世田谷の丘の上、白く美しいモダニズム建築の聖堂がある「東京聖三一教会」。
内部もまさに「昭和のモダニズム」といった造りです。
伊豆山の斜面にペタッとくっつくように立っているこちら。
1960(昭和35)年3月21日、
同じくカトリック三島教会の姉妹教会として独立し、献堂されました。
信徒さんのお話によると、初代の主任司祭ベルト・プレス神父による設計だそうです。
その内部のなんとも味わい深いものといったら…
木造の平屋。
カトリック教会でよく見かけるステンドグラスはありません。
窓はサッシではなく、パテで埋めているそうです。
でも当時の吹き板ガラスがはめられていて、レトロで柔らかい温かさがあります。
そして、窓の奥には相模湾も見えて…。
窓ガラスに温かさを感じ、海を見つけて清々しい気分になる。
ステンドグラスの美しさとは異なる心に訴えかける「借景」のように感じました。
この後のお話は…こちらで。
date: NOV 15, 2020
熱海駅から山側へしばらく。
山際にへばりつくように立つこちら。
たどり着くまでにちょっと大変ですが、
なんとも味わい深い、建てられてから60年の歴史をもつ聖堂がありました。
聖堂内のなんと穏やかな佇まいだこと!
とても晴れやかな気持ちになる教会です。
続きはこちらで書いてます。