菅新首相は5日、内閣・民主党役員人事の調整を本格化させた。

 「民主党らしさ」をキーワードに清新な面々を選ぼうとしているが、党内では、人事につきものの嫉妬(しっと)や怨嗟(えんさ)の声が早くも渦巻いている。「党内力学」にも配慮しなければならず、新首相の悩みは大きい。

 菅新首相は5日深夜、首相官邸で記者団に内閣・党役員人事の構想の一端を明らかにした。

 枝野行政刷新相を党幹事長、仙谷国家戦略相を官房長官、民主党代表選で争った樽床伸二衆院環境委員長を国会対策委員長に――。菅氏は「これから、我が党はたくさんの人材がいるから、3人に相談しながら人選を絞っていきたい」と語り、人事の詰めを3氏とともに行う考えを強調した。

 菅氏は7日に民主党役員人事、8日に組閣を行う。5日の日中は党本部で、枝野、仙谷両氏と断続的に人事構想について協議した。菅、枝野、仙谷3氏は、いずれも1996年の旧民主党結党時からの「オリジナル民主党」の一員だ。3氏で事実上の「組閣本部」をつくった形だ。

 ただ、党内には不満が募っていた。枝野、仙谷両氏は前原国土交通相を支持するグループに所属しているため、菅氏のグループからは「これでは『凌雲会(前原グループの正式名称)内閣』じゃないか」との声が上がっていた。別のグループでも「枝野、仙谷両氏は何の権限があって菅氏と一緒にいるのか」との指摘が出ていた。

 首相が樽床氏も含めた人事を明らかにしたのは、党内のこうした批判をかわす狙いがあったと見られる。

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