悪魔の祈り
数日経ったある日。
その日は、出勤だった。
帰る頃、携帯を見るとミユから着信が入っていた。
家に帰るととーちゃんが
「ミユから電話あったで。あいつ泣いてた」
簡単に事情を聞き、電話がかかってくるのを待つ。
とーちゃんはずっと泣いてるミユの話を聞きながら励ましてくれたようだ。
かかってきた電話の声は以外にも元気だった。
↑B型なので時間が経つと落ち着く
「パパにお金貸してくれって言われて貸してん。何日か経って
『お金いつ返してくれるん?』って聞いたら
『はあ?何言うてるんや?携帯代いくら払ってると思ってるねん』
と、言われた。」
―う~ん。いつもの事やん、それ。貸したら絶対返してくれる訳がない。
「最初から携帯代出せと言うんやったらいいけど
貸してくれと言われて、返してくれへんのは汚い」
悔しくて電話してきたのだ。
この気持ちは痛いほど解る。
一緒に生活したものだけにしか解らない。
あたしの中の悪魔が祈る
―あいつなんて不幸になってしまえ
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