5000VOLTもの電撃を受けるとシビれます

自分がビリビリと刺激的電撃を受けたCDやレコードなどの音を中心に、レビューっぽい感じで綴っていきます。よろしくです。


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5000VOLTもの電撃を受けるとシビれます

SPIRITUAL JUICEの2000年発売の自主制作ミニアルバム「5つの世界 ~DrumとRapのススメ~」。えーっと、SPIRITUAL JUICEってのは現SUIKAのATOM、SMRYTPSとは別人のZ.O.E、数珠Flowの3MCに、DJ兼トラックメーカーのSuper Yaji、Dr.PuZZLEを会わせた5人組のグループ。マンハッタン~シスコ坂の宇田川近辺でテープを手売りしていた事はけっこう有名なのかな。

俺が初めて彼らを知ったのは、2001年のB-BOY PARKのライブ映像だった。メンバー全員が地蔵のような傘を被り、顔には面を着けていたその出で立ちが和製ウータン(本人達は不本意かもしれんが)を見つけたようで、かなり衝撃を受けた。しかも贅肉を削ぎ落としたアブストラクトビートに、Z.O.Eの言葉を詰め込んだ高速ラップやATOMのおもちゃ声のハマり具合ったらなかったよマジで。

で、当時ソッコーで購入したのがこのCD。1曲目「生きている石 ~Spiritual Juice Style~」は、Super Yaji制作のトラックで3MCがマイクを回していく自己紹介的な1曲。予想通りのアブストラクトトラックだけど、スネアを始めとして音が固い。ここに温もりが入ればな~。ただソリッドなだけじゃダメなんだよね。ラップは3人とも良いのにな~。

2曲目「進化する口撃」は、Tatsukiのプロデュース曲。Tatsukiって誰だ?今作にクレジットがないDr.PuZZLEの事かな。これもちょっと音が固いね…。3曲目「扉、音楽、生活」は、跳ねたドラムが他の曲よりも軽やかな印象を受ける。この2曲目と3曲目はZ.O.Eと数珠Flowの2人だけでマイクを回して、ATOMの出番はナシ。

5曲目に「扉、音楽、生活」のインストを挟んで、6曲目「ピノキオ」はボートラ扱いのATOMのソロ。これがボートラにされるのも解るくらい、本編の5曲と表情が違う。ドラムメインだがミニマルな音造りになっておらず、アブストラクトビートという縛りに捕われていない良作。更に本編には足りなかった温かみを感じるとこも良い。ATOMはリリックがアブストラクト過ぎるけどね(笑) 難点はこの曲だけ音が悪いとこかな。こもっちゃってるし、音のバランスがヒドい。勿体ね~。

全5曲+ボートラ1曲。
全編に渡って展開されるアブストラクトビート、殆どの曲で入る日本のアニメや映画から拝借したと思われる声ネタ、キャラ立ちした3MC(特にZ.O.Eのラップはかなりカッコ良い)、etc…。当時のRAPアクトでこういったアプローチをする連中は他にいなかった事を考えると、十分にオリジナルな存在だったと言える。

ただ前述の通り、音が固いんだよね。当時、一部で支持を集めていたインドープサイキックスの影響を強く受けているんだろうけど、表面だけ彼らの音をなぞっていればこうなっちゃうだろう。何故にボートラのATOMの曲が秀逸なのかも考えて次作に繋げて欲しい。

マイク3.5本、いや、3500VOLT。




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