『127時間』

テーマ:
 $まいふぇいばりっと ゆる日記













  127hours

  監督:ダニー・ボイル
  出演:ジェームズ・フランコ、他





今年上半期で楽しみにしてた3本のうちの最後、
やっと観た 音譜

 ちなみに他2本は『ミスター・ノーバディ』『ブラック・スワン』



待ちきれなくて1月に 予告編 をUPしたりしてたけど、
実はここのところわたしのジェームズ熱が下がり気味、、

この作品はそんなわたしに再びジェームズ愛を取り戻させることが出来るのか?!

って、そこはどーでもいっか あせる



  本 2003年4月。アメリカ・ユタ州のブルー・ジョン・キャニオン。
  ロッククライミングをしていた登山家のアーロン・ラルストン
  (ジェームズ・フランコ)は落石事故に見舞われ、右腕を断崖に挟まれた
  まま身動きが取れなくなってしまう。助けを呼ぶ術もなく5日間が過ぎ、
  命も尽き果てようというとき、アーロンは自身にある決断を下すー。



スクリーンサイズが変わるわけでもタイトルが出るわけでもなく、
いきなりドンドコドンドコ音楽に乗せられて画面三分割、
あら始まってたのね!
で、もう一瞬にしてダニー・ボイルの世界に引き込まれてた!


ほとんどセリフもないまま音楽と映像だけで
アーロンが週末ロッククライミングに行く準備完了!
夜中にひとりで車で出発、途中仮眠、
ブルー・ジョン・キャニオン到着までをテンポよく見せる。


現地到着、いきなり広がる大自然。この雄大な景色が素晴しい!
そこをマウンテン・バイクで軽快に走り抜けるアーロン。
大自然独り占め!!

冒頭、ここまでの疾走感、躍動感はまさに『スラムドッグ$ミリオネア』を彷彿させる。
うーん、パワフル!やっぱりダニー・ボイル、いいね!

$まいふぇいばりっと ゆる日記
  らんらら~ん 音譜 音楽大好き!ひとり大好き!


$まいふぇいばりっと ゆる日記





 ずっこけたってへっちゃら!
 たんのすぅぃい~!
 

 陽気な人だ えっ



だけど実際こんなだだっ広いところに自分一人だけなんて怖すぎる。
それに、アーロンには行き慣れた庭みたいなとこだとしても、
こりゃいくらなんでも軽装すぎるでしょ!
Tシャツに半パンツ、リュック1個にふつーのスニーカーって。。

$まいふぇいばりっと ゆる日記

途中、道に迷った女のコたちと出会いひと時を一緒にもするけど、
さらに人の行かないところへとアーロンが一人でどんどん進んで行くので
その時点でもう、大丈夫なの?って不安になっちゃう。


そしたら、ほら~、、言わんこっちゃない。
落ちちゃった~。で、右腕挟まれちゃった~ ガーン


と、ここで『127HOURS』ってタイトル降臨!
ここから彼の127時間が始まるわけね、、


結構知られてる実話で本人も生還してるわけだから、
お話としてはいじりようがない。

大変な決断をし立派にそれをやり遂げたアーロンの127時間を、
時にはおもしろおかしく、最後まで重くならずに描ききっている グッド!



いつものように誰にも行き先を告げずに来たアーロン。
「週末どこ行くの?」という同僚の問いにも「内緒~」
と背を向けたままバイバイし、
出発の準備中にかかってきたママからの電話にも、
留守電のままで受話器をあげなかった。

人と深く関わることなく、何でも一人でやってきた。
タフな冒険家気取りだった。

広大なアメリカの大自然でひとりきり。
今やどれだけ叫ぼうとも、
頭上を飛んでいくカラスにさえその声は届かない。

身動きがとれないその状況は全て自分が導いたこと、
こうなる運命だった、、
そこで初めて彼は自分の今までの人生と向き合う。

そして今、この時この場所で頭をよぎるのは
自分を愛し支えてくれてた人たちのこと。。

もう一度会いたい、
会って愛してると伝えたい、、
そう思った時に身体の奥底から湧き上がる生への渇望。


命をつなぎ止めるものとして水の描写が印象的。
憔悴した表情、乾いた唇。
アーロンが残りわずかな水をボトルから吸い上げる様は、
ダーレン・アロノフスキー監督が『レクイエム・フォー・ドリーム』で見せた
ドラッグの扱い方にも似ている。
もちろん扱っているものは対極なんだけど、
同じように人間の身体の細胞を目覚めさせるある意味ドープな映像。


極限の状態で幻覚や妄想を見るのも、ダーレンの『ブラック・スワン』を思わせる。
決してアーロンは狂っちゃいないのだけれど、
これも方向は全く逆で、こっちはハッピーな妄想。
常に「落ちつけ、自分!」と冷静を保とうとした彼の美学も忘れ難い。


そして聞いてたシーン。
痛いのは苦手なわたしだけど、結構平気だった。
話知ってたし、むしろもっとえぐいかと(汗

お話のクライマックスでもあるし、
ここで目を背けちゃいかんよね、監督にもジェームズにも失礼だし!
って結果凝視してた 得意げ


果たしてアーロンは生還するわけだけど、
ドキュメンタリー色が強いのに、音楽や映像、
ここそこにダニー・ボイルの魅力的な演出があって
それを全編ジェームズがほぼ一人で体現している。

$まいふぇいばりっと ゆる日記


 うん、がんばった!よかったよ!
 喜怒哀楽すごい伝わってきたよ~






孤独と自然を愛し、人と関わることを拒んで大自然の中に身を置くアーロンは
『イントゥ・ザ・ワイルド』の主人公と重なるところもあるけど、
彼はギリギリのところで愛する人たちのもとへ帰れた。


生きてこそ!
これはダニー・ボイルの生命讃歌 合格




$まいふぇいばりっと ゆる日記

 
 ←こちらアーロンが落ちた場所 叫び

 真ん中右下、黄色い◯印見えるかな?
 


劇中この渓谷に落ちたアーロンをカメラが上から
ハイスピードで引いてって最後このシーンになるのだけれど、
見ててほんとぞっとした。。。

よくこんなところから一人で生還したね~よかったよかった しょぼん








AD

コメント(16)