{52DB363B-B885-45C7-81D9-8BC0350E92FC}
【JR京葉線南船橋駅南口前に広がる市有地の様子 駅前だというのに一面の原っぱです】

皆さん、こんにちは。
船橋市議会議員の石川りょうです。
今日は、表題の通り、JR京葉線南船橋駅南口前に広がる市有地について書かせていただきます。

私は南船橋駅でも朝の駅頭活動をさせていただいているのですが、毎回、住民の皆さんからご指摘をいただくのが、この駅前にどーんと広がる「何もない」(写真の通り、原っぱ)市有地の活用についてです。「早く何とかしなさい!」、「行政と政治の怠慢だ!」厳しいご指摘をいただくことが多々あります。

もちろん、船橋市としても、この駅前の一等地をこのままにしておくつもりは毛頭ありません。
そこで、船橋市の最新の情報をアップデートさせていただきます。

まず、おさらいです。
(1)この土地はもともと千葉県企業庁の土地でしたが、平成25年11月に船橋市に無償譲渡されました。それを受けて、船橋市は、平成25年12月~26年3月にかけて「若松二丁目市有地測量業務」を行いました。

(2)そして、平成26年8月~平成27年3月にかけて「JR南船橋駅南口用地活用基本構想」の策定を行いました。この業務で策定された活用計画は船橋市のホームページにも掲載されていますし、同年(平成26年)に2回、住民意見交換会を開催して近隣15自治会の皆さんに説明しているということです。そして、私が所属する市議会総務委員会も、この基本構想については報告を受けています。

ここからが最新情報のアップデートになります。

(1)その後、船橋市は、平成27年7月~12月にかけて、この場所(市有地)の地質調査を行っています。調査の結果、判明したことは、この場所はやはり「液状化しやすい地質」だということです。もともと埋立地なので予想通りなのではありますが・・・。もちろん、実際の工事施行時には対策を取って実施することになります。

(2)平成27年6月~今年(平成28年)6月にかけて、市有地に通る道路の予備設計(実際の敷設は当然まだです。あくまで予備設計。この後に詳細設計もあります)を行っており、現在、その内容について千葉県警察と協議中とのことです。しかし、一応、船橋市にはここにどのように道路を通すのかという案はあるということです。まだ決定ではないのですが・・・。

(3)そして、今年(平成28年)7月から来年(29年)3月にかけて、市有地の「活用検討業務」を行います。これは、平成27年に作られた基本構想(上記おさらいの(2))をさらに詳しくする計画策定です。この場所(南船橋駅南口前の市有地)がどうなるのかのさらに詳しい「絵」を描くのです。

この場所は、第一種住居地域と定められていて、建ぺい率は60%、容積率は200%、建物の高さは31mまでと決まっています。この検討事業では、①このままの規制を前提とした計画と、②規制を変更した場合(緩和した場合)の計画を検討することになっています。

さて、(1)~(3)までのアップデートをさせていただきましたが、現時点でわかっているのはここまでです。現在、船橋市は平成27年~28年にかけて実施した(1)と(2)に関して内容をとりまとめている最中です。今年の7月に始まった(3)に関してはまだ始まったばかりです。

船橋市としては、今年の秋を目処に、(1)~(3)についての報告をするための「住民意見交換会」を実施する予定とのことです。さらに、この場で地域住民の皆さんの意見や考えも伺いたいということです。是非とも皆さんのお考えをお聞かせください!

私としては、地域住民の皆さんのみならず、広く船橋市民の皆さんの声を反映できればいいなと考えているため、船橋市には広くパブリックコメントなどの手法も検討していただきたいと考えています。そして、もしも、このブログを読んで南船橋駅南口駅前の活用について意見がある、考えがある、という方がいらっしゃいましたら、私にお聞かせいただければと思います(メール:info@ishikawaryo.net 電話:080-6575-4711)。

2016年8月5日 船橋市議会議員 石川りょう
石川りょう公式ホームページ