5000VOLTもの電撃を受けるとシビれます

自分がビリビリと刺激的電撃を受けたCDやレコードなどの音を中心に、レビューっぽい感じで綴っていきます。よろしくです。


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KICK THE CAN CREWの2000年発売の1stアルバム「YOUNG KING」。ウータン、スチャダラに続くブラリシリーズがまさかFGになるとは、流れとは恐ろしい。というか、計画性なく書いてるからだけど。

さてこのインディーズ時代のKTCC。KREVAも喉の手術をする前で声が今と違い荒削りだが、実はこっちの声が馴染み深かったりする。発売当初は、「カンケリ/タカオニ」のシングルしかリリースがなく、シーンではある程度名前があった彼らだが、まだまだ一般層にまでその名前は浸透していなかったと記憶している。所属もハッキリとFGではなく、カセットビジョン(By Phar The Dopest、Radical Freaks、LITTLE & SHUHO、INNOSENCE、etc…)をレペゼンしていたハズだ。FGナイトの参加等で密接な関係ではあったが、傍系の弟分って感じ?

アルバムは、1曲目「Call & …」で留守電風のイントロから始まり、2曲目「KICK OFF」で、いきなりハイテンションの3人が姿を現す。この頃の彼らの、何処に当時の俺が魅力を感じていたかというと、これでもかという程の固い押韻に尽きる。カセットビジョンの中でも元々、それぞれ別に活動をしていた彼らが結成したこのKTCCというグループは、クルーの中でもオールスターチームだったし、押韻力も同世代の若手の中ではズバ抜けていた。この曲のリリックだと…

LITTLE / 東京LITTLEだ1番手、小1時間で、すぐ2次感染
KREVA / 夕日を背に受け立った十字路、遂に今動き出すNew Hero、
     時計の針が指す12を、始まるゲームは宇宙規模
MCU / 俺が大中小の真ん中の中、のU、キックザカンからの究、
    極の戦士がプレイ開始、合図と共にスゲーハイに、なる

まぁリリックだけ見ると、最近じゃこのくらいのレベルのライムは高校生ラッパーにだって書けそうだが、8年前という時代背景や、フロウ込みで聴くと、より一層そのレベルの高さが解るんだけどね。

3曲目「Megacityrunning」はまだまだ休ませない勢い。ザラついたドラムブレイクから始まるスペースファンクなビートに乗る3人は、リリックにある通り「止められない勢いライカ台風」といった感じ。またもリリックを抜粋すると…

MUC / 地球では見た事ない奴だ、勢いはSPECIALバイアグラ、
    破壊していくこのHARD RUNNER、全ての人類のアンカー
KREVA / 引力も重力も無視、なんなら昼食も夕食もヌキ、で
     俺の究極の武器、とくと見ろ、塗り替えるぜ最高速度記録
LITTLE / 突破 慌てる警官隊、常に計算外、常に正反対、軽犯罪、
     でっけぇ犯罪、問わず性感帯、刺激してゆくDay & Night

といった具合。改めて聴くと、LITTLEが頭一つ抜けていて凄い。

5曲目「GOOD TIME!」はシングルも切られたパーティーチューン。ディスコ風トラックに3人の掛け合いで進んでいくアゲアゲな曲で、「カンケリ」のアングラヒットで、叙情的なリリックの評価がメインだった彼らが、この曲で違った一面を打ち出せたのではないか。

LITTLE / comin' comin' at、混み混みな、フロアのバイブス飲み込みな、
     ドキドキだ、今くどき時だ、どきな、リトルのお通りだ
MCU / 夜通しだ、土曜日は、故障しな、踊りな、ここが土俵際
KREVA / YoYo ふざけてるなんてめっそーもない、結構マジ、
     とにかくSHAKE YOUR BODY

う~ん、踏みますな~。なんかリリックばっか取り上げてるけど、この2、3、5曲目は、トラックあっての良い曲ですよ。そしてこのアルバム、後半の曲や、ラストに収録されたタカオニのリメイクもなかなかの出来だが、この3曲で十分なんだよね。

実はメジャーになってからのKTCCは余りちゃんと聴いていない。当時、若かった俺はHIP HOPに真剣すぎて頭が固かった事もあり、「イツナロウバ」のヒットに眉をひそめてしまい、「クリスマスイブRAP」で、完璧にセルアウトしたなと思い、聴くのを止めた。まぁ、DRAGON ASHが好きな女のコとかに「解ってねぇな」とか言ってウザがられる、よくいた若者ですよ。

しかしその当時も、インディーズ時代のこのアルバムは嫌いになれずずっと聴いた。ハーコーな連れが車に乗ると、サッとチェンジャーを変えて、「Beatminerzの新譜はイマイチだな」とか言ってたりして(笑)メジャーでのアルバムもiTunesに入っているので、そのうち聴くか。

取り敢えずこのアルバムはマイク4本、いや、4000VOLT。




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