5000VOLTもの電撃を受けるとシビれます

自分がビリビリと刺激的電撃を受けたCDやレコードなどの音を中心に、レビューっぽい感じで綴っていきます。よろしくです。


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YASやパトリックの流れからカミナリ寄りになってたけど、遂に「証言」をレビューする時が来たか。DJアルバムシリーズ第一幕いきなり終了。

思えば連載第1回ではスミフンの1stをレビューをした当ブログも、気付けば日本のHP HOPばかりを紹介する(しかも新譜じゃない)、偏執的なブログになってしまった。だがそれにしても「証言」を書くとはね。

だって、こんなブログ呼んでる人の中で「証言」知らない人なんているの?ブギーバックや人発もそうだけど、星の数ほどレビューされてきた曲の何を書けと?熱心なヘッズだった俺がこの曲を褒める以外に何かあるか?と、書く前からグチっぽくってしまうけど、今回のレビューは「証言」を何度も聴いた事がある人が読み手という前提で進めていく。

元々、アナログ12インチでリリースされた「証言」をCD化したのがこの一品。名義はLAMP EYEなんで、アナログには入ってなかったRINOとGAMAのソロ曲もそれぞれ新録。アナログリリース当時はHIP HOPウイルスに侵されてなかった俺は、高校の時の同級生だったムーくん(元気ですか?)にこのCDが出た当時に借りて聴いたのが初期体験だった。

1曲目「証言」。DJ YASの未だにキャリア最高峰となる、シンプルなピアノループに、雷の面々とZEEBRA、DEV LARGEがマイクを回す。元々、ZEEBRAは雷だったので当然の参加だろうし(MUMMY-DやE.G.G MANも入れればよかったのに!)、DEV LARGEもNYCから帰国間もない時期だったが、YOU THE ROCKに誘われてレコーディングに同席したらしい。証言は7までだが、一節にはMUROが証言8、UZIが証言9、等と言われている。さんピンのビデオでUZIのヴァースは聴いた事あるけど、なかなかカッコ良かった。

RINOのヴァースはアナログとCDでだいぶ違う。俺は最初に聴いたのがCDで、その後にさんピンのビデオを一日中見ていたので、CDバージョンのヴァースの方が馴染みがあった。今はアナログバージョンも耳馴染んだけど。そういや、さんピンバージョンではTWIGYがいない変わりってワケでもないだろうが、GAMAのヴァースが長かった。本ヴァースに入るまでの16小節ほどだが、当時のライブやオープンマイクでも披露していた一節であり、初期GAMA好きの俺にはたまらんご馳走。リリックあげます。

・ざっくばらんにキメても空を切るようなシラケた眼光、なんてよ
 あーやだ!だから、いつも周波数合わせられるメンツと
 ワーっと絶叫してれば快調、すこぶるこの直線上だ
 きっともっと目は赤、ぶっ飛んだ事ばっかやりたい性
 楽しい、今が楽しい、ならやましい事なんて全然ない
 溢れ出したカウパー、カッカッと鳴らせる靴履かせて飛ばすぜ
 裸体曝け出すくらいの規模をブリブリふかせば気持ちも良い吸引
 この輪の中、たまらずこの味占めてから、ぶっとくのはナシで即効
 俺にとっちゃコレが一番、きっかけあればいつでも飛び出す…

耳コピどころか、記憶を頼りに書いたのでけっこう違うかも知れんが、こんな感じで「時間がねぇよ~~~おおぉぉぉ」と本ヴァースに続く。しっかし、さんピンのビデオで見る限りではヤバいくらいにGAMAの声は裏返っている。俺もヘッタクソなRAPをやっていたので、気持ちはだいぶ解る。ライブで一度声が出なくなると、ヴァース中の軌道修正は不可能に近かった。正にこの時のGAMAもそんな感じなんだろう。それでも、「ブッブッ、レッドゾーン振り切る加熱!」の時のカッパ着た客の持っていかれっぷりはイカレテルな。

2曲目「第二章」は、RINOのソロ。出だしの「DJヤス、ガマ、リ~ノが吐き出~す」から、めちゃくちゃカッコ良い。ソロ作でもこういう事を言うとは、LAMP EYEのRINOという自覚が本人にも大きかったのだろう。しかし、この時期のRINOはキレッキレ過ぎて怖い。3曲目「マンホール」は、GAMAのソロ。「吹き込んでくるすきま風じゃないぜ、俺のRAPまるで嵐だぜ!」という猛々しいフックだが、RINOの切れ味をバギクロスとすると、バギ程度の威力しかない。でも俺はこっちの曲の方が好き。何でか解んないけど、GAMAが好きだからしゃーないか。ちなみに、2曲目、3曲目ともにDJ YASの制作だが、ドープとしか言いようのない完璧なビート。やっぱこの時期にLAMP EYE名義でアルバム作るべきだったのでは。

ブランクトラックを挟んで、22曲目はボーナストラック。2曲目のリミックスなんだけど、「最新レーダー、免れた、得体の知れない俺酔わすマルガリータ」というフックが良いね。

全4曲+ボーナストラック。
当時の東京シーンのアンダーグラウンド熱をパッケージングした歴史的な曲でもあり、B-BOYの永遠のマスターピース。名義こそLAMP EYEだが、それまで中々見え辛かった雷の全貌が見え始めそうなワクワク感も特筆に値する。今みたいにサクッとネットで情報が入ってくる時代じゃなかったしなぁ…。HIP HOP自体マイナーだったしなぁ…。

当時聴き過ぎた故に、今聴くと多少、懐メロ感はあるけどね。楽曲の出来を貶めるほどの事ではない。

マイク5本、いや、証言5000。





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