アンデルセン Op21-6, 7

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 週末は予定通りフルート三昧。
 21-6 はスムーズに通るようになってきたが、どうせ乗りかかったフネだ。旋律部分は旋律部分、和音は和音、接続部分は接続部分、と全部ばらばらにした譜面を別に作ってさらっている。さらにこれらの断片にまた手を加えて何かやると面白いかもしれないので、これは今週末にとっておくことに。
 楽譜作成ソフトなど持っていないので、すべて手作業。エアコン代節約をかねて近所のコミュニティーセンターでおばあちゃんたちを相手に雑談しながら、休日にこういう作業も悪くありません。

 21-7 もかなり通るようになってきた。しかしこれも中にし掛けがしてあるので、しばらく楽しめそう。
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アンデルセンばっか

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 週末、土曜日は午前中、副業。しかし不調。
 土曜日午後と日曜日はフルート練習に狂奔しました。15時間ぐらい。基本練習を別にするとアンデルセン 21-6 ばっかり。もう、頭の中が一杯一杯です。

 まあ、普通に通るようにはなってきましたが、まだまだ。旋律と和音の音色をしっかり変化をつけ、かつ和音は幹音を意識して吹こうとすると、急速に難しくなってテンポが落ちます。
 旋律は遠くに飛ぶように倍音の少ない音色で。和音は逆に倍音の多い、暗めの音で。

 まだまだ時間かかるなあ。
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アンデルセン Op21-7

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 6番はだんだんできてきて、まだまだ時間かかるけど目途は立ったようなので前倒しで7番を始めました。

 ある意味、6番と似たような、旋律と和音を対照させつつ笛一本で吹いちゃおうという・・・。
 でも6番ほどいろんな要素テンコ盛りではないので吹きやすいです。アンデルセンで久々に初見が通りました(あっちこっちキズだらけルバートだらけではありましたが)。
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 このエチュード、音符が多いというだけでなく、記譜法の中にいろいろな要素が盛り込まれていて、油断ならない曲である。まず、表現記号は Andantino で8分音符=96、とここまでは何の変哲もない。メカニカルな難所も特にないが、演奏の手がかりは拍子記号の中にある。8分の3拍子。この3拍子の一拍づつに32分音符が4つ、はめこまれているのだが、これが真正の3拍子である小節と、2+1リズムになっている小節がある(例:9,13,14小節)。
 前者の多くにおいては、各拍の最初の32分音符が同時に8分音符とみなされてバーで結んで3つ組にしてあるからすぐ見分けがつく。この最初の32分音符は旋律線で、おおむねスケールでできており、スタッカートおよびアクセント記号が上下に分けてついていて、強調して一拍分響かせるべきものであることがわかるし、この動きは音形やダイナミックスとも連動している。
 細かく和音が動いていくからまったく油断も隙もない。かつ、テンポを上げたときもスタッカートとレガートの対比は明確であるべきだ。音色を変えたいな。
 後者の2+1のリズムの部分も、易しくない。これらは3拍子のリズムのフレーズの間をつなぐブリッジの部分であって、丁寧に、かつ十分に歌うべきアルペジオである。上側に4分音符のポールと8分音符・休符でリズムが指示されている。さらに続きの2小節をスケール的に演奏すべき部分もあって8分休符で指示されている。
 また、1箇所だけ、付点のついたリズムが2小節分ある(24-29小節)が、これもていねいに、かつ音楽的に演奏すべきだ。転調は、一箇所もない。提示部と再現部だけの中抜きという感じ。

 元々音符が多くて黒っぽかった譜面が、書き込みだらけでさらに真っ黒になってしまった。うーん・・・これは時間がかかるぞ。

アンデルセン

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 Op.21 は三が日中に第6番まで辿りつきました・・・というか、この6番を一見してびっくり。

 ・・・真っ黒じゃん。

 音符だらけじゃん。62小節あって、最後の一小節は終止音だけど、あとは全部32分音符で埋め尽くされている。道中、休符なし。
旋律線は単純でテンポもゆったりなのだけれど、さすがにこれは滑らかに吹けるようになるまでは時間がかかりそう。

 ところで、ここまでシャープ系の曲ばかりだなあ、と思っていたので、念のため24曲全部の調号を調べてみたら・・・なあんだ、そういう趣向だったのね。「24」という数字を見た時点で気づいておくべきだった。
 24の調性すべてに一曲づつ、シャープ記号はひとつづつ増え、フラット記号はひとつづつ減る、という順序でエチュードを作ったんです。大バッハの「プレリュードとフーガ」とかショパンのピアノ・エチュードと同じですな。

アンデルセン Op.21-4

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 4番に進みました。もっとも3番もまだ練習はしています。


