2007年05月26日(土)

★ 『しゃべれども しゃべれども』

テーマ:【ヒューマン・ドラマ】
2007年。アスミックエース。
 平山秀行監督。佐藤多佳子原作。
国分太一、香里奈、松重豊、森永悠希、八千草薫、伊東四郎、その他出演。

 18歳で落語家を志して、約10年ほどが過ぎたが、上達せずにスランプに悩む青年が、あるきっかけで、3人の年齢の異なる生徒を相手に、話し方教室をすることになる。
 彼と、3人の生徒は、お互いに知らず知らずのうちに影響を与え合い、それぞれが、人生の何かをつかみとり、その先へ歩みを進めていこうと決意するまでの物語。
 これは大傑作だ、というほどの作品ではなく、ひょっとしたら、すぐに忘れ去ってしまう程度のものかも知れないが、少なくとも、見ている間と、見終わったときに、登場人物のすべてがいとおしくなる、見てよかった、と思える仕上がりにはなっていた。

 落語には全くの素人で、数年前のテレビドラマ、『タイガー&ドラゴン』で、落語は面白いかも知れない、と思った程度だったが、あのテレビドラマの影響で、実際に落語を聞きに行ったことがあったことを想い出した。確か、有名落語家のCDがひそかにブームになっているという話題も何かで読んだ記憶がある。
 この映画にも同じように、観客の疲労してすさんだ心を優しくときほぐし、リラックスさせるような、いやし効果があるような気がした。見ていて、気分がよくなり、いつの間にか微笑を浮かべながらスクリーンを見ている自分に気づく、という安らいだ心持ちになるありがたい映画だった。
 一応、落語の名人という設定の伊東四郎の落語が、それほど大したものには思われなかったこと、後半で、観客を感心させるまでになった国分太一の落語も何かみょうに力が入りすぎているようで、それほど良い出来だとは思われなかったことが、ちょっともったいなくは思われた。
 主題歌は、ゆずの、『明日天気になぁれ』→試聴
    公式サイト
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二つ目の落語家、今昔亭三つ葉(国分太一)、人とコミュニケーションができない十河(香里奈)、あがり症の野球解説者、湯河原(松重豊)、関西弁のためにクラスメイトになじめない村林(森永悠希)。彼らが笑顔を手に入れるまでの物語になっている。
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八千草薫の江戸っ子っぽいたたずまいが、作品に奥行きを与えていたように見える。
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師匠、今昔亭小三文を演じる伊東四郎、落語は素人目にはいまいちに見えたが、立ち居振る舞いは、落語家らしくは見えた。
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国分太一と香里奈との、これから恋に発展するのかどうかは、はっきりしないが恋らしきエピソードもあった。
 全体に、東京の下町の、あまり裕福ではない人々への、スタッフの優しい視線が好ましい印象を与える作品だった。
角川エンタテインメント
しゃべれども しゃべれども 特別版 (初回限定生産2枚組)
サントラ, ゆず, 北川悠仁, 古今亭菊志ん, 安川午郎
「しゃべれども しゃべれども」オリジナルサウンドトラック
佐藤 多佳子
しゃべれどもしゃべれども
 
国分太一のしゃべれどもしゃべれども
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