5000VOLTもの電撃を受けるとシビれます

自分がビリビリと刺激的電撃を受けたCDやレコードなどの音を中心に、レビューっぽい感じで綴っていきます。よろしくです。


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5000VOLTもの電撃を受けるとシビれます

2001年発売の1stアルバム「レッキンクルー」。MCしゅんた、特攻、DJ K404の3人からなるグループだ。

彼らはいわゆる誰々の後輩といったカタチでシーンに登場したのではなく、それまでの日本語ラップ年表にも名前はなかった。バブル真っただ中の2001年という飽和状態のシーンにおいて、突然変異ではあるが生まれるべくして生まれたミュータントのような存在と言えるだろう。サウンドもアルバム全編通じてエレクトロ、ドラムンベース、テクノに代表されるような打ち込みサウンドに溢れており、従来のHIP HOPアクトとは一線を画す存在だったのだ。

1曲目「テーマ」は解りやすい踏み絵。この音とラップがダメな輩は ここでトレイからCDを取り出す事をオススメする。俺なんかは無意識にカラダが動いてしまうけどね。2曲目「PART2」、3曲目「グリグリ」まで来ると、もうこの世界にドップリ肩まで浸かっていることだろう。気持ちよくボディロック♪気持ちよくボディロック♪

6曲目「湯煙FUNKオリジナル」は、パンチライン量で言えばアルバムでも随一の曲。一例として…「ファンク過積載 Don't殺菌」、「通天閣スペイシー、浴衣のスタンド使いクレイジー」、「難攻不落の健康ランド」、「ワビサビグランドマスター、新聞沙汰ファンキーテクニシャン」などなど。こういう言語センス好き。8曲目「MFBS」はもうドラムンだね。アルバムの中間にインスト曲を持ってくるトコあたりに、彼らのアティテュードが汲み取れる。

9曲目「HUSTLIN'」は12インチカットされた曲。それに収録されたフォースオブネイチャーのリミックスも良かったけど、このオリジナルには到底敵わない。2MCの掛け合い、ループ、ビートの抜き差し、7分15秒というロングタイムを感じさせないクオリティに脱帽するわな。14曲目「ブンブン !??! (16連打REMIX)」は、1stシングルのリミックス。オリジナルがライブでもお得意ナンバーのパーティー仕様だったのでどうしても比較してしまうが、音での遊びっぷりはこっちが上。楽曲の善し悪しはオリジナルだけどね。

全14曲。
ヌケの良い声質でルーズにラップする しゅんた、締まりのあるフロウの特攻、ハメ系スクラッチや、洪水のような擦りまくりのターンテーブル捌きが素晴らしいK404、ここまでオリジナルな連中なのに彼らが当時のシーンに歓迎されていたような記憶は余りない。HIP HOP ROYAL 2001に出演していたし、阻害されてたわけでもないんだろうけど。

NY至上主義だった日本のシーンにおいて、ここまで土臭さなど微塵も感じさせないHIP HOPは確かに異質だったが、聴き込めば彼らのHIP HOP IQの高さも伺い知れるってモンよ。balの江田氏の手掛けたアートワークは スケシンやAKEEMといった先達にはまだ及ばないが まぁご愛嬌で。

マイク5本、いや、5000VOLT。




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