そろそろお彼岸ですね。

帰省されますか?

 

何かと忙しい時期ですし

「お彼岸」だから帰省するって意味不明

訳がわからな~い(・ε・)

…そんな風に思っている時期が私にもありました(;^_^A

 

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実習に追われて…

という話は時々書いていますが、

学生の頃も、働き出してからも

実家に帰る時間もなく、数か月も帰れない日々がありました。
 

電話は時々していたのですが。

 

私の両親はまあ、元気ですが

 

時々母が体調を崩し入院することがありました。

 

ちょっと変わった症例の患者さんを受け持って

 

看護計画を立てるのに煮詰まった私は

実家に電話しました。

 

そうすると

 

「お母さんね、明日手術するんで入院しとるんよ」

と父が。

 

まったく知らされてなくて驚きました。

 

 

他人の看護計画たててる場合じゃない

 

と思いましたが、

「帰って来なくていい」

ということでしたし、実際帰れる状況でもなかったので悶々として過ごしました。

 

私、身近な家族が大事な時にそばにいられないなんて

 

何やってるんだろう…

 

そう思いました。

 

 

こういう出来事はその後数回ありました。

 

 

親は心配かけまいとしてるんでしょうけど

 

余計不安が増しました(;^_^A

 

結婚してすぐ、義父が入院した時は

 

すぐに病院に行って

毎日付き添いました。

 

朝一で行って面会時間終了まで。

 

 

泊まり込みが必要なほどの容態ではなかったので。

 

その時は。

 

100kmも道のりを毎日行き来するのにも疲れましたが

 

一番の心配は

「退院後、どうしよう」

ということでした。

 

訪問サービスか、施設を探すか…

 

本格的に動かなければ、と考えていた矢先

 

「また明日来ますね」

 

と言って帰宅した日曜日の深夜、

病院から急変の連絡があり

急いで駆け付けたのですが

そのまま…

 

毎日病院に行っていたとはいえ

 

肝心な時、そばにいられなかった。

 

たった一人で旅立たせてしまった…

 

という事がいまでも悔やまれてなりません。

 

やれることはやったし、

 

親戚にも「ありがとう」と言われたのですが

やはり…

申し訳ない事をした

という思いは今でも消えません。

 

やり直しはできないのです。

 

 

気にかかることがあれば

 

会いに行ってください。


 

会うのが無理なら電話でも。

 

何事もなければそれで良いじゃないですか。

 

 

会いたい人には会いに行く

 

 

私もできる範囲で実行しています。

 

 

もう、後悔したくないですから。