津幡修一さんは映画の完成前に90歳で亡くなりましたが、1925年生まれですので終戦の時は20歳です。戦争中は海軍に勤め終戦後に大学に進学して建築を学びました。

館主の父親とほぼ同世代なので映画を鑑賞してて、なにげに父の生前の姿を重ねてしまいました。

戦争を知る世代がどんどん減っています。今月初旬に知覧に行きましたが、空襲などを経験した語り部は皆無に近い状況です。同じことは沖縄のひめゆりでも起きています。

語り部が存在しなくなっても映像は残ります。ネタバレですが修一さんが英子さんと台湾を訪問したシーンはどなたもきっと心に残りますよ。28日までですぜひ鑑賞して下さい。

浜松出身の映画プロデューサー越川道夫さんが監督した「海辺の生と死」のポスター・チラシが届きました。島尾ミホさんの自伝的小説の映画化ですが、この作品も昭和20年の奄美大島を舞台にしています。チラシをアップしますので目を通して下さい。

 

 

 

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「母 小林多喜二の母の物語」本日は10時から舞台挨拶を行いました。小林多喜二が特高に虐殺されたのが昭和8年。86歳になられる山田監督は昭和7年生まれですので、多喜二と1年間は同じ時代を過ごした訳です。

多喜二の母”せき”貧しい秋田の貧村に生まれ教育を受けることが出来なかったため”読み書き”は出来ませんが子どもを見つめる優しい母の視線を常に持っていました。

多喜二は親戚の力添えで学校を卒業、銀行員の職を得ますが小説を書いて馘首され警察に追われる人生を送ります。

明治・大正・昭和初期の風景を山田監督は丁寧に描きました。寺島しのぶさんの演技にも圧倒されますよ。

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毎月1回書かせて貰っています。今回は15日から上映します「人生フルーツ」を紹介しました。

高度成長時代に住宅公団のエースだった主人公が”これで良いのか?”と疑問を持ち、あえて公団住宅の傍に土地を買い家を建て野菜と果実を奥さんと作り続けています。

人生の指針を見ることが出来る奇跡のドキュメンタリーですよ。

昨晩ですが配給会社から河瀬直美監督最新作「光」がカンヌ国際映画祭コンペに選ばれたとメールが届きました。素晴らしいことですね。「光」は5月27日(土)から上映です。

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「鹿児島小旅行などなど」

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4月9日から11日まで富士山静岡空港から初フライトで鹿児島への旅をしました。鹿児島へ行くのは10代後半以来ですので46年ぶりなので、浦島太郎状態でしたが市電が今も元気よく走っている姿に感動です。旅の目的は特攻基地が有った知覧!平和記念館の見学は涙・涙でした。

市内、天文館で座席数39のミニシアター”ガーデンズ・シネマ”が頑張っているので表敬訪問。黒岩支配人紹介のお店の黒豚は絶品でした。

 

4月29日(土)11:30分~の上映後に片渕監督舞台挨拶・サイン会決まりました。先着プレゼントのポストカード届いています。パンフレットもたくさん注文しますよ。素敵なGW初日にしましょうよ。

 

新年度始まります。

テーマ:

シネマイーラは3月が決算ですので、今日から会計上は第10期目の新年度始まります。オープンからを振り返りますと”山あり谷あり”の連続でしたが、継続は力なりを座右の銘としています。

オープン当時の年間公開数が520本でしたが、現在は1000本を超えた異常事態となり中身が見えて来ない作品の多さにも辟易して居るのですが、いわゆる”選球眼”が問われる状態だと強く認識しています。

今月は「未来を花束にして」「人生フルーツ」「母 小林多喜二の母の物語」が目玉作品です。

中日新聞社様のご厚意で浜松市の政令市10周年紙面に広告を出させてもらいましたのでアップします。

この広告を制作したシネマイーラのスタッフ”ゆり”が本日発行の浜松百選”解体新書”に取りあげられました。

 

エドワード・ヤン監督が1991年に発表した傑作「牯嶺街少年殺人事件」のデジタルリマスター版の公開が始まりました。236分途中休憩無しの長尺ですので上映するか?しないか?迷っていましたが、上映をしなかったら悔いが残る気になり上映を決めました。

7月22日(土)~28日(金)まで1週間・午後1時30分~5時30分のスケジュールです。特別興行ですので当日料金はどなた様も一律2.200円。(招待・株主・シニア・会員スタンプなどの各種割引は不可です)ポストカード3枚付きのお得な前売り券1.800円の販売を本日開始しました。

鑑賞の際には水分を控えて体調万全でお願いします。

 

大ヒット!スタートです。

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イギリスの名匠・ケン・ローチ監督が前作の「天使の分け前」を最後に引退宣言をしましたが、撤回して80歳を超えて「わたしは、ダニエル「・ブレイク」を監督しました。

「麦の穂を揺らす風」以来、2度目のカンヌ国際映画祭”パルムドール”「最高賞}を受賞しました。18日(土)から東京など大都市で公開が始まり配給会社から初日、二日目の数字が届きましたが、この手の地味な作品としては”大ヒット!”のスタートを切りました。

民主主義の国イギリスでも格差や制度に翻弄される59歳の主人公”ダニエル”の暖かい生き方は今を語り掛け、見るものに訴えます。4月29日(土)から上映しますが、必見だと館主は思いますよ。