モティーフに存在する本質的な要素を素直に・謙虚に感じ取ってみる・・・。
形・サイズ・配色のイメージが量感となり、ものを作る気持ちに鮮度の高いポジティブな
エネルギーが注がれてゆく・・・。
手が自然と動き出し、目の前に広がる無限の可能性の中に、視覚的情報が次々と描き込まれてゆく・・。
ルーマニアの彫刻家、Constantine Brancusiは、そんな姿勢を長年貫いてゆく中で
次第に生涯追求し続けることになる大きなテーマを、自らの手でつかみ取っていった
アーティストの一人です。
対象物を 『 どうとらえ 』、それと 『 どう向き合い 』、そして 『 どう力強く自己と格闘してきたか 』・・・
素直に、謙虚に、感謝の気持ちを持って、長年対象物と向き合う中で形となった作品たちは
人の心を引き付ける大きな力となり、没後数十年経過した今でも人々に愛され続けています。
最初は偶然拾った石ころのように見えて、実は大きな存在の断片を手にしている・・・。
そんな何気ない気付きの中に、ものを生み出す歓びへと発展してゆく、将来の大きな可能性が
存在しているのかもしれません。
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