シネマ~ニャ。

アクマでも個人的な評価なのであしからず…

ネタバレもチョロチョロあるので要注意でございます。


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これほど深い愛情に、これまで出会ったことがなかった。


いやそもそも、この世に存在することさえ知らなかった。


運命の数式。


命がけの純愛が生んだ犯罪。(データベースより)



容疑者



直木賞受賞作品。


そして何と言っても現在放送中のドラマ、『白夜行』 の作者、東野圭吾。

彼の作品は殆ど読んだことがなかったんですが、白夜行が面白いので買ってしまいました。



こんなに早いペースで読んだのは初めて!というぐらい早く読み終わってしまいました。 まぁ、”私のスピード”基準ですけど。 本はたいがい寝る前に読むので、毎晩数ページしか読めません(笑)。

でも、ここ最近は良い本(リリー・フランキーの東京タワーなど)に出会うことも多く早いペースで読んでいたんですが、その中でもこれは早かった! 眠いけど読みたいという衝動にかられました。



隣に住む親子の母親を愛した男、石神。 殺人を犯してしまった女を守るために石神が完全犯罪をもくろむという。

そして、そこに関わってくるのが、大学教授の湯川。 どうやら他の本でも登場してるそうで。 全然知らなかったんですが(汗)。 



まさか! まさか?! まさかー!!!!


という結末。


その警察に決定打をうたせない完璧なトリックにも驚きますが、やはりこの結末は凄い。

最後まで読んで、初めて”深い愛情”の本当の意味を知ることになります。



↓↓ネタバレ↓↓

『 まさか石神自身が本当に人を殺していたなんて思いませんでした。 そこまでしてたのかっていう。

そして更に女が昔の客だった男と会っているのを目撃して、脅迫ともとれるような文章を残していたんですが、それもこの最後のもしもの時のためだったなんて。 すべて、すべてもしもの時のために用意されていたシナリオだった。 石神は何があろうとも最初から彼女を裏切るつもりもなければ自分が身代わりになるつもりでいたということです。 


驚きと、その切なさに涙を流さずにはいられませんでした。




もっと東野圭吾の本が読みたくなりました。

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ある小学6年の夏、初めて”死”について知りたいと思った3人の男の子と、もうすぐ死ぬんじゃないかと噂されていた一人暮らしのおじいさんを見張り始める。 3人の少年と孤独な老人とのかけがえのない夏を描く。



夏の庭



和製スタンド・バイ・ミーのよう・・・と本屋の宣伝で書いてあったので、ただスタンド・バイ・ミーが懐かしく思えて思わず買ってしまいました。



最初は興味だけでおじいさんを見張り始めていたものの、おじいさんと会話を交わすようになってからは”死”のことなんて考えもせず、ただただ楽しい夏休みを送る少年達。

おじいさんも、初めは迷惑がっていてかもしれないけど、毎日見張りにきていたのに来なかった日があって、その日は道を歩くおじいさんは何かを探しているかのようにキョロキョロ。 

いつの間にかおじいさんも、見張られていることがどうのではなく、誰かに気にかけてもらえてることが嬉しかったんだと思いました。


ボロ小屋のようだった家が、いつのまにかキレイになり庭にはコスモスが植えられ、いつも1人だった部屋にはいつしか座布団が4枚用意されていたり。

淋しかったんだろうな、と思いました。

そもそもの動機は不純だったとしても、おじいさんにとっては孤独から救ってくれた唯一の存在だったんだと思います。


↓↓ネタバレ↓↓

『 サッカー合宿に行っていた3人が帰って来ておじいさんの家に行った時に目の当たりにした”死”。 もう、そんなことは誰ひとり望んでいなかったであろう、おじいさんの死がそこにありました。

何が悲しかったかって、部屋にはいつものように座布団が4枚用意してあり、果物も4人分用意されていたことでした。

誰が悪いわけでもないけれど、後悔せずにはいられなかったんじゃないでしょうか、たとえ小学生でも。 でも、おじいさんと過ごした夏のことは一生忘れられない思い出になったんです。

