2007年03月18日 テーマ:

レインボーマジック ちょっと補足

軽くレインボーマジックの感想書こうかと思ったら、妙に長ったらしい文章になってしまいました。

おかげで、書いといたほうがいい情報を漏らしてしまいましたので、ちょっと補足します。


レインボーマジックは7巻で一応完結しますが、新しいシリーズがはじまっています。

デイジー・メドウズ, 田内 志文
レインボーマジック 9
デイジー・メドウズ, 田内 志文
レインボーマジック10 雲の妖精パール
デイジー・メドウズ, 田内 志文
レインボーマジック 11

こんどは、天気の妖精みたいです。

きれいでしょ?

かわいいでしょ?

これ、840円もするんですよ、1冊。

それが、10冊以上あるんです。

子どもが「これ買って」と言ったら、親はどうすると思います。


「高いけど、ゲームじゃないし、本だし……」

「子どもが自分から読書をしたいなんて言い出したんだから……」

「これをきっかけに、本をたくさん読んでくれるかも」


てな具合に痛い出費に耐えるわけですよ。

マンガやゲームには厳しい親だって、本には甘くなります。

なにせ本!(マンガやゲームにくらべれば)高尚なものに違いないし、しかもイギリスでハリーポッターより売れてるなんて言われちゃ、買わずにいられませんってなもんです。

親の心理をよく掴んだあこぎな商売ですよ。




昨日のブログで書いたとおり、この話の主人公二人が自主的に物語を動かすことってほとんどありません。

唯一の活躍は妖精を解放することなんですが、悩んだり考えたりするひまも与えないいきおいで、誰かが助けてくれるんでたいして困ることもありません。

二人とは反対に、妖精や動物たちはそれなりに個性を与えられて、活躍しています。

基本的に主人公の女の子たちは、妖精たちの活躍を眺めているか、たまにゲスト的に参加させてもらえるだけの、きわめて読者の立場に近い主人公たちです。

二人は読者が感情移入するタイプの主人公ではなく、読者が妖精の世界を覗いたり、参加したような気分にさせるための媒介の役割を果たしているようです。


レインボーマジックはたとえるなら遊園地みたいな本です。

遊園地では、お金を払って乗り物に乗れば、あとは勝手に動いて楽しい思いをさせてくれます。

怖い思いをすることがあっても、ちゃんと安全確認もされているので、心配ありません。

自分で考えて行動する必要なんてありません。

遊園地はもちろん悪くないんですけど、たぶん普段読書してなくて、たまたまレインボーマジックにはまったという子は、新しい本の世界に興味を持つことなく、この遊園地的世界から動かないような気がします。

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