パーソナリティ障害の概要

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皆様、こんばんは。

 

 

 

札幌市近郊恵庭市恵み野のカウンセリングルーム、「なおこ心理相談室 」の臨床心理士の足立直子です。

 

 

 

 

今日の恵庭は曇って、涼しい一日でした。

まだまだ長袖カーディガンが必要です。

 

 

 

 

さて、今回からは、パーソナリティ障がいについて、皆様と考えていきたいと思います。

 

 

 

第一回目は、パーソナリティ障がい概観として、

大きな概念であるパーソナリティ障がいとは、どんなものかを考えていきましょう。

 

 

 

 

パーソナリティ障がいとは、

「その人の属する文化から期待されるものより著しく偏った内的体験および行動の持続的なパターンであり、ほかの精神障がいに由来しないもの」

と、されています(ICD-10、DSM-Ⅳ-TRより)

 

 

 

アメリカの研究では、人口の15%がパーソナリティ障がいであると報告されています。

 

 

 

しかし、治療につながる例は少なく、

実際に医療機関を受診するのは、

他の精神障がいを合併しているケースが多いのが現状です。

 

例えば…

 

○境界性パーソナリティ障がい、反社会性パーソナリティ障がい+薬物依存

○回避性パーソナリティ障がい、依存性パーソナリティ障がい+うつ病

○回避性パーソナリティ障がい+社交不安障がい

 

 

 

などです…

 

 

 

また、アメリカ精神医学会の診断基準では、パーソナリティ障がいは、10種類に分類されています。

 

以下、記しますね。

 

 

 

クラスターA群(奇妙で風変わりなタイプ)

 

・妄想性パーソナリティ障がい

・スキゾイドパーソナリティ障がい

・統合失調型パーソナリティ障がい

 

クラスターB群(感情的で移り気なタイプ)

 

・反社会性パーソナリティ障がい

・境界性パーソナリティ障がい

・演技性パーソナリティ障がい

・自己愛性パーソナリティ障がい

 

クラスターC群(不安で内向的であるタイプ)

 

・回避性パーソナリティ障がい

・依存性パーソナリティ障がい

・強迫性パーソナリティ障がい

 

 

これから、数回にわたって、

以上10種類のパーソナリティ障がいについて、皆様と考えていきたいと思います。

 

 

 

パーソナリティ障がいというと、「性格の問題」ととらえられがちですが、

そうではないことが、最近の研究で明らかになってきました。

 

 

 

まだ原因は明らかになっていませんが、

衝動的な行動パターンは、

生物学的特性、例えば中枢神経系を制御する神経伝達物質であるセロトニンが作用している神経系の機能低下によるものだと考えられています。

 

 

 

また幼少期の虐待的な養育環境が、パーソナリティ障がいの発症に大きく関わっている、ともいわれています。

ただし虐待的な養育環境で育っても、パーソナリティ障がいを発症しない人も多くおられます。

 

 

このあたりの理解が、誤解につながらないで、皆様と共有できれば、嬉しく思います。

 

 

次回からは、各パーソナリティ障がいについて、みていきましょう。

 

 

 

変わりやすいお天気ですね。

本州は蒸し暑いでしょうか。

どうぞお身体お大事にご活躍をお祈りいたします。

 

 

 

 

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なおこ心理相談室 」 臨床心理士 足立直子

 

 

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