酷暑、お見舞い申し上げます。

四万十市で41度。国内観測史上最高を更新とのこと。
四万十市?中村市が近辺の市町村と合併したのね~と、土曜日に40.7度のニュースで知りました。旧中村市と旧西土佐村が平成17年合併。埼玉・熊谷と岐阜・多治見に並んで、高知・四万十の名前も、忘れられないものとなりましたね。


横浜美術館のプーシキン美術館展。印象派好きの娘は、大好きなルノワールと、プランス絵画に大満足でした。私も娘も、一応キリスト教徒の端くれなので、忘れないよう自分の為に、宗教画をあげておきます。


○ニコラ・プッサン 「アモリびとを打ち破るヨシュア」(1624-25年)
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○セバスチャン・ブールドン 「犠牲をささげるノア」(1650年代半ば)
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○シャルル・ル・ブラン 「キリストと聖女たち」(1680-85年頃)
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○ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル 「聖杯の前の聖母」(1841年)
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この絵は「サマリー」と並んで、ポスターにも使われていましたね。

さらっと通ってしまう絵もありますが、これは思わず立ち止まってしまう絵の一つでした。他の画家達の聖母像に比べると、聖母聖母していない感じ。無理して神格化したり、母性を前面に出していないが故、却って柔和で気品ある姿が引き立ち、吸い寄せられるように見入ってしまいました。

こちらのチケットで、横浜美術館のコレクション展も見られます。

「収集のよろこび-美術館にみる個人コレクション」と題され、7人の収集家のコレクションを展示。「サカタのタネ」の創業者・坂田武雄氏収集の西洋近代美術作品を始めとして、油彩画・日本画・工芸・版画等、多彩な作品が並びます。


写真展示室では、アンディ・ウォーホルのポップアート作品を特集。
○アンディ・ウォーホル 「キャンベル・スープⅡ」


そして、サラッと何気なく置かれているのが、イサム・ノグチの彫刻。「あれ?何なんだろう?」と、つい興味を惹かれる作品なんですよね。伝統を踏襲しつつも20世紀ならではのモダンさが、垢抜けていて、横浜に合いますね。

○イサム・ノグチ 「真夜中の太陽」(1989年)

イサム・ノグチは、少年時代に茅ヶ崎に住み、横浜のカトリック系小学校に通っていたとのこと。横浜美術館は、彫刻作品6点を所蔵。

それに、祝・世界遺産登録、というわけではないでしょうが、片岡球子の「富士山」のリトグラフの連作も展示されていました。驚くというか、たじろぎますね。絶対こんな絵は、この人でなけりゃ描けない、と誰もが感じずにはいられません。

○片岡球子 「めでたき富士」

すみません。メモしてこなかったので、展示されていた絵の題名を覚えていません。画風の参考になさってください。

2000年に「熱き挑戦 片岡球子の全像展」が催されていました。

『それまでの日本画の概念を揺るがす、ダイナミックな構図や鮮やかな色彩、自由奔放な筆遣いを特徴とする画期的な表現を確立し、高い評価を得るに至る。大正15年から昭和30年まで、横浜市立大岡尋常高等小学校(現・横浜市立大岡小学校)の教諭を勤めた、横浜とは深いゆかりのある作家。』 との説明。

イサム・ノグチも片岡球子も、横浜に縁のある芸術家なんですね。

昨年、宮城県美術館に行った時、宮城県出身の彫刻家・佐藤忠良の作品を見ました。その地域にゆかりの深い芸術家の作品を見ると、やはり何となくその土地の風土が合っているように感じます。思い込みも多分にあるでしょうが。

まあ、中でも佐藤忠良の作品は、その殆どが東北から関東にかけての人物がモデルですから、そりゃそう感じるのも当たり前なんですよね。リアリズムを追求した彫刻家ですし。(外国人がモデルの作品もあります。)

ただ、ゴーギャンの絵は、タヒチに行ったからこそ描けたものですから、あながち間違いでもないかな?と。環境がその人を、その人の芸術を、育てるのでしょう。

○ポール・ゴーギャン 「エイオヒ・オヒパ(働くなかれ)」(1896年)

(この絵は、プーシキン美術館展での展示品です。)

娘は、もう何度も横浜美術館に来ているので、さっさと見終わってしまいました。私は途中で切り上げましたが、たぶんそのうちまた訪れることがあるでしょう。その時は、こちらのまた別なコレクションが展示されているはずですね。楽しみにしたいと思います。


お読みいただき、ありがとうございます。

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