映画の記憶・・・と記録

中1の冬休み、観に行った映画の作品名を記録し始めたのが1974年12月31日の事。観た映画のパンフレットも随分溜まりました。過去の作品を振り返りながら、現在進行形で観た映画の感想も認めたいと思います。

映画を観る&記録するにあたり、以下のルールを課しています。

・映画を観たとは映画館で観たものを指す

・観た映画のパンフレットを必ず購入する


評価基準は以下の通りです(日経金曜夕刊の映画評を参考にしています)

★★★★★ 何度も観たくなる名作

★★★★ 見逃せない作品

★★★ 見応えあり

★★ それなりに楽しめる(≒満足はしなかった)

★ 損した


昔観た作品は、DVDやBSのノーカット放映で観返した時点での感想を加えて順次登録しています。

あらすじなど論外、基本ネタバレも自制しています。

NEW !
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№6

日付:2017/3/16

タイトル:バンコクナイツ

監督・共同脚本:富田克也

劇場名:テアトル新宿

パンフレット:あり(\800)

評価:★★★

 

今から20年も前の1990年代の終盤、上司に連れられて様々なIT企業の接待ツアーに同行する時期がありました。とある企業からフィリピンのセブ島に招待された時の事。夕食を終えてホテルに戻るバスに乗り込むと、ホスト企業のツアコン役から、この後ひな壇にお嬢様方が並んでいるお店に行きますので、希望者はロビーに集合してくださいとの連絡が。あいにくお腹を下して(東南アジアに旅行すると必ずそうなる)それどころじゃない私は、上司からの誘いの電話も断って部屋でうなされていました。好みの女性を選んだらホテルに連れて帰って朝まで一緒にいたんだそうです(もちろん費用はホスト企業持ち)。こんな新婚旅行客に人気のリゾート地にもそういうお店がある事に驚いた。

私の周りにもタイやフィリピンに毎年のように旅行する上司や部下や友人はいて、彼らは一様にその旅行がいかに有意義なものかを雄弁に語る。

この作品で描かれる日本人の片棒を担ぐようなマネをしなくて良かったと、20年後に実感することとなった。

 

やたらと高評価が目立つ、富田克也監督率いる「空族」の最新作。182分の長編は飽きる事ない一方、これははたして"映画力"のなせるワザなのかという疑問が鑑賞している間中残り続けた。フィクションとノンフィクションの狭間の群像劇(人間関係をリアルタイムで把握するのが非常に難しかった)。ラックとオザワの旅路が描き出すこの国の様々な側面はリアルでありながら、現実を掘り起こす以上の何かを私は見いだせずに終わった。

上映開始前に流れる「空族」の紹介フィルムにある種の苦手意識を持ってしまったのもマイナスに働いた。

 

 

 

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日付:1999/3/15

タイトル:温水夫妻

作・演出:三谷幸喜

劇場名:PARCO劇場

パンフレット:あり(価格不明)

評価:-

 

唐沢寿明、角野卓造、戸田恵子、梶原善という三谷作品の申し子的演者達が、出演者4人というこれまた黄金比(?)的人数構成で上演されたにもかかわらず、面白かったという記憶が残っていない。本作はDVD化もされていないので、確かめようもない。

上越線、越後湯沢駅から一つ新潟寄りの雛美駅。その待合所でたまたま遭遇した温泉帰りの夫婦と有名作家。作家は妻の元カレで、有名作家との出会いに浮かれる夫は元小説家志望・・・というお話らしい(ろくに覚えていない)。パンフでは「恋人・配偶者の元カレが誰ならば一番イヤですか?」と出演者に質問していた。

 

登場人物:

太宰治(小説家) 唐沢寿明

温水浩一郎(会社員) 角野卓造

温水光子(その妻) 戸田恵子

打雷修(村人) 梶原善

 

 

 

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日付:1997/10/9
タイトル:紙のドレスを燃やす夜 ―香港大夜総会―
脚本:一色伸幸、演出:岸谷五朗、寺脇康文
劇場名:シアターコクーン
パンフレット:あり(価格不明)
評価:-
 
「地球ゴージャス プロデュース公演」Vol.2。同年5月に封切られた「香港大夜総会 タッチ&マギー」のサイドストーリーとして舞台化された作品で、映画同様に一色伸幸氏が脚本を書いている。てっきり香取慎吾君も出演していたと思っていたら、私の記憶違いだった。共演は小泉今日子、これが舞台初体験となる袴田吉彦、渡辺哲(パンフの稽古写真に写るキョンキョンと袴田君が若い!)。
 