 この4番はいい曲ですねえ。スウェーデン民謡をモティーフにしているんですが、エチュードというよりはもはや小変奏曲と呼ぶにふさわしい。数え方にもよりますが第4変奏まであって、立派なものです(ただし最後にまた民謡のテーマが出てくるところが変奏曲の形式じゃない)。


 フルートでもこんなにロマンティックな音楽がありえるんだなあ。たいへん美しい。

  3 番は 2 番とはうって変わって、解釈に悩むことはない。流れが自然なんだなあ。ダイナミックスなんかも、 2 番は f から p への断続的な変化があったりフルートにとってはやりにくい低音域への下向きクレシェンドがあったりと、何かと悩ましいのだが 3 番はまことに動きが自然だ。

 フレーズは、うんと大きく取りたい。

 ルバート関係は特に指示がないが、これも悩まないで、フレーズとフレーズの間の接続を少し遅めにすれば足りる。


 動きが自然なので、私などはすぐ視覚的イメージでやってしまう。これはね、子供が自分のうちに帰る道々スキップしているのだ。お友達のおうちでなにか楽しいことがあったのだ。途中、道にちょっと凸凹があったり、犬に吠えられて、おっとっと・・・なんてこともあるが、大丈夫、無事に「ただいまあ!」とおうちに跳びこんでいくね。

 意味が分かりやすいので、暗譜も楽にできる(実は2番はまだできてない)。

概念的な演奏ガイド

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 アンデルセン Op.21-2 の解釈は、結局一種、概念的な思考、「意識の流れ」に求める他はない、と考えた。


 明らかに後期ロマン派。ただし艶っぽい感じは全然ない。和声を調べるとかなり複雑で、マックス・レーガーの小品を少し単純にしたみたいな感じ。

 それにしても、確かにフルートってつくづくロマンティックなものが苦手なのよね。こういう風にならざるを得ないような気がする。


 この曲は何らかの「憂憤」を持っているのだが、それはおのずと展開していく性質のもので、途中、明らかに何らかの解決の糸口が見えてくること(一瞬 C-Dur に転調するところ)もありながら、結局は安易な解決を拒絶する自らの性向に導かれて、複雑化し否定に否定を重ねて深淵に落ち込んでいく実存のありようを主題としている、と。


 この方針が的を射ているかどうか知らないが、とにかく練習を続けることは出来るし、音形の展開やダイナミックス(pp から ff までクレッシェンドして、また pp からクレッシェンドという繰り返しに特徴がある)のつけかた歌い方を考えることは出来る。


 そして・・・ルバート禁止!


 あ、絶対禁止、メトロノームのようにやれ、というのではなく、歌いすぎて大げさなルバートになってはダメだろう、ということです。


 Op.21-3 も練習開始。これはさすがに初見は通らなかった。

時間とカネの逆相関

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 アンデルセン Op.21-2。とりあえず指定のテンポで滑らかに吹けるようにはなりました。

 が、しかし!「仕上がった」とは全然いえない状態。

 それもその筈で、いったいこの曲が何を言いたいのか、私は全然わかっていないのです。単に音符を間違えずに並べているというのに近い状態です(まあ、フレーズの切れ目とかは、ブレス記号が適切につけられているおかげもあって分かりやすいので、そこで歌うことはできる、という程度)。

 頭の中にかつてレッスンを受けた師匠たちが何人もあらわれ、あるいは皮肉交じりに、あるいは怒声交じりにダメだしをされる声が聞こえてくるようで・・・。

 前半はなんとなく抽象的な「憂憤 (spleen)」という雰囲気ですが、後半(特に21小節以降)は細かい微妙なアルペジオの連続で、情緒に訴えかけるようなものではないのでわかりにくい。

 何か視覚的なイメージが浮かんでくるような音楽でもありません。思えば昨年さらったデュティーユのソナチネなどは、テクニックはずっと難しいけどこういう点はラクだった。あれは私にとっては、肉食獣と齧歯獣と、チョウチョか蜂のような昆虫が活躍する音画の連続だった。


 困ったなあ・・・。レッスンを受けようにもお金も仕事もありません。時間だけは、今のところはなんとか。


 時間とお金の両方がある人向けの教訓: 今のうちに精一杯練習してレッスンをたくさん受けてください。

アンデルセンOp.21-2

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 1番を切り上げ、2番に侵攻しました。

 とりあえず、初見は通りました。メカニカルは難所はありません。

 しかしこりは・・・一段と「とりとめがない」感じ。がっちりした感じの曲が多かったケーラーとはだいぶ違います。

 とりあえず、指定のテンポ「アレグロ・マ・ノン・トロッポ」にもっていけるまでモクモクとさらって、それからあれこれ考えることにしたい。