5000VOLTもの電撃を受けるとシビれます

自分がビリビリと刺激的電撃を受けたCDやレコードなどの音を中心に、レビューっぽい感じで綴っていきます。よろしくです。


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5000VOLTもの電撃を受けるとシビれます

2001年7月発売の2ndアルバム「GRAND CHAMPION」。前回書いた般若のシングルの後、3ヶ月連続で立て続けに12インチをリリースした妄走族。もちろん全て余さずゲトったけど、今回はそれらの楽曲も殆ど収録した、この2ndをご紹介。

1曲目「RX-78」は声ネタをスクラッチしていくイントロ。続く2曲目「族中法度」は、件の3ヶ月連続シングルの第3弾だった曲。集団での掛け合いではなく、MC全員総出でヴァース毎にマイクを回す、前作で言えば「オーバードライブ」のような構成。この頃から妄走族は、自分達の事を「TRIBE妄RIDER」と言い始める。何もわざわざ英語で言う必要あるのか解らんけど。まぁ、この曲は桃のヴァースが一番カッコ良いかな。「草でも吸って、頭を剃って、お寺に出家、とか言っちゃって、クソ坊主のドタマ2発お初」辺りのラインとか好き。3曲目「大騒動」も同じく、7MC全員がヴァース毎に登場。2曲目と似た構成だけに、聴き比べるのも面白いかも。俺的にこの曲はラストヴァースの般若が全てかっさらう。初体験のカップルを一人二役で演じており、異常にも程があるヴァースだ(笑)

4曲目「晩餐」は○妄の2トップ、般若と桃の2人の曲。オールドスクール風味なネタ感の強いビート上を、尋常じゃないテンションの2人が駆け抜ける。マジでカッコ良い。6曲目「バビロンシティ」は、3ヶ月連続12インチリリースの後、CDでリリースされた先行シングル。この曲はそんなに好きというワケではないが、新境地じゃないかな。ゴリゴリ系だと思われがちな彼らが、こういう幻想的なビート上で包み込むようなラップをするとは、1stの頃には出来なかった芸当では。

8曲目「ブリブリテーマソング」は、後に続くブリブリシリーズの第1弾。まだメンバーではなかった565と、MISTA SMITHをゲストに迎えた曲で、フックのピーヒョロ感とかヤバい。しかし565、「母ちゃんゴメンよマザファカ~、俺はかなりのバカバカだー!!」という登場はある意味凄いね。善し悪しは置いといて、ホントこれは誰もできない芸風だと思う。9曲目「ふるさと -EROTICAL KNOCKOUT 2001-」は、桃、神、般若の3人での曲で、女性器を元々自分達が居た場所として讃える。しかしこういう内容になると、般若のリリシストぶりは群を抜いているね。「トイレ、5秒、4回、濃いめ、2人、廊下、体育座り、ボタン、隙間、2cmくらい、背伸び、チラリ、スカートヒラリ」や、「見せてくれた6月の白いパンティー、触れない俺は8mmでガン見」、「あん時ゃ下から舌入れやした、以上です、でも番号書いたオマエも異常です」などのパンチラインがガンガンくる。アウトロでは、昔ギリシャのイカルスは~、と歌い出す般若。別格です。

10曲目「続' 君臨」は雑多なマイク回しが楽しめる、1stの「君臨」の続編。ヴァース毎にMCが変わる構成も各MCをしっくり堪能できるのだが、集団芸ならではのこういう曲も必要。光るラインは、桃の「仲間を見つけるため立ち寄ったルイーダの酒場で大暴れ」や、「ルイージ、実はイラン人、13番地でマリオがダイビン」。神の「何だやっぱ何ぞ あるやないけ、どこぞのジャリが幅きかしとるやないけ」。MASARUの「マスターいる?いないよマスター!出前 行って帰ってこないよマスター、MASARUもその血を引くのね、土曜は鉄砲玉ね~」。般若の「並んで買ったドラクエ、も500円、人の命も怖くねぇ?」などと多数で、伸び伸び楽しんでいる印象。11曲目「グランドチャンピオン」は警鐘がカンカン鳴る始まりに、不穏感を煽るようなトラックが攻撃的な印象。これは、神、Vo a.k.a 狼、ZORRO、桃、といった、リアルに族だったメンバーのみでマイクを回す曲で、内容もモロに族もの。

13曲目「SHOOTING GAME -PSYCHO CYBER-」は3ヶ月連続シングルの第1弾だった曲で、般若、ZORRO、Vo a.k.a狼、DENの4人が登場。この曲の般若は特にキレッキレでしょ。出だしから、「MCは韻に踏まれ、東京のホモラッパー共はアメリカにケツを掘られ、群れるという事を勘違いしているお前、テメエの親の前でオ・ナ・れ~~!!!」と来たもんだ。そして「フィーチャーしねえと売れねえラッパー、シンガー加えキバれば、なお悪化」、「お前はマンハッタンじゃ頑張った、俺は音楽シーンに番はった」、「R&Bイコール歌謡曲、妄走族が世間の謎を解く」と、シーンをバッサリ一刀両断。この時期はMISIA人気が引っ張ったR&B風味の女性シンガーが確かに多く、気持ち良い事を言ってくれたもんだ。ラッパーとシンガーのコラボ曲、めちゃくちゃ氾濫してたたもんな~。何気にZORROの、「的は喋んな」も好き。

15曲目「No.1」は3ヶ月連続シングルの第2弾の曲であり、初めてDENをカッコ良いと思った曲。最初で最後に近いけど。相変わらずナルシスト全開だけど。言ってる事もダサいけど。あれ?どこが良いと思ったんだ?フロウかな…。でもこれトラックも他のMCも全部カッコ良いよ。16曲目「BAD BOY BLUES -極楽坊主-」は、妄走族が初めて外部からのMCをゲストに迎えた曲で、当時ホントに意外だった。しかもそれがG.K MARYANだってんだからね。東京の不良繋がりなんだろうけど、これを機に?雷家族と○妄の距離は密接になっていくという重要な位置付けの曲だが、肝心の曲自体は大してよくない。マーヤンだもんな。

全16曲。
ますます円熟していくGAS CRACKERZサウンドと、各MCのスキルアップは1stで心を掴まれたリスナーを十分に満足させる出来映えだ。特に般若の飛躍っぷりはハンパないし、桃も触発されるかのように切れ味を増す。Vo a.k.a 狼、DEN、神が今一つ抜けきれていないけど、個性的なメンバーがいる集団MCのグループというのは、それ(没個性)すらも味に変わるから妙なモンだ。更に、1stから1年というペースも嬉しい。このまま止まる事なく、次の一手を期待していたのは当時は○妄だけだったゼ!

そしてこの後も、まだまだ彼らの妄走は続く…。
マイク5本、いや、5000VOLT。




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