こんばんは。今日ぽぷりは会社でTOEICの申し込みをしてきました。約1年ぶりの受験です。
良い結果が残せるように、来月の試験に向けて勉強していかないといけません
さて、今日は3連休の中日で暇~な平凡な1日の始まりだと思いきや…。
私がボーディング担当だった便は北の大地のとある地方行き
ボーディングは2人一組でメインとサブという担当で行い、そこにGLさんといって、ゲートの責任者が入って3人で行うことが常です。
今日の私のパートナーは新入社員。GLさんが来てくれるだろうと心待ちにするも一向に来る気配なし…(@Д@;
もしかして…GLさん来ないのかなぁ?じゃあ、私がリーダーシップとって進めなきゃと思って始めました。
機内の準備も整い、いつもと同じようにボーディングが始まりました。
まずはじめに2歳以下の小さなお子様連れのお客様やお手伝いが必要なお客様から始まり、次にゴールドメンバーのお客様の優先搭乗、そして一般のお客様という順番にボーディングは進みます。
搭乗案内開始して3分…5分…ゲートでは約15分くらいの間にやることがたくさんあって、追加の受託BAGが出ないか連絡をしたり、通過状況にあわせて飛行機の搭乗通路を2本から1本に閉めに行ったり、機内には持って入れないもの(ハサミとかカッターとか、ナイフとか…)を検査場に取りに行ったり…。
そして、どんどんお客様が搭乗口を通過していくと次はまだ来ていない人を搾り出し、無線でどのお客様がまだ来ていないか、そのお客様はBAGを預けていないか、そのお客様にお連れ様がいないか、機内にもいないか、検査場にもいないか…
とにかく来ていないお客様を必死に探します。(いつもなら、ここでGLさんが指揮を執ってくださることが多いんだけど、今日はGLさんが来なかったので、私がパートナーの新入社員の子に指示をして、捜索しました。
でも、お客様来られなくて、全館放送しても来なくて、結局お客様をキャンセルして飛行機のドアを閉める判断をしました。
必死の思いで飛行機を出発させて戻ってきた時、そのお客様がゲートの前のソファーに座っているのです。
ゼーゼー息を切らせて急いで来てくださった様子。
だけど…飛行機はドアが閉まってもう動いていっちゃったその北の大地のとある地方への便は1日一便のみ
だから特別に予約を変更して、そのままのチケットで北の大地に行くなら明日の同じ便しかない状況。
もしくは、払い戻しをして、他社便にて向かうか、行くこと自体を辞めるか…選択肢は3つ。
「1分とか2分のことなのに何で待ってくれなかったの?遅延する時は何十分何時間と平気で遅延するのに…」と息を切らしながら一言。
「申し訳ございません。○○様をギリギリまでお待ちしていたのですが…。」
「でも私がゲートに来たのは3分前でしたよ。出発時刻まで3分もあるのに何で?」
「時刻表に掲載している時刻は実際に飛行機が動き出す時間でございまして、ゲートの締め切りは出発4分前、飛行機のドアが閉まるのは2分前でございます」と私が説明したところで、お客様は納得されず…遂に泣き出してしまわれました。
「でも!!2分前にドアが閉まるなんてどこにも書いてないじゃないですか」
「そうですね…ですが、航空券にも時刻表にもホームページにも、自動チェックイン機でも10分前までには搭乗口に来てくださるようにと印字しております。」と必死に説明するも、予定していた便に乗れなかったことにお怒りのお客様。
他社の便を調べると午後にその北の大地のとある地方へ行く便があったので、そちらの時刻の案内でなんとか落ち着かれたお客様☆
毎日何人もの乗り遅れになるお客様と対応する私達…。
私達だって、本当は辛いんですよ。お乗りいただけないことを告げる時、いつも一呼吸ついて対応するぽぷりは、目の前で泣かれるお客様を見て私も泣きたい気持ちになる瞬間でした
どうかどうか皆様。GHからの切実なるお願いです。
飛行機に乗られる際は、一か八かのギリギリな予定は立てないでください。そして…ゲートには最低でも10分前にお越しください。
お客様にお断りをする私達も辛いんです