◆カスピアン王子、ピーターにライバル心メラメラ!? 「ナルニア国物語/第2章」来日記者会見 | 映画情報なら「シネトレ」…最新映画&DVD情報 + 試写会・映画グッズプレゼント

◆カスピアン王子、ピーターにライバル心メラメラ!? 「ナルニア国物語/第2章」来日記者会見

ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛


5月16日(金)に公開された全米では、オープニング3日間の興行成績が5,657万ドルに達する大ヒットとなっている『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』の来日会見が行われ、主演のベン・バーンズ、ウィリアム・モースリー、ジョージー・ヘンリー、アンドリュー・アダムソン監督、製作のマーク・ジョンソンが出席しました。


世界規模でのオーディションを通じて、カスピアン王子役に抜擢されたベン・バーンズは、「いきなり大役を与えられ、準備も不十分なまま大きな責任を背負わされたりする点は似ているかも(笑)」と、カスピアン王子と自分の境遇を重ねつつ、「8歳のときに初めて原作を読んだ印象を、体現できればと思いました。カスピアン王子はハリウッドの“典型的”な王子さまとは違い、境遇への不満や、責任を背負わされることに不安を持っている。それを僕の演技を通じて表現したかったんです」と思い入れもタップリの様子。


前作に引き続き、ペベンシー兄弟の長男・ピーター役として出演のウィリアム・モーズリーは、アクションシーンが多い本作のためにボクシングトレーニングなどで体力づくりに励んだそうで、「10テイク目でも、1テイク目と同じように動けるようにしたかったんだ」とプロ意識の高さをみせつけながらも、劇中でライバル関係にあるカスピアン王子役、ベン・バーンズとのエピソードとしては「くしゃみをしたはずみで、ペットボトルに入った水をベンにかけてしまったんだ。それから彼が僕にライバル心を燃やすようになったんだよね(笑)」とジョークを交えてのトークを展開するなど上機嫌。


ベン・バーンズらとともに、次回作「朝びらき丸 東の海へ」にも出演することが決まっているジョージー・ヘンリーは、「家族のような絆が生まれた仲間、特に本当の兄のように甘えさせてくれたウィリアムと別れるのは悲しいけれど、3作目は新たな挑戦になると思うわ。7歳でオーディションを受け、8歳でこんな大きな作品に出演できて、人生の地平線が大きく広がりました。これも思い切ってオーディションを受けたからで、私にとっては人生の教訓になったわ」と12歳とは思えないしっかり屋さんな発言で、居並んだ出席者たちの笑顔を引き出していました。



『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』

2008年5月21日より、丸の内ピカデリー1ほかにて全国公開
監督:アンドリュー・アダムソン
出演:ベン・バーンズ、ジョージー・ヘンリー、スキャンダー・ケインズ、ウィリアム・モーズリー、アナ・ポップルウェル
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ モーション ピクチャーズ
オフィシャルサイト:http://www.disney.co.jp/narnia/