2005年08月28日(日) 16時36分26秒

死の淵に立って

テーマ:自分への覚え書き
生と死の境界。
極限の、ギリギリの状態。
一つ間違えれば命を失う。
そんな瞬間に人はもっともエネルギーを発する。
その状態を美しいと思う。

僕はそんなところで仕事がしたい。
ギリギリのところ。

そしてそんな仕事が好きだ。
針の上のような限界点で、針の先のように繊細な研ぎ澄まされた感覚で作られたもの、行われる仕事。

僕が武術をやっているのはきっとそんなところに理由がある。
ギリギリの感覚。
本当はそれを望んでいるのだ。実戦の中での、一瞬が永遠にも感じる時間のなかで、極微細な決定が全てを決めるようなそんな瞬間。
興奮。

人はそういった自分という夢を生きるのだ。その夢を生きるときもっともエネルギーが生まれる。

その夢を僕は宇宙の夢と呼ぶ。それは「僕」という何かを通して顕在してこようとする夢。

人は生まれながらにして尺度を持っている。何かを評価する基準。人生を決める基準。
人はなぜか生まれながらにして判断基準をしっている。それはつまり、あらかじめ「知っている」ということに他ならない。
僕はそれをその人の夢、と呼ぶ。なぜなら、その基準の頂点とは、その人が成るべき所だからだ。
その尺度を持っている人は、自分以外にはどこにもいない。正確な意味では。
ただその頂点に行ける、またはその尺度が分かるのは、ただ自分をおいて他にいない。
なぜ、どこからその尺度は現れたのだろう?

それは「美」または「真実」、「夢」、「成功」、「善」と様々な言葉で呼ばれるだろう。
そしてそれはその人に最も力を与えているものであるはずだ。


僕は、生と死の境界にいて、そこで全力で命を燃やしているそんな人たちと会い、そんな人たちのために仕事をしたいと思う。
そしてそんな仕事をするだろう。

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