2007年12月14日(金)

★ 『アイ・アム・レジェンド』

テーマ:【ホラー/ スリラー】
2007年。WarnerBros."I AM LEGEND".
フランシス・ローレンス監督。リチャード・マシスン原作。
 ウィル・スミス主演。この映画ではウィル・スミスひとりだけの場面がほとんどなので、そういう意味ではウィル・スミスはがんばっていた。
 監督が、見たはずだが、つまらなかったこと以外はほとんど記憶にない『コンスタンティン』と同じ人物なので、何の期待もなかったが、大予算だし、せめて平均的なゾンビ映画の出来は確保してほしかったが、ゾンビ映画として見ると、水準以下でがっかりさせられる。
何の期待もなかったので、そこそこに面白くはあった。

 出てくる怪物はゾンビではなく、ウィルスに感染した人間で、多少の知性は残っているらしいことを示す場面もあったが、走るのが速いところは『ドーン・オブ・ザ・デッド』に似ている。しかし、『ドーン・オブ・ザ・デッド』より出来ははるかに劣る。
 誰もいなくなったニューヨークの風景は、『28日後...』を連想させられるが、低予算の『28日後...』のような面白さを期待すると裏切られる。
 印象としては『バイオハザード』と同じ程度に少しの面白さはあるが、別に見なくても良かった作品、というものだった。
 原作の3度目の映画化らしいが、前の2作を見ていないので、前作と比較すれば、アレンジの変化したところなど面白がれたのかも知れない。
 こんなどうでもいい映画を大宣伝で公開して、すばらしい『ゾンビーノ』 をひっそりと公開するとは、配給会社は、良い映画を見せないために、わざと嫌がらせをしている、とさえ思われてくる。
    IMDb             公式サイト(日本)
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 がんを完全に治療する夢の新薬が正式に公表され、全世界が歓迎するが、その新薬は人間を怪物に変化させる恐怖の薬で、それによって人類は滅亡する。(臨床試験段階で判明しなかったのか、という突っ込みはなし。この映画には、さまざまな場面で多数の突っ込みどころがあるので、そういう間抜けさを笑うギャグ映画としては面白いのかも知れない。)
 感染源のニューヨークで、「地球最後の男」、ロバート・ネビル(W・スミス)は、科学者として、怪物と化した人間の治療のための研究を続ける。
 オープニングの、廃墟と化したニューヨークの場面は金がかかっているだけに見事な出来ばえで、期待させられるものがあったのだったが。
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 愛犬のサムを唯一の話し相手として孤独に生きるロバートの、孤独さを見せる場面として、毎日通っているらしいレンタル・ビデオ店にマネキン人形を配置して、人形に話しかけるという場面があった。
 すぐれた場面になりそうな設定だったが、いまひとつさえない。どんな才能のない演出家でも、この設定なら、何らかのイメージを与えられるはずだったが。ジョン・カサヴェテス監督なら、この場面だけで2時間のすぐれたドラマを作り出せたに違いない。
 愛する妻と娘が生きていた頃の回想シーンがときどきはさまれて、ロバートの置かれている絶望的な状況を説明する。この編集もいまひとつさえなかった。
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 ロバートが、どこかにいるかも知れない生存者に向けて発し続けたラジオ放送を聴いたという女性アナ(アリシー・ブラガ)と、その息子が現れてから、物語は急展開を始める。
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 罠を仕掛けて捕らえた怪物に、試験段階の治療薬を投与してみる。実験は失敗に終わったように思われたが、後に意外な結果があらわれる。
 音響効果を生かしたショック・ホラー映画としては、びくっとする場面もあった。
ワーナー・ホーム・ビデオ
アイ・アム・レジェンド 特別版(2枚組)
ワーナー・ホーム・ビデオ
アイ・アム・レジェンド
リチャード・マシスン, 尾之上浩司
アイ・アム・レジェンド (ハヤカワ文庫 NV マ 6-5)
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