2005-09-19 18:37:03

シンデレラマン

テーマ:映画・・・サ行


 つれづれなるままに50本目。シンデレラマン。


 本日観に行って来ましたシンデレラマン。監督がロン・ハワードだから不安だったんですが、ともかくビューティフル・マインドよりは良かった。今年度アカデミー最有力とか言われてますが、そこまでの事は無いです。ビューティフル・マインドに作品賞獲らせる位なら、この作品にあげたいですけどね。実話ベースで、それにあんまり仕掛けを施さず、結構忠実に正攻法で作ったんじゃないかという感じがしました。結果的にはそれが良い方向に作用してますね。


 ラッセル・クロウも良い演技してました。「グラディエーター」の時に主演男優賞とってますが、この人の演技力が最大限発揮されてるのは「インサイダー」でしたね。これは役作りも含めて完璧な演技でした。そういう意味では今回の演技は並って事になっちゃいますが。ともかく力のある役者です。奥さん役のレニー・ゼルウィガーも良かった。演技的にはこの人の方が頑張ってました。


 苦しい時代を家族への愛を生き甲斐して生き抜いた実在のボクサーの話で、脚本があったら「都合のいい展開だな~」と言いたくもなるとこなんですが、実話なんだから言葉もありません。いやースゴイ。奥さんもスゴイけど。ボクシングの試合もしっかり作りこまれてます。前評判通りの佳作でした。144分という長尺にも関わらず、退屈するとこは無かったです。1800円払う価値は十分あると思います。


 ただ、スカッとした感動を求めてる人は多少肩透かしくらうかもしれません。個人的には、これはハリウッドが齎した功罪だと思います。これに慣れるとまっとうなドラマがなにか物足りなく感じられなくなる。そういう意味で、本作はどちらかというとしっかり作り込まれたドラマで、じわじわ後から効いてくる話です。


 関係ないですが、上映前の予告編でスピルバーグの最新作「さゆり(原題は多分Memoris of a Geisha)」が流れてましたが、これ全編英語でやるみたいです。渡辺謙や桃井かおりなど日本人が出てるにも関わらずですよ。以前「ショコラ」について言語設定の事書きましたが、ここまで来るとこれはある種日本の観客に対する挑戦ですね。だって、芸者の話で、舞台は江戸で、俳優に日本人もいるのに(主役はチャン・チィーですが・・・何故か目が青い・・・これもかなり???)、言語は英語。ってどう考えてもオカシイよ。フランス語のとこを英語にするとかなら、言語的にも近いし、日本人の観客としてはあまり違和感感じないかもしれないけど、日本語と英語って全く違う言語ですよ。言語はただのコミュニケーションの道具じゃなくて、文化の根本です。スピルバーグにはそんな事も分からないのか!ともかく、この作品が日本で受け入れられるかどうか見ものです。そういえば、僕はラスト・サムライ観てない(多分生理的にダメそうな予感がしたので)んですが、もしかしてこれも全編英語なんですか?だとしたら、受け入れられた日本の観客はかなり特殊な感性をもってるとしかいいようがないです。


 

AD
いいね!(0)  |  リブログ(0)

AD

Amebaおすすめキーワード

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

ランキング

  • 総合
  • 新登場
  • 急上昇
  • トレンド

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。