これじゃあ、政治家と同じじゃない? | 独断と偏見の日記帳

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 記事を見ると、地元の人たちともっと交流しろ!ということだ。しかし、試合に勝つことがプロとしての最大の責務。だからといってファンとの交流をしない、というのも問題でもある。
 
 確かに落合監督が率いての中日は強くなった。しかし、現実はファン離れを加速した。だから、監督を辞めろということになった。

 つまり、ファンの方が、「応援してやってんだから、これくらいの褒美をくれ!!。褒美がないなら応援しねぇーぞ!!」という方式だ。記事では、それをするのが当然のことのように書かれている。

 ただ、そこで忘れてはいけないのは、ファンといってもその地域の有力者や実力者を中心にしたファンの集いだ。つまり、その人たちのおこぼれで中日ファンとして応援しているだけだ。

 本当のファンっていうのは、純粋に試合を観戦し、選手たちを応援し、グッツを買う。そして、ファンとの集いを年1回行うくらいで十分だ。そのことをきちんと監督に伝えていれば十分な話し。そもそも、中日新聞が部数拡大のために球団を利用し、そこに監督が挨拶をするというものだ。はっきりいって、これじゃあ政治家と同じではないか。

 選挙に勝つために有権者の団体、法人、有力者を回る立候補者、政治家と同じではないか。そもそもそれがおかしい。サッカーは年に2度あるかないか、ファンとの交流会を行っている。企業があまり口出しすることはない。そもそも、Jでは、露骨な企業PRはご法度になっている。

 それに話しによれば、中日の坂井克彦社長がチームが負けた時に、自分の球団が負けたのに、ガッツポーズをしたとか。これからして、この球団のフロントがおかしいことは明白だ。
 
 まあ、それは坂井社長が、落合監督を嫌っていたからだという。にしてもだ、露骨にガッツポーズはない。もし、それが事実なら、球団社長をするべきではないし、即刻辞任すべきだろう。

 監督が残した実績をみれば、こんなところで辞めるべきではない監督ではない。