5000VOLTもの電撃を受けるとシビれます

自分がビリビリと刺激的電撃を受けたCDやレコードなどの音を中心に、レビューっぽい感じで綴っていきます。よろしくです。


テーマ:


BUDDHA BRANDの96年発売の1stミニアルバム「人間発電所 ~プロローグ~」。これまでに散々レビューされつくしたであろうこの盤を語るには少々気が惹けるが、前回までに紹介したエレファントラブとほぼ同じ時期の95年~99年を主な活動期間とし、また同じく3MCのグループだという事もあり、ムリヤリこじつけられる共通点でエレラブと対比してみようかな。無理ですかそうですか。

思い起こす高3の春。スチャダラなどのLB勢を聴き始めていたものの、電グルや真心も並行して聴いていた俺は、HIP HOPというカルチャーを強く意識していたと言うよりも、まだ「ラップ」と技法のみというか、サブカルの延長線でこの文化を捉えていた気がする。

福岡工業高校電子科での友人のムーくんは、クラスでただ一人HIP HOP文化にドップリであり、多少そのケがある俺を熱心に勧誘してくれた。その頃にムーくんが貸してくれてたCDは、トライブやビギー、NASなどのUSメジャーものと、YOUのサントラ96やこのCDといった和モノHIP HOPの2本立てが中心だった。

そんな友人の後押しもあり、徐々にHIP HOPウィルスに侵され始めた俺が初っ端に引っかかったのは「大怪我」だった。ムーくんの家で見せてもらった12インチのジャケもカッコ良くて、モテたくてしょうがない18歳のクソガキが格好を真似し始めるには時間はかからなかった。「迷彩の服!それもリアルツリーだな!」みたいなね。

5000VOLT少年が格好の次に真似し始めたのは、大怪我のヴァースを全部一人でラップするというものだった。DEV LARGEやNIPPSの発音が良くて模倣するのが難しい箇所は勢いで誤摩化しながらも完コピできた頃には、もうこのCD自体が愛聴盤となっており、「ILL伝承者」、「人間発電所」もヘビロテにつぐヘビロテで、彼らのオリジナルとしか言えないスタイル、言葉選びの才にぶっ飛ばされてた。

「ILL」、「知ったふりしろ」、「9番目の雲」、「病んでる」、「B面社会」、「ナンジャイ」、「LIKE~」、「緑の五本指」、「飛ぶ葉・飛ぶ火」、「赤目のダルマの叔父貴」、「どまぐれ気質なハスラー坊主」、「川俣軍司スタイル」、「異ノーマル」、「小学生のPUSSY」、「オマエもこの気持良さにやられちまいな」、etc…。

こんなに別次元からの言霊を喰らったのだからたまらない。リリックだけでなく、声、フロウ、掛け合い、サウンドプロダクション、全てがネクストレボだった。2008年の今聴いても何に一つ遜色ないのは俺の思い入れの強さだけではないハズ。正にNYC帰りの黒船だったとしか言いようがない。

黄金のクラシックにマイク5本、いや、5000VOLT。




AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

5000VOLTさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

最近の画像つき記事  もっと見る >>

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。