中国返還が迫る香港を舞台にした作品だったようで、映画の映像が舞台でも用いられていた。そっちを観ていないのでもう一つ乗り切れなかった覚えがあります。バタバタと歌と踊りが盛り込まれたそのエンタテインメント性も期待した方向性とは大きく異なり、満足度は低かった。
 
「キリン午後の紅茶スペシャル」と冠が付いていて、Vol.1の芝居小屋的雰囲気とは異なり一気にメジャーへと躍り出た感のあったこの2作目。本作以降の地球ゴージャスは、立派な劇場でのいろんな要素を盛り込んだエンタテインメント・ショーへと舵を切っていくのでありました。
 
 
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日付:1997/7/8

タイトル:君となら〜Nobody Else But You '97

作:三谷幸喜、演出:山田和也

劇場名:PARCO劇場

パンフレット:あり(価格不明)

評価:-

 

95年が初上演で、2014年にも再々演されているので三谷作品の中でもリピート率が高い。この頃の作品は演出を他人に任せている事が多く、山田和也氏は東京サンシャインボーイズ時代からの付き合いで、この作品がメジャー演出家としてのデビュー作だとの事。

 

私にとっての"初"三谷作品でもあって、最初の作品がこちらで本当に良かったと思わせる面白さだった。とある一家の日常を揺るがす一人の訪問者。勘違いが勘違いを呼ぶ絶妙な展開と家族の悲喜こもごもが観客の爆笑と共感を呼びながら、最後にどこかしんみりとさせてもくれるハートウォーミングなコメディとして、三谷作品の中でも最高評価の部類に位置付けたい。

キャストを大幅に変えて上演された2014年版は出来がもう一つで、あらためて角野卓造、佐藤慶の両氏の素晴らしさと、コメディをやる上での演者の重要性を認識することとなった。

 

後日WOWOWで放送されたのだけれど、この収録日の公演はラスト近くのバスケのシーンで予定に反してシュートが決まってしまうというアクシデントが発生したと三谷さんが語っていた。

 

2017年3月4日

WOWOWで放送(1998/1/2)した7月16日(番組表では15日となっていた)公演分を鑑賞。昔の4:3のサイズだしアナログ放送のS-VHS画質なのだけれど、やっぱり面白かった。ケニー役の佐藤慶さんがうっかり決めてしまったフリースローに対する角野卓造さんの神対応!こんなこともあるだろうと準備していたとしか思えませんでした。

 

 

 

 

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№5

日付:2017/2/24

タイトル:ラ・ラ・ランド |LA LA LAND

監督・脚本:Damien Chazelle

劇場名:109シネマズ湘南 シアター2

パンフレット:あり(\720)

評価:★★★★☆

 

アカデミー賞は賞レースよりも式典そのもののエンタテインメント性が好きですが、今年は新大統領とのさや当てもあり、この問題を司会のジミー・キンメルはじめ映画業界側がどう料理してくるのか、例年以上に楽しみでもあります。

やっぱりノミネート作品を観ているのといないのでは楽しめる度合いも変わってくると、授賞式の前に唯一公開された大本命のこちらの作品を公開初日に鑑賞。

 

もうね、渋滞する高速道路上で始まるそのオープニング・シークエンスとタイトルクレジットで拍手したくなった。映画でミュージカルをやる醍醐味とはこういう事なのだ。「シカゴ」みたいに舞台装置で踊るばかりなら、生の舞台を観に行った方がマシというもの。

 

ミュージカル映画のタイプとしては、ウディ・アレン監督の「世界中がアイ・ラヴ・ユー」を連想した。ライアン・ゴズリングのやや鼻にかかった声質はエルヴィス・コステロのように甘い。普通に可愛い現代っ子風なエマ・ストーンの頑張り屋さんぶりも素敵。

そして小道具、色彩、コンビネーションとワクワクする歌と踊りに魅了される128分。デイミアン・チャゼル監督のセンスと才気に恐れ入る。「セッション」観逃がしたのを後悔した。

 

二人の"夢追い人"の出会いと夢とロマンスが、ミュージカル映画らしい起承転結のテンポで季節と共に駆け巡る。そして二人が選んだ人生にもう一つの選択肢が懐かしい調べとオーバーラップするラストにグッときた。古き懐かしき映画への賛辞とオマージュに溢れた、まさに温故知新の粋な現代風ミュージカル。

 

エンドロールに流れるエマのハミング・バージョンの主題歌も素敵です。

上映終了直後、小さな拍手が聞こえた気がした。

 

月曜日はノミネートされた13部門の行方を楽しみに、応援モードで授賞式の模様を拝見したいと思います。

 

 

 

 

 

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