RED AND GREEN編11

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オープン日を迎えました。

チラシの効果もあって、忙しくなりました。しかし喜んでばかりではありません。研修をしたとはいっても短期間。やはりオペレーションに難があり、最初はトラブルが何度か起きてしまいました。大勢のお客様を上手く捌く事が出来ず、レジ前が混乱しました。中には怒りだすお客様もいました。

大々的にオープニングセールを行うのは、こうしたデメリットもあります。
今はネットの時代であり、良いものを提供すれば、口コミで情報は伝わっていきます。昔のように広告費を掛けるのは大企業はともかく、以前ほどの必要性は減っていると思います。


オープニングセールが終わると、落ち着きました。売り上げ金額は当初の目標には届いていませんでしたが、まだこの時は焦りはなかったです。美味しいものを提供している自信がありましたし、ここから伸びて行くと思っていました。

しかし一ヶ月ほど経って、顔色が青ざめる事がありました。


メインで原材料を購入している卸の会社から請求書が届きました。封筒を開けて、中を確認すると、請求金額が一ヶ月の売り上げ金額とほぼ同じだったのです。


これがどういう意味を持っているか、経営者以外の人はすぐにはピンと来ないかもしれません。

商売の会計を簡単に言うと、まず売り上げがあり、そこから原材料費、家賃、人件費、水道光熱費等の経費を払います。残った分が利益です。

つまり売り上げ金額と原材料費がほぼ同じという事は、大赤字という事です。

もちろん商品の売価を設定する際に、売り上げ金額に対する原材料費のパーセンテージは決めていました。

なので、その請求金額を見た時は信じられませんでした。


続く
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