好き嫌いは別にして。

あ、だけど明らかに大きく設定変わってるとこあって、
それはなんでそうしたのかよくわからなかったな~


終盤、
リスベットのファッションショーが始まったあたりから、
うーーーん、これっていらないんじゃ??って思ってたけど、
ラストシーンからエンディングの曲が流れたとこでもう笑っちゃったな~

あのプレゼントは何?
まさかのペアルック??笑

エンドロールにかかる曲はカバーとはいえ、
永遠の恋の奴隷なおじさま、ブライアン・フェリーですぞ!笑

「ねぇ、あなたちゃんとわたしを愛してる?」
「ねぇ、わたしって求めすぎてる?」ですぞ!笑


いやー、ダニエル・クレイグとルーニー・マーラをキャスティングした時点で
フィンチャーはラブストーリー仕立てにしたかったのかな。
これはこれで大変ハリウッドぽくてありなのかもとは思いますが。

そういう意味で原作未読、スウェーデン版未見でこの映画初めて見た人の勝ち。
余計な先入観や思い込みなしでフラットに観れるもんね☆

そこから興味を持ったら辿っていけばいいんだもん♪
去年の『わたしを離さないで』がわたしにとってそれだった。
わからなかったところは補完していけばいいんだし。


ということで、いよいよこの原作も読んでみようかなー、などと。




書き終わってかなり辛口なことになってて自分でも驚いた(汗
だってね、冒頭にも書いたけど、
去年の5月に見た「盗撮に見せかけた巧妙な広告」とも言われた予告編
(もう削除されちゃってた)と、
最初に見たこのポスターがほんとカッコ良くて過激で、
すんごい期待しちゃったのよね~



[写真自粛]



向こうでポスターに使われてるカットだけど、
今は胸の部分に公開日が大きく重ねてプリントしてあって、
○○のピアスが見えないよね。[表現自粛]

こんなん見ちゃったから、
リスベットはより過激になってるかと思いきや。。





予告編も今ではいくつもバージョンあるみたいだけど、
これが一番最初の削除されちゃったのに近いかな。。
うだうだセリフも説明も一切なし。
「移民の歌」も間違いないっす。



しかしこれ、予告見るだけで犯人わかるね。。