2007年06月02日(土)
★ 『大日本人』
テーマ:【コメディ】
2007年。吉本興業/松竹。
松本人志監督・企画・脚本・主演。テイトウワ音楽。
UA、竹内力、板尾創路、神木隆之介、その他出演。
事前に情報がほとんどなく、予告編を見ても、内容がまったく想像できないものだったので、何かと思ったら、
『ごっつええ感じ』のミニコントと、『ガキの使い』でときどきあるやらせドキュメンタリーみたいなものを、予算をかけて、CGもリアルに使用したものだった。
顔の映らないインタビュアーが、防衛庁の要請によって、怪獣が出現したときに大日本人という奇妙な存在に巨大化して怪獣の処理をする大佐藤氏(松本)にさまざまな質問をする、というドキュメンタリー形式で物語が進行する。
CGには、かなり予算が使われているようで、巨大化した大佐藤氏と獣との戦いのシーンは、安っぽいながらも、ある程度はリアルに描かれている。
一般市民へのインタビューで、大日本人の存在をほとんどの人が時代遅れの迷惑なものと考えていることが明らかにされる。
自宅へのインタビュー中にも、自宅に石が投げ込まれたり、地域住民の反対運動の看板が映しだされたりする。
金のかかったミニコントに過ぎない、とも言える。しかも、それほど面白くもなく、笑えない点は、北野武監督の『監督・ばんざい』と共通している。
しかし、意地の悪さ、悪意の強さは、こちらのほうが上回っているような印象があるので、その分面白かった。
誰も映画監督とは認めておらず、お笑い芸人に過ぎない松本人志が、お笑い芸人のままの立ち位置で作った映画で、笑いをとろうとしているように見えるシーンもあるものの、テレビで笑いをとることと、映画で笑いをとることとはまったく別のことだというのは本人も自覚しているのか、あからさまにお笑いっぽいシーンはエンド・クレジットの宮迫のしゃべりの場面だけにとどめてある。
結果的に、何とも奇妙な作品になっていて、カンヌ映画祭で人々がどう扱えばよいのか困ったのも納得できる。
公式サイト
大日本人に変身する儀式をする大佐藤氏。防衛庁幹部らしき人へのインタビューで、この儀式には何の意味もないことが明らかにされる。
ただひとり、まともに演技らしいことをしていた大日本人マネージャー役のUA。竹内力と板尾創路はCGの怪獣として登場する。
UAはけっこうきれいなお姉さんだったのが、意外だった。
雨の中を歩くシーンで中村雅俊の曲が流れるシーンは、狙いなのか、相当さむい場面になっている。
音楽担当のテイトウワは、作品のうさん臭さを強調するようなパーカッション中心の演奏で作品を盛り立てていた。
今回は、奇妙な期待感があって、客席はかなり埋まっていたが、もし次回作があるなら、見に行く人は北野映画と同じように、極端に少なくなるだろう。私は、見ているテレビ番組がニュースとスポーツ以外は『ガキの使い』だけということもあり、ひいき目にして、見に行くと思いますが。
冨永昌敬やゴダールの映画を、何も判断することができないとわかっていながら、あえて見に行く姿勢と似たようなものかも知れない。
松本人志監督・企画・脚本・主演。テイトウワ音楽。
UA、竹内力、板尾創路、神木隆之介、その他出演。
事前に情報がほとんどなく、予告編を見ても、内容がまったく想像できないものだったので、何かと思ったら、
『ごっつええ感じ』のミニコントと、『ガキの使い』でときどきあるやらせドキュメンタリーみたいなものを、予算をかけて、CGもリアルに使用したものだった。
顔の映らないインタビュアーが、防衛庁の要請によって、怪獣が出現したときに大日本人という奇妙な存在に巨大化して怪獣の処理をする大佐藤氏(松本)にさまざまな質問をする、というドキュメンタリー形式で物語が進行する。
CGには、かなり予算が使われているようで、巨大化した大佐藤氏と獣との戦いのシーンは、安っぽいながらも、ある程度はリアルに描かれている。
一般市民へのインタビューで、大日本人の存在をほとんどの人が時代遅れの迷惑なものと考えていることが明らかにされる。
自宅へのインタビュー中にも、自宅に石が投げ込まれたり、地域住民の反対運動の看板が映しだされたりする。
金のかかったミニコントに過ぎない、とも言える。しかも、それほど面白くもなく、笑えない点は、北野武監督の『監督・ばんざい』と共通している。
しかし、意地の悪さ、悪意の強さは、こちらのほうが上回っているような印象があるので、その分面白かった。
誰も映画監督とは認めておらず、お笑い芸人に過ぎない松本人志が、お笑い芸人のままの立ち位置で作った映画で、笑いをとろうとしているように見えるシーンもあるものの、テレビで笑いをとることと、映画で笑いをとることとはまったく別のことだというのは本人も自覚しているのか、あからさまにお笑いっぽいシーンはエンド・クレジットの宮迫のしゃべりの場面だけにとどめてある。
結果的に、何とも奇妙な作品になっていて、カンヌ映画祭で人々がどう扱えばよいのか困ったのも納得できる。
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大日本人に変身する儀式をする大佐藤氏。防衛庁幹部らしき人へのインタビューで、この儀式には何の意味もないことが明らかにされる。
ただひとり、まともに演技らしいことをしていた大日本人マネージャー役のUA。竹内力と板尾創路はCGの怪獣として登場する。
UAはけっこうきれいなお姉さんだったのが、意外だった。
雨の中を歩くシーンで中村雅俊の曲が流れるシーンは、狙いなのか、相当さむい場面になっている。
音楽担当のテイトウワは、作品のうさん臭さを強調するようなパーカッション中心の演奏で作品を盛り立てていた。
今回は、奇妙な期待感があって、客席はかなり埋まっていたが、もし次回作があるなら、見に行く人は北野映画と同じように、極端に少なくなるだろう。私は、見ているテレビ番組がニュースとスポーツ以外は『ガキの使い』だけということもあり、ひいき目にして、見に行くと思いますが。
冨永昌敬やゴダールの映画を、何も判断することができないとわかっていながら、あえて見に行く姿勢と似たようなものかも知れない。
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1 ■観に行きます!
若干の不安はありますが、松っちゃん大好きなので♪
観に行ってきます☆
レビュー記事が無ければ、受け付けなかった、とう事で(笑)