5000VOLTもの電撃を受けるとシビれます

自分がビリビリと刺激的電撃を受けたCDやレコードなどの音を中心に、レビューっぽい感じで綴っていきます。よろしくです。


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5000VOLTもの電撃を受けるとシビれます

2001年発売の1stアルバム「ミュージックキューブ」。前作から僅か1年足らずでのリリースであり、彼らも創作意欲に溢れていたのであろう。

1曲目「自転車戦士 (remix)」は、1曲目からリミックスかよ!と突っ込みたくなるDr. PUZZLEのプロデュース曲。入りの日本語声ネタにドラム強めのアブストラクトビートと、方法論は前作の延長線上にあるのだが、ビートが固いだけじゃなくなり確実にスケールアップを感じ取れる。更に、技巧派のZ.O.E、類い稀なる声とフリーキーフロウのATOM、ぶっ飛んだリリックの数珠Flowと、声やフロウに被りのない3MCのキャラ立ちは より強まっており、これはちょっと1曲目から楽しみな展開。

3曲目「SPIRITUAL SOUNDCLASH」は、12インチカットされた曲。ズシンと重たいドラムには、やはり前作のような固さがなくて聴き易くなっている。ヴァース毎にマイクを回すのではなく、矢継ぎ早に入れ替わる3MCのコントラストも秀逸。5曲目「願い②」は、壮大な情景が見えてくるようなトラックで新境地。Z.O.Eと数珠Flowのリリックもトラックに呼応するかのように大きく(ラージな意味でなく)響く。特に、数珠Flowの「下に下はないが上には上がいるから極める技」のラインはツボ。

6曲目「WONDER LAND」はATOMのソロで問題作。宝箱を開けるカギを求めるトムとジェリーの冒険奇譚なのだが、目を閉じて聴くと次々と映像が浮かび上がるような描写力に脱帽する。しかも辻褄の合わなさ具合も異常であり、俺の後輩は「これ聴くとテンパるっす」と言ってたくらいだ。毎回、ATOMのソロは楽しい。7曲目「願い①」もATOMのソロ。悪くないんだけど、6曲目がぶっ飛び過ぎてるので印象が薄くなっちゃうな~。8曲目はボートラ扱いで、「自転車戦士 (original)」。リミックスだった1曲目より攻撃的なビートで、俺はこっちの方が好き。何故にボートラなのかはよく解らん。

全7曲+ボートラ1曲。
2001年という日本語ラップのバブル期には、さんピン世代のレジェンドを模倣しただけのグループが非常に多く、創造性を欠いたジャンルに楽しみを覚えれなくなった俺はヒップホップから離れてしまった時期もあった。だが、彼らはどうだ?ここまでオリジナルを追求するスタイルは、今のシーンでも稀であろう。

惜しむべくは、このアルバムの後はビクターのコンピに1曲参加したくらいで、2ndアルバムを聴く事は叶わなかった。HIP HOP ROYAL 2001のステージで見せた「ハフン」もグループを代表するくらいの名曲だったが、それも作品として残される事はなかった…。四街道ネイチャー、NIGHT CAMP CLICKと並び、激しくリユニオンを希望するグループの一つだよホント。

マイク4本、いや、4000VOLT。




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