5000VOLTもの電撃を受けるとシビれます

自分がビリビリと刺激的電撃を受けたCDやレコードなどの音を中心に、レビューっぽい感じで綴っていきます。よろしくです。


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またもやスチャダラ。96年発売の6thアルバム「偶然のアルバム」。これは高3当時、スグ買った。特典で弁当箱もらったりした記憶が。

HEC TICのAKEEM(not UBG)を招いた「Into the DREAM」に始まり、2曲目「EQ」から聞こえてくるのは電子音。このアルバム全体的にそうだけど、前回紹介した「WILD FANCY ALLIANCE」のようにテーマを決めた曲が少ない。日常を切り取ったワードプレイは形を潜め、意味を持たさないアブストラクトなリリックが目立つ。3曲目「アフター ドゥービー ヌーン」なんかも、何もしない休日を綴っているのだけど、「ヒマの過ごし方」のようにテーマを深く掘り下げたソレとは違い、ホントに何もしない事を何もなく淡々と2人がRAPしていく。トラックは良いのに少し寂しい気持ちになる。

5曲目「ユラリジャーナル」は、ピュ~ンと鳴るシンセが曲全体を軽快なノリにしてくれる。弾いているのはホフディランのユウヒ。ブレイクに差し込まれる声ネタもSHINCOらしくて好感度大。6曲目「MOONLIGHT DISTRICT」は、シンガーにThree One Lengthのヒラノブラウンを迎えたダークな雰囲気の1曲。レゲエの出なのに彼の歌声は変にラガぶってないし、非常に耳心地が良い。なおかつこういう初期RZAっぽいトラックにガッチリはまっている。

7曲目「3つの輪ゴム」はドラムメインのOLD SCHOOL風トラック。この曲と、9曲目「No.9」でのBOSEは無理に韻を踏もうとしていて、本来の持ち味が薄れている気がする。意識変化か、シーン意識か。10曲目「MR.オータム」は、前作「5th Wheel 2 the Coach」収録の「ULTIMATE BREAKFAST & BEATS」を意識したような作りだが、何かが足りなかった。哀愁系のトラックに問題はないが、何だろう。

12曲目「CARS-JOINT」は、当時既に解散していたカートゥンズからMAT-NYとシャシャミンを迎えた1曲。この2人のRAPがこれだけの長尺ヴァースで聴ける録音物は、後にも先にもこれだけだろう。それだけっちゃそれだけの曲なんだけど、取り敢えずHere we goのループが頭から離れなくなる。

このアルバムに収録のシングル「クライング ドゥービーマン」と「アクアフレッシュ」は正直、シングルカットに値する曲だとは当時も今も思えない。それがこのアルバム全体のパンチのなさの要因の一つとも言えるだろう。この翌々年、彼らは日本のシーンに迎え入れられるキッカケとなる傑作シングル「アーバン文法」をリリースする事を考えると ここは過度期か。

う~ん…。マイク3本、いや、3000VOLT。




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