あぁいう風に行った時には既に遅かったのと、最後まで看取るのと、どっちが辛いだろう?(小学生の彼らにとって) そんなことを考えました。 』

↑↑ネタバレ↑↑


おじいさんにしたら急に孫が3人もできたようなものだし、子供達にしても老人との会話だなんてとお互いに戸惑いを感じながらも少しずつ距離が近づき、彼らの間に何らかの絆が芽生えてくるという。

物語の中で確実に成長していく子供達の姿や、孤独から救われたおじいさんの姿が微笑ましいです。

そして、その中にある物語のテーマである”死”について。


最後には涙がポロリとこぼれました。


なかなか読みやすいです。

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内容紹介


これほど真っ当で誠実でありながら、刺激的・魅力的で、脱力しながらも笑い感動できていいのだろうか? 天才作家リリー・フランキーが、その才能を遺憾なく発揮した初めての小説、遂に刊行!



ボロボロになった人へ



『東京タワー』 の前に読んでいたかったな~という気分。


決してつまらなかった訳ではないんですが、リリー・フランキーの生い立ちが面白すぎたもんで、小説は少し弱かったように感じました。


それでも、官能的な話もあったりで、そこはさすがリリー・フランキー!と思いました。 いくつかの短編の中でも ”おさびし島” はエロでしたけど、1番読んでて面白かったです。


他にも死刑囚と、その弁護をしている人との死刑執行までのやりとりを描いた作品など読み応えはありました。


ただ、最後の方はグズグズになっちゃったかな~といった感じで最後は流し読みになってしまいました。


やっぱりリリー氏には小説とかではなく、エッセイ的なものの方が好みです。

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本当はリリ-・フランキーの新作を読み出したところだったんですが、


会社の人に通りすがりに、 「これ読む?」 と手渡されたのが、これ。


生協の白石さん


「30分で読み終わるよ」 と言われ、流れで借りました(笑)。


実際は30分以上かかりましたが・・・。



元々ブログで始まったのは知っていましたが、ブログも1度も読んだことがありませんでした。


ブログで読んでた方が面白みがあったというコメントをチラホラ見かけました。

ちょっと分かる気もしたりして・・・ブログだと文字の大きさや色、行間など工夫をすると面白さはアップするので。 本だと、ただ単に文章化されるだけなので何となく足りないのかも。


で、感想はと言うと・・・


まぁ、面白いかな。


なかなか、あんなに親身になってくれる人もいないとは思いましたけど。 女性かと思ってたらメンズでした、白石さん。


じっくり読むより、流して読んだ方がいい・・・かも。

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リリー・フランキーは以前から好きでした。


あの 『ココリコミラクルタイプ』 でのエロスっぷりが好きで。


そのリリーさんの出した本が、ついに100万部突破したということで、この本も興味があったものの中々手に取らずにいたんですが、いよいよ読んでみました。


東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~


これは、”リリー・フランキー”が好きじゃないと面白くないのかも?しれません。


リリー・フランキーの幼少時代から、今にいたるまでの生い立ちなので。


私は、リリーファンなので存分に楽しめました。


楽しめたし、最後は涙が止まらなかったという。



いつまでも”自分達の家”が持てずにいたこと、早くからの両親の別居。


母を思うリリー少年の子供らしくない子供の姿がある中で、また子供を思うオカンの愛情の深さが伝わってきました。 


オカンと親戚のオバチャンらとリリーさんでハワイ旅行に行った話があるんですが、その話を 『美女と野獣』 という本の中で、”オカンがガンになった”という見出しで語られているのを読んでいました。

その中では、わりと面白おかしく書かれていたので今回の本の中身を読んで改めて、作家って大変なんだな~と思いました。


リリ-・フランキー=変わった人


というイメージを持っていたんですが、(もちろん変わった人だと今でも思いますが) もしかしたら、人一倍常識のある人間なのかも・・と感じた作品でした。


さきほど書いた、『美女と野獣』 は、かなーり笑えるのでオススメです。

そして今夜から、『ボロボロになった人へ』 を読み始めます。


リリー祭り。


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