5000VOLTもの電撃を受けるとシビれます

自分がビリビリと刺激的電撃を受けたCDやレコードなどの音を中心に、レビューっぽい感じで綴っていきます。よろしくです。


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FGじゃないけど、ライムスターやEAST ENDと同じイベントなどでシーンの黎明期から活動していたZINGIの96年作「TOKYO TRIBE」。

昨日のKOHEI JAPANのレビューで、童子-TのRAPは好きになれないみたいな事を書いたので、責任を果たすというか、何故にそういう思いがあるのかを明記しておこうという趣きで、今日はこれにした。

今やZINGIなんて知らない人が多いと思うのでちょっと説明すると、リーダーのMC仁義。彼がZINGIのリーダーであり、このグループでの活動のイニシアチブもほとんど担っていると言っても過言ではない。B-BOY PARKでアジ演説していた、革ジャンにグラサンのオッサン。MCのDOHZI-T(童子-T)は、一番有名というか、みんな知ってるか。2000何年か忘れたけどアトミックボムに電撃入団して、ここ最近は…何やってんだっけ?よく知らんけどアトミックボムは抜けたらしい。

MCの凱(GUY)とMARはオマケみたいな2人。MARは面白いフロウと声をしているけど、まだまだ色物レベル。凱は何にも言う事はない。この4MCに、DJのBASSと、トラック制作でGM KAZ。彼はFG周辺のトラック提供や、エンジニアとして参加したり、現在は裏方で活躍。

さて、そんな6人組のZINGIだが、当時もかなりオリジナリティ溢れるスタンスで活動していた。風貌は右翼かってくらいの国粋主義風で、1stアルバムは特攻服に日章旗みたいな出で立ちだった記憶がある。音はよく覚えてないけど、高木完がプロデュースしていたような…。2ndはロック色が強く、ジャケもLAっぽかった。特攻服は脱ぎ捨て、スイサイダルみたいにバンダナとか巻いてた。チーマー全盛期か。この時期に童子-Tは方向性の違いを感じ、一時グループを離脱する。

そして、再びオリジナルメンバーが揃って出したのがこのアルバム。3rdになるのかな。トラックはGM KAZに加え、DJ KRUSH(!)や、GASBOYSからバリK~ん、ROCK-Teeなど。基本的には96年らしくダークなトラックが大半を占めるが、それが功を奏している。不良性を押し出しているというか、滲み出てしまうグループだけにこういうローなビートの方がバッチリハマる。

3曲目「TOKYO TRIBE」はアルバムタイトル曲。曲の出だしの「入会金無料、一時間、800円!」という街頭の呼び込みみたいな声サンプルって、渋谷とかで録ったんだろうけど、卓球の1stソロで同じ声ネタの曲があったんだよね。卓球がZINGIからサンプリング?悪い冗談にしか聞こえないけど、何なんだろうこの街頭の声ネタ。4曲目「2×××」はDJ KRUSHトラックで、童子-TとMC仁義が参戦。トリップホップと呼ばれていた時期のKRUSHのビートは、暗くて深い海底を かすかな光のみで探索しているような印象を受ける。1stヴァースは童子-Tで、この不穏なビートに合った気持ち悪いRAPを披露している。悪い意味じゃなくウィスパーボイスがキモい。曲の雰囲気を壊す事がなく、コレは良いアプローチなのでは?

アルバムのハイライトは8曲目「RHYME遊戯」で、総勢14名によるポッセカットで、まずはホスト役の童子-TがMCを紹介していく。この出だしの童子-Tが、ガッチリとビートに乗れててカッコ良い。アレ?おかしいな。意外に良いぞ。なかなか酷評できないじゃない。で、参加面子だけど、レペゼン走馬党・インデモラルの前身ノロイのSKIPPとDANTEとPOLEE-Kが先陣を切る。ノロイって、この頃は3人だったのか(DANTEって誰?)。しかし、彼らは相変わらず耳馴染みが良いRAPをするね。走馬党は余り得意じゃないがインデモラルは別。次のゲストは、エルドラドでの活動が馴染み深いFUSION CORE。ここでの参加は、IQ、DEPAS、SPRITEって、IQ以外は解んないや。Mr.POWはどっちかなのか? そして次は若き日のLITTLEと、彼の地元・西東京のOCHIの2人組、音戯(オトギ)。今より鼻につく声で完成形ではないLITTLEだが上手い。ポテンシャルは十分に感じる。OCHIは、今はフレグランスっていうグループをやってる人らしい。最後のゲストは、RAPPAZ ROCK時代のBIG-JOEと相棒WATAMAN。Mic Jackと比べると、敢えてノーコメントにしたくなる出来だけど。

9曲目「空空理」は、カラクリと読むのかな。童子-Tのソロ曲。プロデュースはROCK-Teeで、彼の作る浮遊感のあるトラックは手クセが出てしまってた気もするが、けしてクオリティは低くない。ここでも童子-TのウィスパーボイスRAPがトラックとハマっている。

全11曲。
今回のレビューの目的だった、「童子-TのRAPが好きになれない」理由を列挙するつもりだったのに全く出来なかった。何故かって、そんなに悪くなかったんだよね。理由はスグに自分でも解ったけど。

俺は「童子-T」のRAPがダメなのであり、このアルバムに収められた「DOHZI-T」のRAPは大丈夫だという事。イヤ同一人物ですけどね。この頃は声が若いし、ウィスパーボイスでRAPするスタイルも多用
しているので、今とは全然 聴こえが違う。リリックも悪ぶってない。昨日のKOHEI JAPANのレビューじゃ、ZINGI時代もDOHZI-T時代も全く好きになれないと書いたが、訂正しとく。好きにはなれないのは
前提として変わらないが、あそこまで書くほど悪くはなかったです。俺の聴き込みが足りませんでした。当ブログ、初めての反省。

しかしアルバム自体は聴きドコロもあるが、捨て曲が多いのも事実。
甘めにつけてもマイク3本、イヤ、3000VOLT。




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