5000VOLTもの電撃を受けるとシビれます

自分がビリビリと刺激的電撃を受けたCDやレコードなどの音を中心に、レビューっぽい感じで綴っていきます。よろしくです。


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DJ BAKUの06年発売の1st「SPINHEDDZ」。先日購入した2ndアルバム「DHARMA DANCE」を現在ヘビロテ中なのだが、この1stも同じプレイリストに入ってるので、流れでコッチもよく聴いている。

1曲目「INTRO-LL」から本人によるスクラッチでアルバムの幕開け。続く2曲目「ELEMENT FOR PERFECT」は、歪んだギターサウンドを全面的にフィーチャーし、そこにスクラッチをハメ込んだ曲。クラブPLAYというか、ライブでもそうだが、BAKUはよく楽器音とスクラッチを絡める。そこには、ターンテーブルを1つの楽器として捉えている彼の姿勢が表れているし、自分はHIP HOP畑から出てきたという出自を明らかにする事で、アイデンティティを確立させているようにも見える。このアルバムでも色んな音を取り入れているけど、サンプリングというHIP HOP的な手法は忘れていない。それどころかほぼ全ての曲がサンプリングによって制作された曲なのではないか。

6曲目「EAT」は、ボートラを覗けばアルバムで唯一、ボーカルを迎えた曲。歌ってんのはHEVIという人だけど、コレは圧巻です。8曲目「DEVIL APPROACH」は、巻き巻きの急かし系トラック。ラウンドしてる曲ってのは、こういうのかな?現代版スウィング?9曲目「VANDALISM」は、アルバム聴く前に邂逅のDVDを何度か見ていたので、その情景が頭に浮かぶ。これはインストでも良いね。

12曲目「GOD, OTHERS, SUBSTANCE」は、アルバム終了間際に持ってきた大きな山場。抑揚の効いた展開で、2ndに繋がるような壮大感をもったスケールの曲。4分30秒過ぎからのドラム連打に何かを感じずにはいられないハズだ。クラブで彼の攻撃的なPLAYを体感した事があるなら解る感覚だと思う。スクラッチがまたヤバい。

ボートラの14曲目~16曲目は、MSCの漢、PRIMAL、TAVの3人をそれぞれ迎えた、アナログオンリーでリリースされていた音源。BAKUの、ノイジーで、攻撃的で、不規則で、アバンギャルドで、カオスで、かつオリジナルなトラックは、RAPが乗る事によって更に凄みを増している気がする。ただ、このアルバム全体の統一を考えるのであれば、このボートラは蛇足だったかも。いやだからボートラ扱いなんだろうけどさ。初回のみ2枚組で、ボートラの3曲が収録されたシングル付き、とかでも良かったんじゃないかな。


破壊と構築なんて言葉を軽々しく使うアーティストは多数いれど、ここまでストイックなアーティストは、DJという括りがなくてもそういるもんじゃない。それは、他の人が掘っていないサンプルの使用という、HIP HOP本来の持つ探究心ですら忘れられがちな昨今、彼の強い職人気質が曲単位ではなく、掘るジャンルにまでに及んだ事からも解ると思う。そしてその集大成がこの1stだったのだろう。

2ndでの目覚め前夜か。マイク4本、いや、4000VOLT。




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