RED AND GREEN編4

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K君と試作をやっていく中で、最初はカフェメイン、ケーキはサブという意識だったのが、徐々にケーキメインで良いのでは、と変化していきます。


オープンまでの流れは、まずスタッフ募集を行い、ある程度メンバーが揃ったら、試作を開始して、それと並行して店舗の立地を探して行きました。

西二階町本店のオープン時と同じように、いわば見切り発車的にどんどんと進めて行く方法を取りました。前回は、自分一人でやっていた訳ですが、今回はたくさんのスタッフを抱えて、さらに試作用の店舗を借りて、という大きな違いがありました。
それは、オープンをしなければ、売り上げはゼロで、スタッフの給料も家賃も発生する、という状態が続く事を意味しました。

結果的にこれが焦りにつながり、店舗契約の際、条件的に妥協する事につながりました。



立地の事で言うと、ケーキ屋さんの立地というと、どんなところを思い浮かべるでしょうか?
私は前述したように、ほとんど知識がなかった事もあり、特にどういう立地がケーキ屋に向いているかが理解出来ていませんでした。

以前百貨店に勤務していた時の感覚で、よく駅前の百貨店の地下食品売り場にあるな、という認識くらいしかありませんでした。

で、k君によく売れているケーキ屋を色々教えてもらってみると、実際に多いのはほとんどが駅前ではなく郊外だったのです。

この時点で頭を切り替えていれば良かったのですが、切り替える事が出来ませんでした。

一つに百貨店のイメージが強かった事。(実際は百貨店のケーキ屋は大半が大手企業で、百貨店の店舗はいわばショールームのような意味合いもあります。)

最初はカフェのコンセプトで考え始めていたため、コンセプトが変化した時に本来は立地もゼロから考え直すべきところを冷静に判断が出来ませんでした。

数少ない駅前の成功しているお店を探して(もちろんあるにはあります)、自分を安心させていました。

という事で、レッドアンドグリーンは立地的にも問題がありました。


続く

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