5000VOLTもの電撃を受けるとシビれます

自分がビリビリと刺激的電撃を受けたCDやレコードなどの音を中心に、レビューっぽい感じで綴っていきます。よろしくです。


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2004年発売の9thアルバム「THE 9th SENSE」。これは発売当時「やっと出たか」というよりも、段々スチャダラに興味を抱かなくなっていた時期にリリースされた記憶がある。前作から4年が経過していた事や、その4年の間に色々とスリリングなアーティストを発見していった事が個人的な理由に挙げられる。

1曲目「2 TRUE」。タイトル通り、トットゥル~♪という歌メインでムード歌謡のような雰囲気。後はボトム強めのビートで構成されたシンプルなイントロダクションという感じ。2曲目「Yes / No」は転がるようなベースに、2人が出すお題?に対し、Yes、Noの声ネタで返答していく内容で面白い。3曲目「ワイルドカード」は、今までのスチャダラにはなかった音で驚かされる。新機軸というか、上手く言えないけど、キュッキュッとした音。対してリリックは時事批評。フックは、今風の言葉に対する本人達の馴染めなさが込められてる。

 ウケる ウケない 試験じゃなくて
 イケてる イケてない 実家じゃなくて
 サムい アツい 気温じゃなくて
 モテる モテない 荷物じゃなくて
 キく キかない 話じゃなくて
 キマる キマらない 予定じゃなくて
 トぶ トばない ジェットじゃなくて
 アガる オちる 株価じゃなくて


5曲目「(TOT)」は顔文字がタイトルになっている…。先ほどの曲でこういうモノへの馴染めなさをRAPしてたと思いきや、これかよ。何かここまで聴いた時点で、可でも不可でもとにかく時代感を意識しているな~と思った。TVばっか見ている人たちだからだろうか。続く6曲目「VS.サービス」もそうだ。社会に怒っているかのようなそのリリックは、世の中のサービスに対して言及していく。

7曲目「Shadows of The Empire」は疾走感溢れるトラック。2人のRAPもテンション高く単純にカッコ良い。ここでちょっと安心する。9曲目「LET IT FLOW AGAIN」はロボ宙をゲストに迎えた1曲。ジャンブラの替え歌から始まり、マイクを回していく過程で徐々にエレクトロさが前面に出てくる。ロボ宙のヴァース後のブレイクからアニのヴァースの流れはかなり好み。銀河飯店の名残なんだろうな。

11曲目「スキマチック」は、かなりのファンキードラムから始まるディスコ風トラックだが、またもやリリックは時事批評指数が高い。フックなんて「イマ風~、いまさら、イマ風~」といったありさま。12曲目「ECHO リバーブ」も時事批評ネタ。この曲なんて走馬党の若手の曲かと思うくらい、出だしのアニのリリックがダサい。

13曲目「リーグオブレジェンド」は、DEV LARGEとCQが参加。NIPPSがいないとはいえ、スチャダラとブッダがコラボするとは!と驚いた記憶が。でも、この当時でも何で今ごろ?っつーか今更?という感情がなかったかと言われると、確かにあった。97~99年くらいにやればもっと面白かっただろうに。内容も期待を凌駕する出来ではなく、残念だった。これだったらやらなきゃ良かったのに。14曲目「Steamed Towel」はアウトロで、これでアルバムは終了。

一体どうしたのだろう?今まで、他のアルバムでも時代を内包したリリックは確かにあったけど、今作は必要に迫られたかのよう。「偶然のアルバム」辺りから彼らのリリックは、初期のソレとは形を変えていったとはいえ、ここでの変化っぷりは俺が待っていたスチャダラではなかった。変に大人になっちゃった感さえある。この時代(2004)がそうさせたのか、4年のブランクがそうさせたのか。

完全復活ならず…!マイク3本、いや、3000VOLT。




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