半兵衛のブログ

映画やドラマ好きなので映画やTVドラマのレビュー、ビートルズ関連の曲紹介や、古い洋楽ロック、気になるJポップスのレビューをしています。ペタは見ません、いいねを中心に訪問しています。


テーマ:
◆The Beatles She's Leaving Home

「She's Leaving Home」は、ビートルズ1967年発売のアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』の中の一曲です。

この曲は「デイリーミラー」に掲載された「17歳のメラニー・コー失踪事件」を読んだポールがその記事を題材に作り上げたものです。主にポールが曲を書きコーラス部分、対訳では(カッコ)の部分の歌詞をジョンが手掛けました。この部分はメラニー・コウの母親の言葉もそのまま使われています。
この部分は「いつもミミ叔母さんが言っていた言葉だからすぐかけた」byジョン

彼女は裕福な家庭に育ち、ダイヤの指輪やミンクのコートや車などなんでも与えられて育てましたが、ひとりでの外出も禁止され、自由だけは与えなかったようです。母親は演劇を目指す彼女を歯科医にしようとしました。そんな彼女が自由を求めて家出をする話です。
そこには親からの行きすぎた干渉や自由を奪う行動や決めつけ、あるいは子供の希望などまったく理解してくれない無理解、等の問題が投げかけらており、そんな親からの解放が描かれています。

※メラニー・コウのインタビューで実際の彼はカー・ディーラーではなくカジノのディーラーで、家出をした時間は朝ではなく昼間の両親が仕事に出て留守中だった時だそうです。そして家出の結末は何と一週間での帰宅でした。

ビートルズのメンバーは一切演奏しておらず
ポールのリードヴォーカルとジョンのコーラスのみで、リンゴとジョージは不参加です。

クラシック音楽でいう歌曲というジャンルに入り、
オーケスラアレンジはマイク・リーンダーが手掛けており、演奏楽器はヴァイオリン×4、ビィオラ×2、チェロ×2、コントラバス×1、ハープ×1です。

※ポールはいつものようにジョージ・マーチンにアレンジを持ちかけましたが、すでにEMIを退職していてビートルズ以外の仕事で忙しかったために待ってもらうように話しましたが、ポールは急いでいたのでフリーのアレンジャーマイク・リーンダーにお願いしたそうです。その事でジョージ・マーチンはすごくがっかりしていたそうです。

「ビートルズ・サウンドはバッハのフーガにも匹敵する美しさを持っている。あらゆる意味において、彼らは今世紀最大の作曲家である。今世紀のみならず、少なくともシューベルトやヘンデルよりは上だ。」とニューヨークフィルの指揮者レナード・バーンスタインが述べました。
※この曲を指した発言かどうかは定かではありません。

アメリカ出身のグループにはやはりカントリーやジャズがあり、日本には演歌があるように、欧州出身の彼らの生活のバックにはその美しい街並みのようにクラシック音楽が流れていたと想像します。
ブリティッシュサウンドの根底にある繊細さや緻密さや情感はやはりその生まれ育った土壌が作り上げるものだと実感しました。

人気投票でもあまり上位に入ることのない曲ですが、特にポールの才能はこういった曲で爆発的に発揮されるのだと思います。テーマもジョンの歌詞の部分で母親のつぶやきを入れることにより、より身近なものとなりました。美しすぎる味わい深い名曲で、もっともっと評価されてもいいと思います。そしてこのような曲が作れるのはビートルズだけと断言します。

♦半兵衛の四字熟語 「親縛子逃」読み方 しんばくしとう  
子供の気持ちを理解せずに親の思い通りに育てようとしても、こどもは反発し逃げてしまうという意味

--------------------------------------------------------
「She's Leaving Home」
       作詞・作曲:レノン・マッカートニー


水曜日の朝の5時にその日は始まった
彼女はそっと寝室のドアを閉めて
「もっと話したかった」と、置き手紙を残した
彼女は、ハンカチを握りしめて、階段を下りて台所へ
音をたてずに裏口の鍵を回した
外に踏み出すと、彼女は自由の身になる

 彼女は・・・
(人生の大半を娘の為に生きて来たのに)
 彼女は出て行く・・・
(私たちの人生の大半を犠牲にしてしてまで可愛がったのに)
 家を・・・
(お金で買える物はなんでも与えたのに)
 彼女は 何年もの間孤独にすごした家を出て行く
 バイバイ

父親がいびきをかいている、妻はガウンをはおり、
そこにあった手紙を拾い上げると
階段の上でひとり立ちつくし
泣き崩れ夫にすがりついた
「あなた・・私たちの娘が家出をしてしまったわ・・」
「なんで、こんなに心ない事をするのかしら」
「どうして、こんな仕打ちをするのかしら・・・」

 彼女は・・・
(私たちは自分の事など考えずに)
 家を・・・
(決して私たちの事等考えなかったのに)
 出て行く・・・
(私たちは 苦労してなんとか切り抜けてきたのに)
 彼女は 何年もの間孤独にすごした家を出て行く
 バイバイ

彼女は金曜日の朝9時には遠くにいる
カー・セールスの男と会う約束を守るために待ちあわせている

 彼女が・・・
(私たちが間違っていたというのかしら?)
 求めるのは・・・
(私たちの過ちに気づかなかった)
 楽しみ・・・
(楽しみだけはお金で買えない)
 彼女の心の中の何かが否定され続けてきた(バイバイ)
 彼女は家を出て行く(バイバイ)

訳:半兵衛

--------------------------------------------------------
She's Leaving Home





半兵衛のブログ
AD
いいね!した人  |  コメント(8)  |  リブログ(0)

半兵衛さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。