5000VOLTもの電撃を受けるとシビれます

自分がビリビリと刺激的電撃を受けたCDやレコードなどの音を中心に、レビューっぽい感じで綴っていきます。よろしくです。


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5000VOLTもの電撃を受けるとシビれます

2002年発売の1stアルバム「THANKS FOR LISTENING」。シャカゾンビのトラックメーカーとして、またECD、YOU THE ROCK、DABO、篠原ともえ、スケボーキング、グワシ、etc…のプロデュースやリミックスでも数々の作品を残してきたツッチー。RINKY DINK STUDIO@都立大の正式な伝承者でもある彼の、満を持してのアルバムだ。

本アルバムは、もちろん全ての曲のプロデュースを自ら担当し、MCやシンガーをゲストに招いた曲とインストの半々で構成される。音の傾向としては、打ち込みと生楽器のバランスが非常に取れている。「ルーツの存在はデカい」と以前に雑誌で語っていたツッチーだが、今作はドラムにハイスタの恒岡章、キーボードにグレイプバインやサニーデイ・サービスのサポートメンバーを務めてきた高野勲、彼ら2人を迎えた布陣でソレを表現しようとしたんだろうね。

これがもう、大人のヒップホップと言うと語弊があるかも知れんが、門外漢でもスンナリ聴ける代物じゃなかろうか。それは単にオシャレぶってるわけじゃない。ルーツ、ディラ、Okayplayer、この辺りに勃起する諸兄ならば間違いなく愛聴盤になり得ると思う。

3曲目「40's」は、スチャダラとロボ宙を迎えた一曲。ホゲた感じのビート上を自由に泳ぐBOSE、ANI、ロボ宙の3人は、先日の俺コンピに収録したコーネリアスの「1969 (スチャダラパー Remix)」に似た感触かな。ビースティーの声ネタなんて、彼らだからこそツッチーも入れたくなったんだろう。9曲目「DOWN BELOW」は瘋癲がゲスト。まるでソウルクエリアンズみたい。模倣作という悪い意味じゃなくて、それくらいの水準だって事ね。

10曲目「ダイアル Q-エスト」は、ECDがマイクで参加。ツッチーとは相性バッチリだね。ECDのアルバムに入ってても不思議じゃない感じ。11曲目「?」はDABOがゲスト。メジャーデビューしてかUSメインストリーム系のビートを好むので、こういうトラックでラップするDABOはなかなか聴けない。

そんな中、俺的なアルバムのハイライトは、曽我部恵一をボーカルに迎えた6曲目「カフェインの女王」が断トツだね。ユル~い浮遊感と弱腰じゃないドラムに、ファルセット全開の曽我部の歌。これはちょっとヤバすぎる。実はサニーデイ・サービスをちゃんと聴いた事ないんだけど、他の曲もこんなんなら是非もっと聴きたい。借りてみようかな。

全15曲。
スチャダラや瘋癲、ECDの参加曲に顕著だが、ツッチーは用意したトラックにMCを当て込んでいるのではなく、そのアーティストなりにきちんとプロデュースしているんだな、という事。なのに一枚のアルバムとして完成しているのは、これまで培ったプロデュースワークの賜物なんだろね。リリースされたのが、シーンでのシャカゾンビ株が大下落している時というバッドタイミングでなければもっと多くの人に聴かれただろうに勿体ない。

マイク4本、いや、4000VOLT。




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