CinemaNavi21~"オンリーワンの映画総合ブログ"への挑戦の記録

2010年11月の愛犬の急逝を機に「映画の神も細部に宿る」をモットーとして、誰も書かなかった視点などを紹介する"映画総合ブログ"を3年強にわたって運営-1,000本超の記事により様々なテーマをカバーする他では読めない内容のブログです!


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続けて取り上げる「YAHOO!知恵袋」の質問は、昨日、書き込まれた次の内容です。


「邦画の貴方のホラーの5位までのランキング教えて下さい。

TSUTAYAで、DVDを借りようと思ってるのですがオススメランキングを見て借りたいと思ってます。
スプラッター、悪魔系が大好物です。
ゾンビ系が、大嫌いなのでお願いします。
TSUTAYAに置いてある吹き替えが有るDVDと嬉しいです」


この質問に対する私の回答は、以下のとおりです。

                 ◇ ◇

私はレンタルで映画を観ることはほとんどないので、日本映画で「吹き替えが有るDVD」の意味が分かりませんが、エイリアン映画だけでなく、ホラー映画も好きな私が選んだJホラー・最恐5作品を挙げます。
いずれ自分の映画ブログで取り上げたいと思っていましたので。


1990年代末から2000年代前半に、人気と作品の質の面で頂点を極めたJホラーは、それまでの洋画を含めたスプラッターや虚仮威し色の強いホラー映画とは一線を画します


このため、スプラッター大好きのご希望にはマッチしない作品も含まれますが、心理的な怖さを一番重視する私の好みですので、ご容赦を!
Jホラーを支えたキーパーソンとなる監督・脚本家・原作者・シリーズ作別にクリエイター1人につき1作品ずつチョイスします。


①黒沢清監督「CURE」(1997年)
サイコ・サスペンス・ホラーの大傑作です。
洋画の「セブン」(1995年)と並ぶ後味の悪さとラスト・シーンの不気味さは、この2作を続けて観ると、精神に異常をきたすと感じた程です。
1990年代の日本映画のベスト10にも入る作品で、その後、低迷期に入った感がある萩原聖人さんが適役です。


②中田秀夫監督「リング」(1998年)
やはりこの作品を抜きにJホラーを語れない。
私はテレビから飛び出す貞子の怖さもさることながら、活字が躍る古い新聞記事や、紙袋を被って指を指す謎の男のイメージの不気味さを、ビジュアル面で高く評価します。
だから、今週公開の「貞子3D」で虚仮威し的なホラーに戻ってしまうことを危惧しています。


主演の松嶋菜々子さんと最初に死ぬ女子高生役の竹内結子さんの初共演作にして、唯一の共演作という意味でも貴重です。

このことは、私のブログで取り上げました。→「18歳の映画デビュー作で遺影となった恋愛映画のプリンセスの運命の作品」http://blog.goo.ne.jp/dramaticnavi21/e/d7ec5ce319cf9a397fa516ba705dfcc4


③清水崇監督「輪廻」(2005年)
最後に取り上げる「富江」シリーズの第3作を監督したこともある清水監督の代表作と言えば、自らハリウッドでリメイクし、本人監督初の1億ドル大ヒット作となった「呪怨」(2002年)の第1作を取り上げるのが普通でしょうが、あえてこの作品をベストとして挙げたい。
理由は、清水監督が最新作「ラビット・ホラー3D」(2011年)まで拘り続けるヘルハウス(呪いの館)という舞台に、憎悪の増殖・転移というテーマを籠めたフォーマットを踏襲しつつ、記憶の変質やスプラッター的な要素を盛り込んだ総合的な怖さの完成度で群を抜いているからです。


今年、大復活した優香さんがホラー・ヒロインを演じたことでも忘れ難い作品です。
なお、「ラビット・ホラー」の完全ネタバレ解説は、私のブログのロングランの人気記事の1つです。→
http://ameblo.jp/cinemanavi21/entry-11027936289.html


④高橋洋脚本「発狂する唇」(2000年)
監督は、佐々木浩久さんですが、上記の3人と共にJホラーの立役者にして、ホラーの仕掛けを知り尽くした高橋洋さんでないと不可能なエロスとタナトスが分かち難く結びついた異色のホラー映画です。
観る人によってはエログロ・ホラーと評する人もいますが、ホラー美学のキモである寂しげな美女・美少女のエロスを極限まで追求したスプラッターとして私は高く評価しています。


この作品で三輪ひとみさんというホラー・クィーンが誕生したことも特筆すべきです。
ゾンビ映画的な要素は、気にならないと思います。


⑤伊藤潤二原作「富江」(1999年)
美少女スプラッター・ホラー
として伊藤潤二さんの漫画を原作とする「富江」シリーズを外すことはできない。
それは昨年公開の「富江 アンリミテッド」まで8作も作られていることが証明していると思います。
この第1作の菅野美穂さんを筆頭に、富江とヒロインにそれぞれ扮した若手女優を並べれば、日本映画の美少女俳優のリストが出来上がります。
なお、伊藤潤二さん原作の「うずまき」(2000年)に映画初主演した初音映莉子さんは、私にとってベスト・ホラー・クィーンです。

                ◇ ◇

個人的な好みを打ち出した内容なので、なかなか本ブログで記事化できなかったが、「YAHOO!知恵袋」の質問にストレートに答える形で、ほぼ本音を語ることができたので、スッキリしています。



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